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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14311
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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「高次機能障害」という傷病名は,存在又は確立されているのでしょうか。身障者認定申請がうまくいかないのでお尋ねします。

解決済みの質問:

「高次機能障害」という傷病名は,存在又は確立されているのでしょうか。身障者認定申請がうまくいかないので お尋ねします。
高次脳機能障害については,器質的障害以外の,(交通事故等による)脳機能の重篤なダメージとして知られるようになったと理解していますが,申請用診断書には,視力障害・視野障害(片眼失明・片眼手動弁)の障害に対する傷病名として「高次機能障害」との記載があり,これを行政に提出したところ,「高次機能障害」の診断基準,「高次機能障害」による視覚等障害であると判断した理由と医学的・客観的データを示してもらいたいといわれました。
そもそも,「高次機能障害」との傷病名に疑問があるのですが。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

「高次脳機能障害」については診断基準は定まっていません。
また、身体障害を伴わない単独の高次脳機能障害は身体障害者ではなく、(程度と症状によりますが)精神障害者の認定対象となります。

身体障害として認められるのは、肢体不自由、視覚、聴覚、平衡機能、音声・言語・咀嚼機能、内部機能(心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう又は直腸、小腸、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫、肝臓)ですが、これらのうち、高次脳機能と因果関係があると認められることがある障害は音声・言語・咀嚼機能だけですから(これも地域差や審査官ごとの解釈の差がありますが)、「高次脳機能障害の結果として視覚障害が生じた」という流れで診断書を書くと、ご記載のような「お尋ね」が返ってくることになります。

視覚障害で身体障害者認定を申請し、高次脳機能については、必要ならば精神障害者の認定を申請されるべきでしょう。
高次脳機能障害の診断基準は定まっていないと書きましたが、視覚障害をその帰結とするような基準は寡聞にして存じません。

以上、ご参考になれば幸いです。

【参考サイト】
http://www.rehab.go.jp/ri/brain/qanda.html
http://www.pref.aichi.jp/0000007101.html
http://koujisapo.com/administration/physicaldisability.html
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/tosho/hakkou/pamphlet/kojinohandbook/files/6-1%28p67-72%29.pdf
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質問者: 返答済み 5 年 前.
 高次脳機能障害が,視覚障害の原因疾患??と認識されていないことはよく理解できました。まして,眼科医が現に診断されている視覚障害の原因が判明しないために,苦し紛れに「高次機能障害」などという意味不明の傷病名を創作したことが問題の発端であるとしかいいようがありません。
 福祉関係では,無理に傷病名を記載せずとも,障害認定も可能なようですので,その方向を追求してみようと思います。
 超有名国立大学病院の眼科医ですが,それにしても,いい加減な態度であることを再認識しました。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

私見では高次脳機能障害は確かに存在する病態ではありますが、眼科医が、そのような経緯で診断書に書き込むべき傷病名ではありません。

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