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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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75才になる母ですが、以前から心配性ではありまして、マイナス志向でものを捕らえるところがあり、それでも唄やフルートな

解決済みの質問:

75才になる母ですが、以前から心配性ではありまして、マイナス志向でものを捕らえるところがあり、それでも唄やフルートなど、他にも多趣味で、活動的に行 動しておりましたが。2年ほど前より疲れた疲れたと、出不精になり、
次第に私はガンだといい始め、検査もしましたが、異常はなく。今年に入ってからはめまいがして、ふらふらすると、近くの病院に行って、見てもらい、薬をいただきましたが治らず、また他の病院へ行って、同じ診断をされ、でも母はどうしても脳に何かあると言い。納得させるためにもMRIをとりましたが、こちらも異常が無く。今日に至ります。
気力も無い様で、周りの私たちもどうしたものかと?処方されたパキシルとリーゼというお薬で、常にふわふわしている状態らしく、気がつくと寝ています。この様な状態でよいのでしょうか?出来ればお薬に頼りたくは無いのですが、新しい病院に連れて行きたいのですが、結果同じなのでしょうか?今何をすればよいのでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

お母様が呈されているのは、典型的な心気症(しんきしょう)である可能性があります。

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における心気症の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【診断基準】
1. 頭痛や胃痛といった、ささいな心身の不調を誤って 解釈し、「重い病気にかかるのではないか」または「重い病気にかかっている」と思いこんでいる。 検査などで医学的に違うことが明らかになっても、考えを変えられない。
2. 1の確信は妄想のような頑固さはない。また、醜形恐怖のように、 外見についての心配とは限らない。
3. 1のように確信しているために強い苦痛を感じていたり、社会的、職業的、 そのほか重要な場面で支障がある。
4. この状態が6ヶ月以上、続いている。

いわゆるドクターショッピングのもとになる疾患の一つであり、多くの診療科の医師がこの病気を知っています。

この疾患の治療については標準的なやり方は定まっていませんが、例えば私ならば森田療法的アプローチをとることにしています。すなわち、
①基本姿勢は「不安があっても普通の生活」。つまり、身体の病気に関する不安があっても、学生ならば学校に休まず通って勉強し、会社員なら会社に行って仕事をする。家に引きこもっていると自分の身体に意識が向きやすくなるからです。
②精神科主治医の許可なく病院受診はしない(マッサージ等も含みます)。しかしそれで仮に身体疾患が見落とされた場合でも患者様ご自身の自己責任。他科受診は、身体疾患を有しているかもしれない、という不安を増強する結果になります。
③①や②が守れない場合は治療終結もありうる。
というのが治療方針ということになります。

また、ご高齢の方の場合、うつ病に罹ると、心気妄想といって、心気症と同様の症状を伴うことが少なくありませんから、意欲低下等と考え合わせると、うつ病の可能性も否定はできません。

ご高齢ということもあって副作用も出やすいですから、心療内科医/精神科医を受診されて、必要最低限の薬物療法と、必要と判断されればカウンセリング等を受けていただくことをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介はしておりません。ご了承ください)。

以上、ご参考になれば幸いです。
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