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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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中3の息子が以前、朝起きれなくなって学校をさぼり気味になってしまったことがありました。 思春期外来の先生に診てもら

質問者の質問

中3の息子が以前、朝起きれなくなって学校をさぼり気味になってしまったことがありました。
思春期外来の先生に診てもら他ところ「PCやテレビゲームが要因の一つ。」と診断され 、「ゲームは週に1回くらいが良いでしょう。」とのアドバイスをいただきました。
それに従い、家庭内でのゲーム時間はコントロールできていたのですが、先日そうではない事が解りました。
家内の財布からお金を抜き、ポータブルゲーム機を購入し友達の家で毎日2~3時間ゲームをしていました。

さらに、家にいるときにトイレに1~2時間もこもることが多く、お風呂にも2時間くらい入っていることが多く、変に思っていたのですが、どうやらトイレやお風呂にゲーム機を持ち込んでやっているようなのです。
家族が寝静まった時間にわざわざ起き出してゲームをやっていると思われる事もしばしばです。

ゲーム機を購入するために絶対にばれてしまうような方法で親の財布からお金を抜き、ゲーム機が壊れる可能性も解っていながら、家族に隠れてゲームをやるためにお風呂にゲーム機を持ち込んでしまう「冷静さを欠いた行動」が非常に気になります。

もう一度思春期外来の先生に診ていただこうかと思うのですが、先生の前では「良い子」になってしまい、先生の指示を受け流してしまいます。
また、家庭内でルールを徹底させようとして「親の財布から~」という事態を引き起こしたので、あまり強制的に何かをやっても、新たな(もっと悪い)抜け道を隠れて探しそうで恐ろしくなっています。

どこから突破口を見つければよいのでしょうか?
アドバイスをいただければ幸いです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。
大学病院在籍時 は児童・思春期症例を診察するグループで臨床と研究に従事していました。

ご記載を拝読すると、ご子息の行動は依存症の可能性を高く感じさせるものです。

一方で、ご記載内容がゲームに偏り過ぎているようにも思われます。
通常、不登校とは多要因性で、たったひとつの原因で学校をさぼりがちになることはむしろ稀です。

ゲーム依存は不登校の原因ではなく結果である可能性もあります。

少し補足情報を下さい。

①なぜ、不登校の原因としてゲーム着目されたのでしょうか? ご子息の性格、成績、友人関係、親子関係、学校での生活態度、いじめの有無、といった点についておしえていただけないでしょうか。

②通われている医療機関には入院施設はありますか? また、相談者様として、ご子息の主診断がゲーム依存症だった場合、入院を治療のための選択肢として考えられていますか?

③ご子息ご自身はゲームについて何と述べられているのでしょう?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

①不登校というよりも単純に[ゲームで夜更かし]→[朝起きれない]→[遅れていくとかっこ悪い]→[行かない]というロジックです。

 

・性格は[神経質で細かいことでも気になる] [自分に優しく他人に厳しく]

・成績は[頭は良いが努力は嫌い] が災いしてクラス内で中の中

・友人関係は[友達はいなくても気にならない] ようですが、[気に入った友人とは毎日べったり]です。

・親子関係は…客観的判断ができませんが、特に険悪ではないと思います…。

・学校では…常に気に入った友人と一瞬も休むことなく喋っているそうです。

クラスで何かを決める時などは、問題点の指摘は得意で建設的な意見を出すことはめったにないと担任の先生から言われています。

1年の時には水泳部に在籍していましたが、2年になった時に新入生達に負けて嫌気がさし、幽霊部員と化し、そのまま退部しました。

同時に幼稚園の時から通っていたスイミングスクールもやめています。

・いじめは…特にその様子はありません。

 

②入院施設はあります。

・選択肢として入院も考えていますが、受験との兼ね合いを考慮すると悩みどころです。

 

③本人の談では「唯一の趣味」だそうです。

たしかにゲームをしていないときは、「ゲームができない暇つぶしに」マンガをを読んでいる以外の姿を見ません。

 

以上です。

よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

主診断は「ゲーム依存症」と考えてよいようです。
とはいえ、そのような名前の病気はまだ正式には存在が認められていませんが、現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)の次回の改訂において、インターネット依存症とゲーム依存症は正式な病名として採用されることが確実視されています。
実際、世界的には死者が出ているような「病気」でもありますので、今後は他の依存症と同じ水準での治療が勧められていくでしょう。

ご参考までに、DSM-IV-TRにおけるアルコール依存症の診断基準をお示ししておきます。
ゲーム依存症の診断基準は、この基準の「アルコール」や「飲酒」がゲームに置き換えられたものになるでしょう。

【アルコール依存症】
次のうち3つ以上が1年以内に起こっていれば、アルコール依存症と診断される。
1. アルコールに対する耐性がきわめて強くなっており、なかなか酔わない。酩酊するにはかなりの量を飲まなくてはならない。
2. 離脱症状(禁断症状)があるが、飲めば消えてしまう。
3. 以前よりも大量に、また長い時間飲んでいる。
4. いつも酒をやめるか減らすかしたいと願っている。しかし、実際にやってみたことがあったとしても、失敗に終わっている。
5. 酒を手に入れるためなら、大変な時間をかけるのもいとわない。(たとえば、近くで売っていなければ、長距離を運転してでも買いに行く)
6. 飲酒が原因で、仕事や社会的な面で支障があったり、娯楽を放棄しているか、減らしている。
7. 精神的な問題や身体的な問題が飲酒のためにいつも起こっており、たとえ飲み続けたら悪化するとわかっていても、やめられない。

アルコール依存や、薬物依存の相談はこのサイトでもしばしば受けます。
回答は、したがって、それに準じたものになりますが、相談される方の反応は両極端に分かれます。

【回答】依存症の治療でもっとも肝要なのは、患者様ご自身が自分が依存症であるという認識をもち、治そうという治療意欲をもつことです。ご家族が、病院に連れて行くところまで、そしてその後の想定される患者様の苦痛を理解し、支える覚悟が必要です。

ということになります。
通常、薬物依存やアルコール依存の患者様は成人ですから、病院に行くか行かないかは自己責任ですし、それをご家族をどうにか病院に連れて行こうとするならば説得するしかありません。しかも、1回病院に行くだけではなく、入院に繋げるか、定期的な通院に繋げられなくてはなりません。
それができないから相談しているんだ、と立腹されて相談を打ち切られる方が半数、なるほどと納得していただける方が半数です。

相談者様の場合は、ご子息がまだ14歳ということもあって、病院に連れて行くことは可能でしょう。
しかし、ゲーム依存症の自覚を持たせ、かつ、治療意欲を持たせるとなると非常に難しい作業にならざるを得ないと言えるでしょう。

まだ疾患概念が新しいために、治療法が確立していないこともこの問題を難しくするかもしれません。
たとえば、アルコール依存症患者に「適量」のお酒はありません。いったん止めても、この人たちはほんの少しでもアルコールを口につければ止められなくなるからです。
したがって、アルコール依存の治療ゴールは「断酒」になります。
もう一生、一滴もお酒を飲まないことを治療の目標とするのです。

その点、ご子息を診察した医師の「ゲームは週に1回くらいが良いでしょう。」とのアドバイスは、そのあたりの認識が、私からすれば甘いような気がします。
ご子息がゲーム依存ならば、週1回ゲームをやらせれば、それが週2回になり、3回になり、結局はすぐに元の木阿弥になってしまうからです。
このあたりは、主治医がゲーム依存症という診断をご子息に付けるか、付けたとしてどのような治療方針で臨むかだと思います。

「あまり強制的に何かをやっても、新たな(もっと悪い)抜け道を隠れて探しそうで恐ろしくなっています」というご懸念はごもっともで、それができないようにするためには、ご子息を、アルコール依存症患者と同等に扱い、ゲームが「抜ける」まで入院させる覚悟が必要だと考えます。

アルコール依存症の患者様が1回の入院で完治することがむしろ稀なように、ご子息も何度か失敗を繰り返すでしょうが、少なくとも親の権限で入院させることができる未成年の間に依存をコントロールできる状態に落ち着ける必要があるでしょう。

このあたりは、結局は実際にご子息を診療する医師の方針が優先されますので、一つの参考意見としてお受け取りいただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.
再投稿:回答の質.
どうにも…こちらの聞きたいことが伝わっていないのか、理解していただけないのか、追加情報もどのように判断に利用されたのか解りませんし。
典型的な「インフォームドコンセントの意味を取り違えているお医者様」の回答のようで…。
もう少し、患者側の立場を理解していただける方に回答を頂ければと思います。

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