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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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不安症は鬱病の範疇ですか。 対人のコミュニケーションがうまくいかず、人と接する事が苦痛な状況です。

解決済みの質問:

不安症は鬱病の範疇ですか。
対人のコミュニケーションがうまくいかず、人と接する事が苦痛な状況です。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。

硬いことを申し上げれば、精神科の診断分類においては不安障害とうつ病は別のカテゴリーに含まれます。
ただ、うつ病の患者様は多かれ少なかれ不安が強まりますし、不安障害(パニック障害など)の患者様でも重症化すると抑うつ的にはなります。

「対人のコミュニケーションがうまくいかず、人と接する事が苦痛な状況」とのことですが、もう少し詳しく説明していただけないでしょうか? 例えば、人前に出ると緊張感が強く、クラスメイトと話をするのにも一苦労する、といったような状態ですか? それとも、自分がみんなに見られているような感覚があるとか?
これはいつ頃からの症状で、どのようなときに一番気になるのでしょうか。
質問者: 返答済み 5 年 前.

昨年3月にカナダモントリオールに語学留学しました。本人の希望でもあり入っている高校の体質が会わず、本人の希望でもあり、1年休学の届けを出し知人を頼ってのことでした。順調に9月にはバンクーバーの公立高校に入学しました。そこで様々ことがあったようです。

ホームステイ先の食事が出なかったり、モントリオールとは違い日本人が多数で仲間男女との軋轢だったりして体調を崩しました。12月には退学して母親がこのままではと無理やり日本につれて帰りました。

本人は日本の周囲の環境が耐え難く、ここから抜け出したいとの焦りから現状の対人恐怖症、不安症に落ち入ってています。

なお8月には母親の仕事の関係でカナダへ私ともども3人で2年ほど行くことを話し合っていいます。早く復帰したい気持ちと不安が錯綜しています

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございました。

ご記載の限られた情報から判断するのであれば、うつ病の可能性がやや高いように思います。うつ病に不安障害が合併する率は高いので(60%という説があります)、併存している可能性もありますが。

いずれにせよ、8月からカナダに行かれるのであれば、それまでに病状が改善しているべきですから、できるだけ早くに心療内科を受診されることをお勧めいたします。
質問者: 返答済み 5 年 前.
所用があり、出かけておりました。
最初に書いたつもりでいたが、メールが飛んでしまいました、すみません。
近隣の総合病院の心療内科から精神神経科の紹介を受け2月頃より治療に入っている状況ですが、改善の兆しがおもはしくありません。
われわれ両親の対応としてどのように望むのがベストなのか、環境を変えまったく日本人がいないところを娘は希望しております。
私どもはあせらずにプレッシャーの少ない環境で3人で暮らせることが望ましいと思っております。ご示唆ください。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
現在通われている精神神経科ではどのように診断されているのでしょうか?
質問者: 返答済み 5 年 前.
申し送れました大西と申します。
鬱病ではなく不安症との診断です、最初の質疑はこの事からきています。
薬剤は最低限ものと聞いております。
軽症の段階から娘自身が、だんだん自信をなくしていっている状況を何とか改善の方向え導きたいのと、薬は極力避けておきたいと思っております。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。

診断は重要です。恐らくはこのご相談における最大のキモでしょう。
単純に申し上げれば、うつ病でないのであるのとないので治療方針が変わります。

うつ病ならば数ヶ月単位での治療が必要であり、環境変化は望ましくなく、薬物療法も十分に行う必要があります。

不安症ならば……それは共通言語ではないので何を指しているのかは詳らかには推察しかねますが、治療は比較的短く済みますし、環境変化がプラスに働く可能性もあります。薬物療法は「最低限」にはできますが、その場合は行動療法という心理療法を行う必要があります。

お嬢様の年代の患者様は、思春期特有の心性と人格の未成熟のために成人とは異なる症状の現れ方をすることがあるため、診断から難渋することがしばしばありますが、お嬢様を現在診察している主治医は児童青年期の専門医でしょうか?

「不安症」が国際的共に共通した精神科疾患の診断基準であるDSM-IV-TR(ディーエスエム・フォー・ティ-アール)の不安障害のカテゴリに含まれる何かを指しているのであれば、「対人のコミュニケーションがうまくいかず、人と接する事が苦痛な状況」は社交不安障害(SAD)にあてはまります。
これは治療が必要なほどの上がり症、といったイメージの疾患です。以下に一般の方々向けのSADのポータルサイトを2つお示しします。

【SAD(社会不安障害・社交不安障害)総合情報サイトSAD NET】
http://www.sad-net.jp/

【社交不安障害(SAD)情報サイト】
http://utsu.jp/sad/

お嬢様がSADに当てはまりそうか、教えていただけますか?

また以下に、DSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における大うつ病性障害(うつ病)の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、うつ病の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

お嬢様がこの診断基準を満たしそうかどうか、教えていただけますか?

次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはまり、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること、且つ1)~9)の症状がA~Dを満たす場合に、大うつ病性障害と診断されます。
1) 抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。
2) 興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。
3) 体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。
4) 不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。
5) 精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。
6) 易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。
7) 無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。
8) 思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。
9) 自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。
A. 混合性エピソード(躁うつ)ではない。
B. 著しい苦痛を感じる、または社会的・職業的な機能障害がある(非常につらい、または日常生活に支障がある)
C. アルコールや薬物による作用や身体疾患によるものではない。
D. 死別反応ではない(愛する人を失った後、症状が2ヶ月以内ならば離別反応と考えられます)

ここまで、「不安症」という、その主治医にしか通じない方言的診断のために質問と回答がかみ合っていない印象がございますので、まずこれらの点をはっきりとさせられれば幸いです。

現在服用されているお薬の内容と1日量も教えてください。
また、心理療法を受けられていたら(カウンセリングや行動療法)、それも教えてください。
質問者: 返答済み 5 年 前.
おはようございます。
SDAの症状は、人と接するとき対人恐怖症的ななるべく避けたいと気持ちが当てはまります。特にカナダバンクーバーで受けた日本人同士の軋轢があるようです。それと日本のクラスメイトはもう受験の体制に入っており周囲の目と自身の焦りが混っています。
引きこもりの症状 ではありますが、我々と一緒なら普通にでかけたり過ごせます。
うつ病の判断基準は、先日仲のよい兄が東京転勤になったしばらく、2-3日に1)、7)、8)等の症状がありましたが、今は少し落ち着いています。先生の言われるようなうつなる状況が多くなる気がして相談しています。
薬は1、メイラックス錠1mgー朝夕2錠
   、マイスリー錠10mg-1錠
    サイレース錠1mgー2錠寝る前
    ワイパックス錠1mg-不安時(ただし3時間以上空けること)以上です。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。

「本人は日本の周囲の環境が耐え難く」というのが、「カナダバンクーバーで受けた日本人同士の軋轢があるようです。それと日本のクラスメイトはもう受験の体制に入っており周囲の目と自身の焦りが混っています」ということを指すのであれば、追加情報を考慮してもあまり病的な印象を受けません。

「8月には母親の仕事の関係でカナダへ私ともども3人で2年ほど行くことを話し合っています」とのことでしたが、それが日本の状況(受験の体制)から逃避したいということを意味するなら、これもまた性格的なものであって、病気の症状だとは思われません。

前回の回答で、診断が治療方針を決めるうえで重要だと申し上げましたが、このように特定の病気の診断がつかないような状態なのであれば、特別な治療は必要ないと考えます。

単なる未熟な十代の女の子の不適応、挫折体験であって、それを克服するためには、どちらかというと薬物療法というよりはカウンセリングの対象ではないかと考えます。
眠剤と安定剤が処方されていますが、依存性が強いこれらのお薬を処方し続けることの利益がリスクを上回るとは思えません。

主治医に、診断と、何が問題で何をどうやって良くしようとしているのか(すべきなのか)、そのためにベストの治療法が行われているのかを改めて確認されるべきでしょう。
質問者: 返答済み 5 年 前.
猫山先生
親切にご回答ありがとうございます。前回の回答で「その場合は行動療法という心理療法を行う必要があります。」といっておられますが
カウンセリングの情報があればお教え願えませんでしょうか。
住まいは大阪市中央区です。
よろしくお願いいたします。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
行動療法は不安障害対して有効で、お嬢様の場合は特定の不安障害ではないようですので適応ではないようですので、適応にはならなさそうです。

医療の対象なのかどうかもボーダーラインですが…… 。ただ、広い意味でのカウンセリングは受けられてみる価値があると考えます。

JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。
医療カテゴリの専門家が日本全国の病院の内情を把握できているわけでもありませんし、相談者様を実際に診察しているわけでもありません。医師と相談者様の相性の問題もあります。

そういう状況で、こうしたサイトを通じた病院紹介は、病院側、相談者側の両方からクレームを受ける可能性があります(実際、そういったトラブルは、他の専門家が手がけた事案も含めてこれまでにも何回か起きています)。

このような事情がございますので、JustAnswerでは個別の病院の「紹介」については原則的には控えさせていただいているのです。


ただ、お嬢様のお歳の患者様であれば、児童青年精神医学の専門医を受診されることが望ましいですから、以下のサイトから、受診可能な病院・クリニックを検索されることをお勧めいたします。

 

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
http://child-adolesc.jp/nintei/ninnteii.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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