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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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家族(40歳男性)が知識欲が強く、日常生活していても言葉の意味や語源などを気にしたり、文法などを気にしたりして何度も

解決済みの質問:

家族(40歳男性)が知識欲が強く、日常生活していても言葉の意味や語源などを気にしたり、文法などを気にしたりして何度も調べたり勉強したりします。そして、一度学習したことを忘れてしまうと極度に落ち込み、また、忘れてしまうことが恐怖や知らないことに対しての不安がおこり、調べても仕方がないと思っても、調べたりしないと不安で仕方がないそうです。テレビを見ててもテレビの場面で気になる言葉が出てきたりすると、食事を中断してでも調べたりします。また、朝起きたとたんに 漠然としてた、不安に襲われ、ベットの中でずっと考え込んだり、知識を頭の中で整理して不安をかき消さないと日常生活行動 ができないとのことです。強迫障害と考えますが、病院・かうんセイリングのたぐいは意味がないと言って受診を拒否します。一度行った心療内科クリニックの医師より、他にない症状でわからないと言われてしまい、信用を失っているのも原因と思われます。本人は考えることと不安で疲労が強く、日常生活に支障をきたしていることを自覚しています。このような場合どうやって受診をさせたらよいか教えてください。また、このような症状は以前の医師が言ったとおり、まれなのでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

診断としては強迫性障害で間違いないと思います。
手洗いや戸締ま り確認ほどではありませんが、決して稀な症状ではありませんよ。

仮に稀な症状だとしても治療法は強迫障害としての標準的なものを行えばよいわけで、それはSSRIと呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬と行動療法と呼ばれる精神療法の組み合わせです。

治療にはご本人の治療意欲が不可欠なのですが、ご本人はご自分の症状で苦しんでいたり困っていたりはしないのでしょうか。

差し支えなければ患者様の職業を教えていただけますか?
質問者: 返答済み 5 年 前.
早速のお返事ありがとうございます。
そこまで稀ではないようで安心しました。以前かかった心療内科医に特別な症状で、見たことがないと言われ、本人は共有できる人もいないと思っていることと、また、そんな稀な病気であればどこにいっても治らないと医師に対して信用を失っています 。

SSRIも処方され2週間ほど内服して、症状が全く改善されなく、その医師よりあなたは稀な症状なので効かないかなーと思ってましたと言われ、本人としては効かない薬と認識してしまっています。また、効かないのであれば、やめてよいとその医師に言われて2−3週間で中止となりました。また、カウンセリングも同時に行っておりましたが、もともとカウンセリングの意味も説明もなかったため、本人は意味のないことと認識してます。

以上の経験より、本人はどうにかしたいと思っていますが、精神科への通院については信用がありません。
また、通院は屈辱的であり、社会で知られたら社会的立場として終わりだと思いこんでいます。
仕事もできない状態で、引きこもり状態にもなりつつあり、うつ症状のようなものもあります。
本人は大変苦しんでいて、こんな状況が続くのなら人生を終わりにしたいと思うことも度々だと言っております。

職業はサラリーマンです。

家族としては、説明を繰り返し、説得して通院へ促していかなければならないと思っています。機会があるごとの話をしていますが、以前の医師の対応により不信が強いのと、精神科=社会人として終わり・・・との固定観念が強いため大変困っています。家族がどのように接していき、どのように受診をしてもらうように話をしたらよいのか教えていただけたらと思い、今回相談をいたしました。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。
SSRIは強迫性障害の場合、高用量で6-8週間服用しないと効果が出ません。
要するにその医師の強迫性障害の診療した経験が乏しかったのだと思われます。

回答の続きは夕方以降とさせてください。ご理解いただけますと幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
お待たせしました。
いまどき「精神科=社会人として終わり」とはまたアナクロな思い込みですが、その思い込みに殉じられたいというのであれば、それはご本人のご自由です。
ただ、消極的ながら希死念慮を表出されているようですから、うつ病を合併されている可能性は大です(強迫性障害の6割にうつ病が合併します)。
判断能力も低下し、思考の柔軟性も無くなっている可能性が高いですから、多少強引にでもご家族が、強迫性障害を適切に診断・治療できる医療機関への受診を促すべきでしょう(JustAnswer では原則的には病院紹介は行っていません)。

強迫性障害の標準的治療は、SSRI と呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬による十分量・十分期間の薬物療法と行動療法と呼ばれる精神療法の組み合わせです。
ただ、ご 家族様のように強迫観念が主体の強迫性障害の場合は薬物療法が主治療の位置を占めることが多いかもしれません。

ただ、行動療法的な考え方は強迫性障害の治療には不可欠ですので、それができる医療機関を受診されるべきだとは愚考致します。

行動療法的なアプローチの基本概念はこのサイトが参考になると思います。
【九州大学病院精神科行動療法研究室】
http://www.npsybt.jp/

日本行動療法学会が行動療法士の資格認定をしていますから、こちらに問い合わせれば、相談者様の通 院可能圏内に認定行動療法士がいるかどうかを知ることができるかもしれません。
http://jabt.umin.ne.jp/index3.html
※リンクが張れませんので、コピー&ペーストでホームページアドレスをご使用いただけますと幸いです。

こうしたサイトをご本人にも見ていただき、治療法がある疾患なのだということを理解していただいた上で受診を勧められることをお勧めします。

以上、ご参考になれば幸いです。
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