JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 神経科 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

顔面神経痛と言われてから10ヶ月になりますが一向に良くなりません。 薬を毎日飲んでいますが、胃の調子が悪くて不快な

解決済みの質問:

顔面神経痛と言われてから10ヶ月になりますが一向に良くなりません。
薬を毎日飲んでいますが、胃の調子が悪くて不快な思いをしています。
先日、テレビを見ていたときに、お灸の番組があって、何気なく見ていたら顔面神経痛を
治療したと言ったのを聞き、急いで見たんですが、ツボの所を見逃してしまいました。
本当に、お灸で治療出来るんでしょうか。ぜひ教えていただきたいと思います。
これが治ったらどんなに嬉しいか言葉に出来ないんですが。
よろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。
鍼灸カテゴリへの質問ご投稿でしたが、運営側と相談の上、神経内科医であ り、医師として「顔面神経痛」を扱う機会が多い私にも回答できるよう若干カテゴリを変更させていただきました。

と申しますのは、相談者様のご質問は、鍼灸カテゴリの専門家にとって回答が非常に難しくなってしまう可能性があるものだからです。

その前に、ですが、相談者様がご記載の「顔面神経痛」は、正しくは顔面神経麻痺と呼ばれるものです。以下、顔面神経麻痺を相談者様の診断名として用い、説明させていただきます。

【顔面神経麻痺】
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10880500.html

顔面神経麻痺という疾患を診断し、治療するのは「医行為」と呼ばれ、医師法によって医師のみに許された行為です。
鍼灸は法的には「医業類似行為」であって「医行為」ではありません。鍼灸師に医行為は行えないのです。
相談者様のご質問に鍼灸カテゴリの専門科が「はい、顔面神経麻痺はお灸で治療出来ます」と答えてしまいますと、医師法違反になってしまう可能性があるわけです。

恐らくは既に耳鼻科か神経内科で顔面神経麻痺の診断と治療を受けられており、もしかしたら思うような改善が得られていないのかもしれません。
私個人としても、西洋医学でなかなか良くならない症状に対する東洋医学的なアプローチを頭から否定する立場にはありませんが、硬いことを申し上げると、このような公開のネット相談サイトでは回答は慎重にならざるをえません。

慣例的には、国家資格をもった鍼灸師ならば、医師の同意書があれば、限られた疾患に関しては保険診療で施術を行うことができます。
しかし顔面神経麻痺はこの対象疾患に含まれておらず、医師の同意書があってもお灸を保険診療では受けられません。少なくとも保険診療の範囲では、お灸がめまいに効くとはみなされていないのかもしれません。

【健康保険で鍼灸マッサージ治療を受けるには】
http://www.sanryou.com/kenkouhoken/kenkouhoken.htm

以下、ご参考まで。
「医師法第四章17条:医師でなければ医業をなしてはならない」
以 上のような医業についての医師は、医師法により独占的立場を認められており、この禁止規定にふれると、同法31条の罰則[2年以下の懲役、又は2万円以下 の罰金]が適用されます。免許を持たないのが医者になりすます、いわゆる偽医者のケースなどは論外として良心的に医業類似行為を行う療術師、もしくは鍼 灸、指圧師にとって、この境界線を知ることは重要であります。
医師にしか認められていない行為とは何を指すか、これを通説によってまとめると次のようになります。
「医学上の専門知識を基盤とする経験と技術を用いて診断(病名を特定し、これを患者に伝える)し、処方、投薬、又は注射、外科的手術、放射線照射等による治療を行うこと。採血、採尿、生体組織の顕微鏡検査、電子機器による検査等の検査を行う行為」

【引用:総務大臣所管・日本予防医学行政審議会】
http://www.yoboushingikai.com/law/index.html

このような事情がありますので、お灸の施術をうけられることをご希望であれば、現在かかられている主治医に相談た上で、鍼灸治療院を訪れられ、鍼灸師と直接相談されるのが望ましいのではないかと愚考致します。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の神経科カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
追補

「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」第7条によって、医業類似行為従事者がその施術の効果・効能を広告することは禁止されています。実際は堂々と看板に掲げている治療院も少なくありませんが、「お灸は肩凝りに効きます」と広告することは実は法律違反なのです(治療院内でそう説明することは問題ありません)。

従って、テレビで、お灸が顔面神経麻痺を含む何らかの疾患に効く、ととられる内容の番組が放映された場合、その番組の性質によっては違法となる可能性もあります。


【あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 第7条】
1. あん摩業、マツサージ業、指圧業、はり業若しくはきゆう業又はこれらの施術所に関しては、何人も、いかなる方法によるを問わず、左に掲げる事項以外の事項について、広告をしてはならない。

・施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
・第一条に規定する業務の種類
・施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
・施術日又は施術時間・その他厚生労働大臣が指定する事項

2. 前項第一号乃至第三号に掲げる事項について広告をする場合にも、その内容は、施術者の技能、施術方法又は経歴に関する事項にわたつてはならない。

神経科 についての関連する質問