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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 神経科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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現在、人間関係の問題で仕事がうまくいっておりません。今日、仕事を休みまして、家でいろいろ考えていたのですが、以前かか

解決済みの質問:

現在、人間関係の問題で仕事がうまくいっておりません。今日、仕事を休みまして、家でいろいろ考えていたのですが、以前かかっていた精神科で「シゾイドパーソナリティ障害」と診断されたことを思い出しました。現在は「うつ病」ということで治療を受けていますが、根本的に良くならないように思っております。パーソナリティ障害の観点から治療したいと思っているのですが、治療機関とか、治療の方法(プログラム)とか、何か良い方法はないでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 神経科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神 科医です。

少し周辺情報が必要そうです。

①人間関係の問題で仕事がうまくいっていない、とは、具体的にどういった問題で何がうまくいっていないのでしょうか?

②相談者様の年齢、性別、職業を差し障りのない範囲で教えていただけませんか?

③シゾイドパーソナリティ障害とうつ病は重複診断は可能ですが随分と異なる疾患です。それぞれ、相談者様のどういった点を根拠に診断が下されたのでしょう?

④現在受けられている治療内容(薬物療法ならお薬の名前と1日量、カウンセリングならその頻度やテーマ)を教えて下さい。

以上、確認させていただけると幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山先生  ご回答ありがとうございます。周辺情報について、お答えしたいと思います。

>①人間関係の問題で仕事がうまくいっていない、とは、具体的にどういった問題で何がうまくいっていないのでしょうか?

:現状は、職場で「仲間外れ」にされている 状態だと思っております。仕事上必要となる情報を共有してくれません。一部の人たち・仲間内だけで情報のやりとりをして、それを既成事実にしてしまう(たとえば、いつも決まったメンバーだけで話し合いをして、「じゃ、うちのチームはこの方針でやりましょう」などど勝手に決められてしまいます)。なので、全く仕事にならない状態です。 「仲間外れ」状態でもありますので、私の方からコミュニケーンをとることもとても苦痛で、結果、さらに関係が悪くなる、業務も遂行できない、という悪循環が生じてるのだと思います。 他の人は、私のような状態にまでは陥らずに、ある程度コミュニケーションをとって仕事をやっているので、やはり私の性格(パーソナリティ障害)に大きな問題があるのだろうな、と思っております。ちょっと人間関係でつまずくと、自分の方から修正するということができず、どんどん状態が悪化していく、ということをいつも繰り返してしまいます。


>②相談者様の年齢、性別、職業を差し障りのない範囲で教えていただけませんか?
:年齢:39歳 性別:男 職業:パソコンによるデータ入力

>③シゾイドパーソナリティ障害とうつ病は重複診断は可能ですが随分と異なる疾患です。それぞれ、相談者様のどういった点を根拠に診断が下されたのでしょう?

・シゾイド:2005~2006年に診てもらっていた先生が、病院を移動になるときに、「診断名を聞かせてほしい」、 と私がしつこく頼んだ時に、「診断名で決めつけてしまうことになるので、気が進まないけど」と前置きをされたうえで教えてくださいました。先生がICDを手にとって、「これだと思います」と教えてくださいました(カテゴリーは「人格障害」だったので、「スキゾタイパル」の方ではないと思います。ICDでは「スキゾタイパル」は精神病の方のカテゴリーに入っているはずです)。 その先生は、「性格の問題だと思う」「薬で治る性質のものではないと思う」とずっとおっしゃっていました。

・うつ病:自分の症状・状態から、そう診断されているのだと自分では承知しております。投薬されている薬が抗うつ薬が中心だったからだと思っています。(「シゾイド」の診断をされた先生も、診断名は便宜上つける、という面もあるので「うつ病」という診断も間違っているわけではない、とおっしゃていました)

>④現在受けられている治療内容(薬物療法ならお薬の名前と1日量、カウンセリングならその頻度やテーマ)を教えて下さい。
:精神科へ通院治療。頻度は、数か月前までは5~6週間に1度でしたが、最近は調子を崩しているので、2週間に1度ぐらいです。薬は、サインバルタ20mgを1日1錠処方されております。

以上、長くなってしまいましたが、よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございました。

今時、しつこく頼まないと診断名を教えてくれず、「薬で治る性質のものではないと」思っているのにお薬を処方していた(おそらく)その医師を、私は精神科医として高く評価しません。だからといって精神療法を行ってくれていたわけでもないのでしょう?
だからというわけでもありませんが、シゾイドパーソナリティ障害という診断もはなはなだ怪しいものであるような気がいたします。
そもそも病名告知とはICD-10やDSM-IVを患者様に見せて行うようなものではありません。

また、孤独を好むことを旨とするシゾイドパーソナリティ障害の患者様がこのようなサイトでこういった内容の相談をされることにも違和感を覚えます。

さておき、いろいろとお調べになられているようですので、既にご存知かとは思いますが、人格障害だった場合、これを直接のターゲットとして治療を行う治療機関や、治療の方法(プログラム)はありません。
天下の慶応大学病院が、
「当院では、パーソナリティー障害の専門治療は行っておりません。

一般的には、パーソナリティー障害そのものを治療するというよりは、問題の主景となっている他の精神症状・精神疾患の治療から始めるのが一般的です。たと えば、うつ症状に対して抗うつ薬を中心とした治療を行ったり、衝動性に対して抗うつ薬、気分調整薬、抗精神病薬を処方したり、強い不安や攻撃性に抗精神病 薬を処方したりします。
 
対人場面での訓練が重要であるため、デイケアなどが併設されている医療機関での治療が望ましい場合もあります」
と謳っている通りで、人格障害そのものは一般的には治療対象にはなりにくいと考えられています。

ただ、シゾイドパーソナリティ障害という診断の疑わしさや、現代抱えられている問題の性質を鑑みると、認知行動療法は相談者様に有益な治療方法になるような気がいたします。
昨年から保険適応もつき、この治療を行う医療機関も増えていますので、そうした病院・医療機関を探して診察を受け、適応を判断されれば認知行動療法を受けられてみるのがいいのではないかと愚考いたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
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