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Dr-K
Dr-K, 総合診療医
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 796
経験:  2013年医学部卒。初期研修を終えて、現在は総合医診療科に身を置いています。
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25歳の息子が毎日飲酒して部屋は缶ビールの空き缶が散乱してます。

解決済みの質問:

25歳の息子が毎日飲酒して部屋は缶ビールの空き缶が散乱してます。
仕事は派遣で週4~5日働いてますが、朝起きれずに無断欠勤をすることがあり、解雇されそうな状況です。アルコール依存症なのでしょうか?何科を受診すればいいのでしょうか?
投稿: 1 月 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  Dr-K 返答済み 1 月 前.

総合診療医のKKと申します。

診察できないインターネット遠隔医療相談では診断は行えません。

従いまして「アルコール依存症なのでしょうか?」というご質問にこの場で確答することは困難です。

【情報リクエスト】

①受診するとしたらアルコール依存症の専門外来を持つ精神科医療機関ですが、息子さんは医療機関を受診してアルコールの問題を解決したいと思っているのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

(24時間この画面の前で待機している訳ではなく本業・食事・睡眠・所用のためにいつでもすぐに回答できるとは限りません。返信をいただいたタイミング次第では、回答をお待たせすることがございますが、あらかじめご了承願います)

質問者: 返答済み 1 月 前.
26412;人は飲み過ぎることはあっても、仕事に行ける日もあるのだから、受診する必要はないと思っていると、私(母親)は思います。
今夜夫からひどく叱られ「アルコール依存症の病院へ連れて行け」と怒鳴られ、捜し始めた次第です。部屋を片付けられないというところも、なにか脳に障害があるためかも、と心配しています。飲んで暴れたりすることは、ありません。
専門家:  Dr-K 返答済み 1 月 前.

ご主人はなぜあなたに全ての責任を負わせようとするのですか?

「今夜夫からひどく叱られ「アルコール依存症の病院へ連れて行け」と怒鳴られ」――これはご夫婦で協働して取り組む問題だと思いますが。

専門家:  Dr-K 返答済み 1 月 前.

息子さんがアルコール依存症を呈しているという前提で回答します。

アルコール依存症の治療のゴールは断酒になります。

「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは絶対に達成できないとお考え下さい。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-040.html(←クリックして下さい)

まずこのことを患者様ご本人に理解していただき、治療意欲を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、アルコール依存症の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
肝機能障害や膵炎を起こして身体的につらくなる、仕事に支障が及ぶ、家族生活に支障が生じて離婚を迫られる、警察のお世話になる、といった切迫した状況になって初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。

治療を行う場合、外来治療も入院治療も行われますが、患者様の治療意欲が無い段階ではどちらにせよ長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すれば再飲酒しますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

アルコール依存症の治療は、風邪をひいた時のように、一定期間病院に通えばよいとか、一定期間入院すればよいというものではありません。再飲酒のリスクは生涯続きますから、アルコール依存症の治療もまた生涯続きます。
必然的に、治療は、最終的にはどの患者様でも外来治療になります。
入院治療は初期の治療導入のための教育入院か、再飲酒時の治療立て直しのための入院となることがほとんどです。
教育入院は一般的に3ヶ月程度です。

また、アルコール依存症の治療は、失敗を繰り返すものだとあらかじめご理解ください。
一回の入院で断酒の意思を固め、その後は外来通院しながら生涯断酒を貫ける患者様は皆無です。
全ての患者様が、何度も再飲酒をし、外来通院を中断し、または再入院をして……といった過程を経て、ようやく断酒に行く着くという経過をたどるといっても過言ではありません。

従いまして、ご家族が治療導入からその後の定期的通院に至るまで、一貫して患者様を説得し、必要ならば病院に連れて行くことを繰り返さなければなりません。

それがアルコール依存症の治療の現実です。

ご家族の結束は必須です。あなた独りで抱え込むべきではありません。

受診される先は一般の精神科・心療内科ではなく、アルコール依存症治療の専門施設である必要があります。

施設の紹介や、治療意欲の引き出し方を相談するために、まず、地域の精神保健福祉センターの家族相談をご利用されてはと思います。

【全国の精神保健福祉センター一覧】

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

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