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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14252
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして。 私の母(64歳)のことでご相談です。

解決済みの質問:

はじめまして。
私の母(64歳)のことでご相談です。
私の母は、3年ほど前に歯科矯正をきっかけに歯に痛みが生じるようになり、
いくつかの歯を抜歯し、神経そうはまで行いました。
しかし、痛みは良くならず、近所の歯科を数か所渡り歩いていました。
また、ペインクリニックにも通院し、星状神経節のブロック注射を3週間に1回行い、リリカ、トラムセットやボルタレン(屯用)を処方されておりました。
あちこちと歯をいじるうちに上の3番4番あたりのずきずきとした歯・歯茎の痛みと、唾液がぬるぬるするという症状に落ち着きました。
しかし、これらの症状は一向に良くならず、「あの時矯正なんかしなければよかった」「こんなに痛いなら死にたい」と話すようになり、食事以外は臥床してすごしていました。
三か月ほど前に、「非定型歯痛」ということばを本で知り、その本に名前の上がっていた東京医科歯科大学病院の歯学部、歯科心身医療外来を受診しました。
そこで「非定型歯痛」と診断され、精神科にまわされました。
元々、鬱の既往があり、エビリファイ3㎎、サインバルタ30㎎、リフレックス7.5㎎を近所のメンタルクリニックで処方されており、それらの調整と、非定型歯痛で使用する抗うつ薬の処方のために精神科にまわされたようです。
6月半ば、最初の精神科の外来でお薬はサインバルタからトリプタノール20㎎に変更となりました。エビリファイとリフレックスはそのままでした。変更直後はやや調子がよくなり、食事以外の時間でも起きて生活できるようになりました。トリプタノール20㎎を約3週間内服した後、7月初めにはトリプタノール25㎎へ増量となりました。しかし、増量後数日してからまた調子が悪いといい、臥床している時間が増え、痛みとの闘いとなりました。トリプタノール増量による副作用かと思いましたが、2週間経過しても、口渇と合わせて、気分の落ち込みは改善せず、痛みもよくなりませんでした。増量から3週間後の外来では、医師から「睡眠の改善を図って痛みを感じる神経の修復を行います」と話されました。母は以前から21~22時頃就寝し、4時頃に起床する生活でした。歯の痛みが生じてからもリフレックスを内服すれば眠れると話し、睡眠には困っていませんでした。しかし、4時に起床するのは普通ではないと言われ、ジプレキサ5㎎が開始となりました。1週間ジプレキサを内服しましたが、起床後の頭痛が強くなり内服できなくなりました。医師からは、リフレックスを15mgにしてもよいと伝えられていましたので、ジプレキサ5㎎+リフレックス7.5㎎(1週間)⇒ジプレキサ中止+リフレックス7.5㎎(10日間)⇒ジプレキサ中止+リフレックス15㎎(4日間)で次の外来を迎えました。リフレックスの増量では副作用もなければ、効果もなく、睡眠の状況は変わりませんでした。もちろん痛みも変わりませんでした。そして、その外来でジプレキサ2.5㎎で再開することとなりました。その後3週間、ジプレキサ2.5㎎+リフレックス15㎎で過ごしましたが、ジプレキサによる副作用も出ず、しかし睡眠も変わらず、痛みも変わらず、暗い気分のまま過ごしました。先日の外来では、やはり睡眠も変わらなければ、痛みも変わらないことを伝えましたが、リフレックスを30㎎にしましょうという話をされました。痛みが一向によくならないので他に方法はないのかと聞きましたが、明確な返答は得られず、お薬の調整がうまくいっていると話されました。
この先生は、痛みに睡眠からアプローチするとおっしっていて、先生がお考えの方針があることはわかるのですが、母も私も、睡眠の調整をいくら行っても痛みはよくならないのではないかと思っています。3週間に1度しかない外来で、睡眠に関するお薬を少し調整し、しかし、母の痛みの症状は変わらないため、明るい希望をもって通院をはじめたものの3か月間何も変化がありません。
母は薬こそ服用しているものの、「あそこにこのまま通っても私はよくならない。これを治せる医者はいないから一生痛い」と医師への信頼は無いようです。
何年も痛みがあることで、ふつうの生活ができておらず、通院以外の外出ができなくなっています。痛みに固執すると、余計に痛くなるという原理も、本人も家族も理解しているのですが、違うことを考えたり、誰かと出かけてみたりする気力は本人にはありません。
非定型歯痛にも精通しているはずの病院ですが、このまま睡眠の調整をしていけば明るい未来が待っているのか不安です。
他の病院(精神科?歯科?)に行った方がいいのでしょうか。。。
投稿: 7 ヶ月 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 7 ヶ月 前.

【情報リクエスト】

こんにちは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

①現在の診断は「非定型歯痛」なのでしょうか。「口腔内セネストパチー」ではないのでしょうか。

http://www5.famille.ne.jp/~ekimae/sub7-349.html

②うつ病を続発している可能性は指摘されていませんか?

③通われている病院が「非定型歯痛にも精通しているはずの病院」であると認識されている理由を教えて下さい。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 7 ヶ月 前.
29483;山先生早速のご回答ありがとうございます。
以下、ご質問に対する返信です。①いくつかの問診と検査の結果、歯科治療(歯科矯正)後に痛みを発症したということで、歯科心身外来の方で「非定型歯痛」と診断されました。「口腔内セネストパチー」は初めて聞いたことばです。先生の載せてくださったURLを拝見しましたが、症状としてはこちらにも当てはまるような気もします。②先ほどの内容にも記載しましたが、うつ病の既往があり、サインバルタ、エビリファイ、リフレックスを5、6年前より内服しておりました。③「非定型歯痛」について執筆しておられたり、このような疾患を多く扱っていると、医科歯科大学歯学部、歯科心身外来のページには記載があります。歯科心身外来の教授の外来で、同院医学部の精神科の特定の医師が非定型歯痛をよく扱っていると言って、その精神科の先生の方にご紹介くださいました。このような理由で精通しているはずと認識しておりました。不足がありましたら、またお答えいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
専門家:  猫山司 返答済み 7 ヶ月 前.

ご返信ありがとうございます。

セネストパチーと非定型歯痛はオーバーラップして発症することも多い疾患ですが、治療内容を拝見するとセネストパチーも念頭に置いた処方がなされていると思われます(抗精神病薬であるエビリファイ、ジプレキサが選択されています)。

診断に関しては、いちどセネストパチーの可能性も主治医に確認された方がよいでしょう。

口腔内セネストパチー(口腔内異常感覚症)の治療に関しては標準的なものはなく、人によっては抗うつ薬が効いたり、少量の抗精神病薬が効いたり、抗てんかん薬が効いたりと様々ですが、色々と試しているうちに改善する症例が多いです。難治例もおられることはおられますが。

精神科/心療内科と歯科・口腔外科にまたがって診断・治療されるべき疾患です。

【口腔内セネストパチーの症状と特徴】
http://www.koku-naika.com/p241psychosomaticdentistry4.htm

治療に関しては標準的なものはなく、人によっては抗うつ薬が効いたり、少量の抗精神病薬が効いたり、抗てんかん薬が効いたりと様々ですが、色々と試しているうちに改善する症例が多いようです。

どれが効くとは申し上げかねますが、セネストパチーに良く用いられるお薬は、リボトリール(クロナゼパム)、テグレトール(カルバパゼピン)、リリカ(プレガバリン)、ジェイゾロフト(サートラリン)といったお薬です。
これらを、強い副作用が出ない程度の用量で順繰りに使っていくのがセネストパチーの治療で行われる方法です。

非定型歯痛にせよセネストパチーにせよ、基本的には難治の疾患で、治療の効果が得られるまでに長期間がかかることが多い疾患ですので、転院が必ずしも賢明な判断では無いかもしれません。ご記載を拝読する限り、お母様が通われているのは、「非定型歯痛にも精通しているはずの病院」であると考えて間違いないようでもあります(そしてそうした医療機関はごくごく限られています)。

ただ、治療者との相性もございますので、セネストパチーを扱っている歯科・口腔外科か精神科/心療内科を受診され、セカンドオピニオンを受けられてみる(転院ではなく)ことをお勧めします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。
例:http://www.koku-naika.com/p238psychosomaticdentistry1.htm

以上、ご参考になれば幸いです。

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「セカンドオピニオンと医師を変えることを同義に考えていらっしゃる方も多いですが、そうではありません」。「患者さんにとって最善だと思える治療を患者と主治医との間で判断するために別の医師の意見を聴くこと、それがセカンドオピニオンです」。
http://www.2og.jp/kiso.html より引用
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

「そもそもセカンドオピニオンとは、主治医が示した一つのオピニオンについて、別の視点から意見を聞くことで す。情報が増えることで、選択肢が増えたり、その選択肢を判断するための材料が集まります。その上で、患者さんが考える納得のいく治療に近い治療法は何か を検討します。 セカンドオピニオンを主治医にフィードバックすることで、ファーストオピニオンを出した主治医がセカンドオピニオンのメリットとデメリットを述べてくれま す」

http://www.2og.jp/qa.html#qa3 より引用

猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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質問者: 返答済み 7 ヶ月 前.
27178;山先生お忙しい中、ご丁寧なご回答ありがとうございます。
先生が挙げておられた、ジェイゾロフトやリリカを内服していたこともありましが、いずれも効果はなく、、、
先生のおっしゃる通り、母が自分に合う薬と出会うことにも時間がかかりそうですね。セカンドオピニオンについてもアドバイスありがとうございます。
他の先生のご意見も聞き、信頼関係が築ける環境が整うよう、私も母のお手伝いをしたいと思います。ありがとうございました。

ユーザーの声:

 
 
 
  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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  • とても丁寧で迅速な応答をいただき、勇気づけられました。病院ではそこまで医師から説明もしてもらえませんし、きちんと向き合ってもらえないので、このようなサイトでいい医師に出会えるというのはよかったと思います。 大阪府八尾市 相田
  • 一人で外国に来ていて、病気になり知らない土地で病院にいきました。 結果として、その病院の先生の判断も的確なものでしたが、病院から帰って疑問が出てきてもすぐに相談することができず不安に思っていましたところ、当方の存在を知りました。私のような思いをされる方は、多いと思います。いざという時の心強い味方として知人にも知らせたいと思います。 長野県千曲市 後藤
  • まずは親身になって回答をして頂ける専門家であったこと。説明が簡潔でわかりやすく、質問者が気持ちの整理をしやすい配慮が伺えた。 岐阜県 石川
  • 短時間で的確なアドバイスを受けることができ、かつ、回答に対する質問に対しても直ちに真摯な回答が得られました。 大阪府高槻市 川嶋
  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

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    慶応大学卒業。CIIS(カリフォルニア統合学大学院にて東西心理学修士号、臨床心理学博士号取得。サンフランシスコのオフィスにてカウンセリング、心理療法、コンサルテーションおよび心理アセスメントをおこなっている。
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    平成16年 滋賀医科大学医学部医学科卒業 千鳥橋病院初期研修医平成18年 滋賀医科大学精神科後期研修医平成20年 滋賀医科大学精神科助教平成22年 滋賀医科大学地域精神医療学講座特任助教平成23年 滋賀医科大学精神科外来医長(兼任)
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    鳥大学医学部卒。診療所院長(診療科:精神科、心療内科、内科、神経内科)
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    1987年: 山梨医科大学を卒業。米国に留学中。米国のJustAnswerで5137人、96%のプラス評価。米国医師国家試験合格
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    脳神経外科医師としての経験が30年余あります。
 
 
 

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