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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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うつ病エピソードで労災申請で不支給とされ、その意見書が労基署から届きました。

解決済みの質問:

うつ病エピソードで労災申請で不支給とされ、その意見書が労基署から届きました。
理由は平成20年10月以降の受診はなく同年11月以降から通常就労していた状況を考えれば、遅くとも平成21年6月頃の新たは発病前には寛解していたと考えるのが妥当である。
とのことでした。この間かなり体調不良であった資料はつけて出す予定ですが、お聞きしたいのは見かけは通常業務(残業制限付き)していたように見えると言うことだけで寛解して、その後また別の理由で発病したとするこの意見書に医学的根拠はあるのでしょうか。ご意見をお聞かせください。
投稿: 10 ヶ月 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 10 ヶ月 前.

【情報リクエスト】

こんにちは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

前回の質疑も拝見しました。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズで患者様に受診を促すような啓蒙活動がかつて行われました。

これは、精神科受診の敷居を下げるという意味では意義があったと思いますが、「うつ病は一過性の病気である」という誤った疾患理解を一般の方々に与えてしまったという側面もあります。

http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

近年では、「本当の」うつ病には慢性疾患であり、症状が寛解した後も維持療法、具体的には抗うつ薬の服用を継続すべし、というのが最近の治療論の主流になっています。

http://d.hatena.ne.jp/iDES/20090615/1245053703

また、うつ病は、寛解したから復職できる=寛解しなければ復職・就労できないという病気ではありません。

不完全寛解のまま、お仕事を続けられている方は昨今たくさんおられます(そのような患者様の方が多いかもしれません)。

「残業制限付き」など、一定の配慮のもとで、うつ病は不完全寛解のまま復職(試験復職と呼ぶ場合もあります)して、その間に何らかのストレスでうつ病が悪化することは稀ならずあります。

①「その後また別の理由で発病した」⇒この、「別の理由」については特定されているのでしょうか。

②「平成20年10月以降の受診はなく同年11月以降から通常就労していた」とのことですが、休職期間がいつからいつまでだったのかと教えて下さい。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
9312;「その後また別の理由で発病した」⇒この、「別の理由」については特定されているのでしょうか。 特定はされていませんが労災に当たるようなものはないと記載されています。②「平成20年10月以降の受診はなく同年11月以降から通常就労していた」とのことですが、休職期間がいつからいつまでだったのかと教えて下さい。
平成20年9月です。この頃組織編成や昇進の話、リストラの話などが飛び交った時期で、調子悪かったのですが復職しました。また初めての休職なので経済面などのことも不安だったことも早期復帰した理由です。その後の体調不良の証拠は審査請求につけてあります。
専門家:  猫山司 返答済み 10 ヶ月 前.

ご返信ありがとうございます。

前述の理由(うつ病は、寛解したから復職できる=寛解しなければ復職・就労できないという病気ではありません。不完全寛解のまま、お仕事を続けられている方は昨今たくさんおられます)から、一般論としては、「通常業務(残業制限付き)していたように見えると言うことだけで寛解して、その後また別の理由で発病したとするこの意見書に医学的根拠は」無いと思います。

ただ気になる点があります。

③寛解していなかったであろうにも関わらず、「平成20年10月以降の受診は」をされていなかったのはなぜでしょうか? このことは相談者様に不利に働きかねないと思います。主治医から、通院不要と言われていたのでしょうか。

④相談者様の側から見て、1年後のうつの悪化のきっかけとなるようなエピソードはありましたか?

⑤すみません、もういちど。休職期間がいつからいつまでだったのかと教えて下さい。「平成20年9月」からいつまでですか? また、再悪化がいつだったかも教えて下さい。

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
9314;寛解していなかったであろうにも関わらず、「平成20年10月以降の受診は」をされていなかったのはなぜでしょうか? このことは相談者様に不利に働きかねないと思います。主治医から、通院不要と言われていたのでしょうか。私の独断です。当時は仕事人間出会ったことと、組織改編、昇進、リストラの噂などのあった時期でしたので休むことが出来ませんでした。しかしその間の体調不良の証拠はあります。④相談者様の側から見て、1年後のうつの悪化のきっかけとなるようなエピソードはありましたか? 組織改編などがあったくらいで大きなものは特にありませんでした。⑤すみません、もういちど。休職期間がいつからいつまでだったのかと教えて下さい。「平成20年9月」からいつまでですか? また、再悪化がいつだったかも教えて下さい。
1ヶ月です。法定の仕事で大きなものを多数抱えていたため長期間休むことが出来ませんでした。またそれまで休んだこともないためどうしていいのか分からず法人の指示に従いました。
専門家:  猫山司 返答済み 10 ヶ月 前.

ご返信ありがとうございます。

> 私の独断です。当時は仕事人間出会ったことと、組織改編、昇進、リストラの噂などのあった時期でしたので休むことが出来ませんでした。しかしその間の体調不良の証拠はあります。

⇒前回のご質問に対する回答の中で他の専門家が述べていましたが、「精神疾患に関しては、過去に遡って「寛解していなかった」ことを証明することは」困難です。

その期間、ずっと医療機関にかかっていて、主治医が例えば、「定時勤務は出来ているが、中等度のうつ病の症状は持続している」といった記載をカルテ(診療録)に残していれば、それは、その期間に相談者様のうつ病が寛解していなかったことを示す、法的な効力を持つ「証拠」になりえます。

残念ながら、

当時の体重の増減表
 仕事がやプライベートに関するキャンセルのメール(複数)
 友人の陳述書
 当時行ったうつ病のセルフアセスメントの結果
 当時のブログ

……などが、労務問題において、「証拠」として採用される可能性はきわめて低いでしょう。

前回の質問で「労災申請で地方労災医員の判断に対する、セカンドオピニオン」を示してくれる医師をお探しになっていましたが、過去の症状に遡って病状を判定することは出来ませんのでこれは無理筋だと思います。

今回の当初のご質問に関してお答えするならば、「一般論として、うつ病は慢性疾患であり、常に悪化・再発のリスクがつきまとう。初回発症後、自宅療養と治療によって一定の症状回復後に(=症状は残ったまま)勤務時間の制限付きの復職を果たしたが、不完全寛解の状態であったために、日常業務それ自体がストレス要因として働き、うつ病が再悪化した、という見方は医学的に一定の妥当性を有すると考える。しかしながら、患者は復職後、専門医療機関の通院を自己中断しており、この間の病状が寛解と呼べるものであったか否かを示す、客観的な根拠は得られていない」ということになるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
12354;りがとうございます。
専門家:  猫山司 返答済み 10 ヶ月 前.

少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

システム上での評価をお願いいたします。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
62;セカンドオピニオン」を示してくれる医師をお探しになっていましたが、過去の症状
>に遡って病状を判定することは出来ませんのでこれは無理筋だと思います。
これは違います。私の求めているのは私の作成資料を見てこの期間寛解した状態であったかの判断を求めています。
あくまで資料の中だけの判断を求めています。
専門家:  猫山司 返答済み 10 ヶ月 前.

それをしてくれる医師がみつかることを祈念しております。

ただし、例えば、画像所見や血液検査所見をもとに内科的疾患の過去の状態を評価する場合とでは全く信頼性が異なる(証拠としての価値が低い)試みであることはお留め置き下さい。

以上、インターネット相談で可能な範囲の回答は尽くしたつもりです。

システム上での評価をお願いいたします。

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