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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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猫山司がオンラインで質問受付中

65歳の父親です、27歳になる娘のことで相談させて頂きます。7才時に離婚、母親と母子家庭で育ち、高校・大学とボストンに留

質問者の質問

65歳の父親です、27歳になる娘のことで相談させて頂きます。7才時に離婚、母親と母子家庭で育ち、高校・大学とボストンに留学、渡米時から症状が始まり、平時は問題なく過ごしているのですが、気に入らないことが有るとパニックになったり壁を叩くようになったりするようでした、帰国後、症状は快方に向かったに見えました1年は母親と暮らしましたが、独居を希望し1年ほど暮らしましたが、昨10月から私と同居を希望して越してきました、以来、定期的に些細なことでケンカ腰になり、暴力を振るうようになり、警察の厄介になることも数回です。同居は無理だから離れようと提案しますが、捨てるのかと全く応じません。アメリカでは母親のネグレクトが『原因と指摘されたと言います。警察には老いた父親の世話をしなくてはならないのだと意味不明なことを言います。
普段は、大学の研究生になったり学習塾の講師をして日々机に向って研究をしています。
優しくなる日があるかと思えば、基本的には私に対する嫌悪感を露にします。離婚で失われた普通の家族の暮らしを取り戻したいとしばしば口にします。ご診断をお聞かせ下さい。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

実際にお嬢様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、お嬢様は「境界性パーソナリティ障害」をお持ちである可能性が高いと考えます。

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における境界性パーソナリティ障害の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【境界性パーソナリティ障害】

以下9項目のうち5つ以上を満たすこと

1. 現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとする気も狂わんばかりの努力(注:5.の自殺行為または自傷行為は含めないこと )

2. 理想化と脱価値化との両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる不安定で激しい対人関係様式

3. 同一性障害:著明で持続的な不安定な自己像や 自己観

4. 自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質濫用、無謀な運転、むちゃ食い)

5. 自殺の行為、そぶり、脅し、または自傷行為のくり返し

6. 顕著な気分反応性による感情不安定性(例:通常は2 - 3時間持続し、2 - 3日以上持続することはまれな強い気分変調、いらいら、または不安)

7. 慢性的な空虚感

8.不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いのけんかをくり返す)

9.一過性のストレス関連性の妄想様観念、または重篤な解離性症状

これで回答になっておりますでしょうか?

質問者: 返答済み 1 年 前.
9項目は、一般人には難解で検証が難しく感じます。
受診は、酷く嫌いますので連れて行くのが極めて難しく感じます。しかし受診がまず先決問題なのは当然ですから、ここをどうするかに悩みます。
発作の起こったときには、あらゆる人を傷つけるような酷いことを言います、暴力を長く受けるとつい我慢が出来なくなり、反論したり、やりかえしてしまう結果になります。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

ご返信ありがとうございます。

境界性パーソナリティ障害の説明については、以下のサイトがわかりやすいかもしれません。

http://www.machikado-creative.jp/theory/25304/

http://www.skincare-univ.com/article/008860/

↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

境界性パーソナリティ(人格)障害は、「障害」という名前こそ付いていますが、狭義の精神疾患ではありません。「極端な性格の偏り」程度の意味です。従って、お薬を飲めば治るというたぐいのものではなく、ご本人が治療意欲をもち、現状を改善しようと努力して初めて、治療に導入することができます。

また、パーソナリティ 障害の治療ゴールは人格を変えることではなく、その人格のまま、社会適応できることを目指します。

「受診は、酷く嫌いますので連れて行くのが極めて難しく感じます。しかし受診がまず先決問題なのは当然ですから、ここをどうするかに悩みます」とのことですが、ご本人に治療意欲をもっていただくしかありません。具体的にどう説得すればよいのか助言して差し上げることはできませんが、一般に、ご本人が困らなければ治療しようという気持ちにはならないことが多いようです。

このサイトでは、病院に行きたがらない患者様をどうやって受診させればよいのか、というご家族からの相談をいただくことがしばしばありますが、ご本人のお人柄やご家族との関係を存じ上げないわれわれに、ぽんと、これこれこのように説得すれば受診させることができますよ、という助言がで きるわけもありません。

統合失調症で幻覚・妄想や興奮が激しい症例の場合を除いて、法的に受診を促す制度もございません。

受診までは、家族とご本人が何とかしなければならない部分なのです。

地域の精神保健福祉センターで家族相談を受けられることは、もしかすると事態の打開に役立つかもしれない方法のひとつです。相談員がお嬢様を病院に連れて 行ってくれるわけではありませんが、同様の相談を多く受けていますから、ご家族に有用なアドバイスをしてくれる場合が少なくありません。

【全国の精神保健福祉センター一覧】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

以上、ご参考になれば幸いです。

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