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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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母親が双極性障害で今躁状態です。先日必要な物は購入したのに、「いるのかいらないよか分からないもの」を万引きして、逃げよう

解決済みの質問:

母親が双極性障害で今躁状態です。先日必要な物は購入したのに、「いるのかいらないよか分からないもの」を万引きして、逃げようとして大声を出し逮捕されています。
内服薬はデパケンを使用していましたが、肝機能が悪くなってしまい休薬をしている段階でした。精神手帳3級です。
明日検察になるので今後の見通しがたつみたいなんですが、入院すると環境が変わるから眠れなくなるのが怖いと拒みます。内服コントロールが難しい状態でしたどうしたらいいのか戸惑っています。
私自身も母親に対して感情的になってしまうので、話を聞いてあげたいのにイライラして苦しいです。今は一人暮らしをしていますが父親も離婚しているため、力にはなってくれません。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

【情報リクエスト】

こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

①今回のご相談でご質問になりたいことを具体的に教えていただけないでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 1 年 前.
12354;りがとうこざいます。慌ててしまい誤字がありすみません。母親の症状をどのようにコントロールしていけばいいのか、母親をどのように支援していけばいいのか悩んでいます。躁状態の支援は、話を傾聴することで外に刺激を向けることを抑制しなければいけないことはわかっているのに、私自身がイライラして、うまく関わることかできません。私自身の接し方も彼女の症状を悪化させているようにも感じます。補足ですが、万引きは2回目で逃げようとしたり大声を出したため逮捕に至った、警察の方から伺いました。1回目のときには盗んだ物を購入するだけで、迎えに行き保釈されたのですが、今回が2回目だったので今後再犯を防ぐためにどうすればいいのかも悩んでいます。
質問者: 返答済み 1 年 前.
35036;足
私は看護師です。精神科看護についても文献から調べてみました。
質問者: 返答済み 1 年 前.
36861;記です。
必要なものはきちんと購入しているにも関わらず「いるのかいらないのか分からないもの」を盗んでしまった心理も理解ができません。弁護士に相談したら、必要なものは購入しているため「責任能力がある」と判断されると言われました。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

「躁状態の支援は、話を傾聴することで外に刺激を向けることを抑制しなければいけない」

⇒そんなの無理ですよ。

双極性障害は心の病気というよりも脳の病気としての性格が強い疾患です。

まず薬物療法で躁状態をコントロールすることが先決です。

「再犯を防ぐ」のも、「責任能力」の判断も、すべて治療が進んでからのお話しです。

②「デパケンを使用していましたが、肝機能が悪くなってしまい休薬」⇒これは理解できますが、その代わりに他の気分安定薬は処方されなかったのでしょうか?

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。

※回答は夜明け以降になるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 1 年 前.
36805;速な返信ありがとうございます。
傾聴することで外的な刺激を防ぐことは無理なんですね。看護の視点でも必要なことだと思いましたが、無理というのは意味がないという事なのでしょうか?薬物療法に頼らざるを得ないということでしょうか。リスパダールを飲んでいたように思いますが、あとは眠剤程度しか内服していなかったように思います。代替する薬は出ていなかったと思います。他の薬を処方していただくという方法があったのでしょうか?相談費用がかかること、罰金が高額になると言われているので、母親のために専門医へ相談をしたいと思い相談をさせていただいておりますが母親が逮捕されているため薬手帳の場所や具体的な治療方針などの不足した情報を把握できていないので迅速な対応でなくても構わないのでメールで構いません。お手数をおかけしてすみません。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

ご返信ありがとうございます。

> 看護の視点でも必要なことだと思いましたが、無理というのは意味がないという事なのでしょうか?薬物療法に頼らざるを得ないということでしょうか。

⇒躁状態の患者様のお話を「傾聴」することに、積極的な治療効果は期待できないと思います。診断において、もしくは一般論として患者様とのコミュニケーションを良好にするという意味で、傾聴は必要でしょう。しかし、「話を傾聴することで外に刺激を向けることを抑制」とい意図で話を聞いた場合、躁状態の患者様は延々と話を続け、それによりまた気分が高ぶるという悪循環に陥ってしまいます。躁状態の患者様に対する「傾聴」が、治療的意義を持つとは私は考えません。

薬物療法による病相抑制が不可欠な疾患です。

> 他の薬を処方していただくという方法があったのでしょうか?

⇒もちろん。双極性障害の治療の主幹をなすのは気分安定薬の継続的な服用です。薬剤名としては、リーマス、デパケン、テグレトール、ラミクタールなどが気分安定薬にあたります。

デパケンは時に高アンモニア血症、肝機能障害を起こしますが、リーマス(炭酸リチウム)であれば腎排泄性のお薬ですので肝機能が低下している状態でも使用することが可能ですし、そうすべきであったと考えます。

双極性障害の適切な治療法や、専門医の探し方については、双極性障害治療の現状を憂慮して日本うつ病学会が作成した以下のマニュアルをご覧になってみて下さい (第8章「双極性障害の診断・治療に専門的に取り組んでいる医師の見つけ方」参照)。

【日本うつ病学会:双極性障害(躁うつ病)とつきあうために】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/

以上、ご参考になれば幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

どうかお大事になさって下さい。

システム上での評価をお願いいたします。

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質問者: 返答済み 1 年 前.
12392;ても丁寧にアドバイスをしていただきありがとうございました!

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