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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14344
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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初めまして。現在、精神科クリニックにて双極性障害の診断を受けて治療を受けています。45歳男性です。 ずっと投薬治療

解決済みの質問:

初めまして。現在、精神科クリニックにて双極性障害の診断を受けて治療を受けています。45歳男性です。
ずっと投薬治療を受けていますが、なかなか状態が安定せず、特に人間関係がうなく築けずにとても困っています。
はじめは穏やかに接することができるのですが、その人と仲良くなってくると、「嫌われてしまうのでは?」と怖くなり、ちょっとした対応も悪く受け取ってしまいます。
その人その人へのしつこさと変化してしまい、最後は関係が壊れてしまうことを繰り返しています。
本やネットでいろいろ調べてみましたが、もしかしたら自分は境界性人格障害なのでは?と思うようになりました。
そして、また誰かを傷つけてしまいまそうで怖くなっています。仕事も長続きせずにいて経済的にも困っているので、費用の掛かるカウンセリングを受けることも難しい状態です。
今後どうしていけばいいのか、とても不安で怖いです。
なにかご助言があればよろしくお願いします。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
【情報リクエスト】こんにちは。猫山と申します。精神科医です。ご質問いただき誠にありがとうございます。 ①「正しい答が欲しいのなら、正しく問うことである」という諺語がございます。 JustAnswerは、相談者様が質問料金を提示して質問を投稿し、専門家はその質問が自分の専門知識が及ぶ範囲のもので、回答にかける手間や時間が提示された質問料金に見合うと考えれば回答する、というサイトであると私は考えています。従いまして、相談者様、専門家双方が納得できる回答をお示しするためには、初めの段階で質問を具体的にしていただく必要がございます。 今回のご相談でご質問になりたい事項を具体的に教えていただけないでしょうか?「?」で終わり、それに答えらればプラス評価をしていただける質問文形式の文章をご記載下さい、という意味です。 まず以上、確認させていただけますと幸いです。※ご返信のタイミングによって回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 1 年 前.
返答ありがとうございます。質問内容が不十分で申し訳ございません。質問1
自分がどういう診断名であるかはともかく、現在も対人関係でおいていくつか問題を持っています。相手にすぐ嫌われていると思って不安が高まってしまうことや、結果壊れてしまった人間関係を取り戻そうと執着してしまい激しいうつに陥るなどのことです。
私的な友人関係だけでなく仕事上でも「嫌われている。迷惑をかけている」という思いにすぐ陥り、逃げることが難しいです。
こうした症状には現在の薬物治療を何年も受けていますが変化が見られず、かえってひどくなっています。薬物療法以外に自分が受けることができる治療法や自分でもできることはありますでしょうか?
ですが、カウンセリングは費用が高額のため現在の経済状況では継続して受けることは難しいです。質問2
現在の主治医とは6年以上、お世話になっているのですが、境界性人格障害のことは話題になったことがありません。こうした場合、私から主治医に境界性人格障害かどうかの意見を求めてもいいものなのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
ご返信ありがとうございます。質問1については、「対人関係療法」や「弁証法的行動療法」といった精神療法の有効性が知られています。しかし、カウンセリングと同等かそれ以上の費用がかかり、また、行っているカウンセリングルームは限られています。 これらの精神療法と共通点が多い、認知療法(cognitive therapy)を試されてみてはと思います。これは独学されてもかなりの程度の効果が期待できます。イ ンターネットで大学病院のサイトから無料の教材もダウンロードできますし、独習向けの良書も出版されています。 慶応大学版マニュアルhttp://jact.umin.jp/manual.shtml こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳amzn.to/1oGviu0 心のつぶやきがあなたを変える―認知療法自習マニュアルamzn.to/1khvyfN まず質問1につき、これでよろしいでしょうか?
質問者: 返答済み 1 年 前.
早速のご返信ありがとうございます。こちらの回答で結構です。
すぐに始めてみようと思います。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
次に質問2に関する提案です。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
「精神科治療学」という医学専門雑誌の2005年11月号に、自治医科大学の阿部隆明先生と加藤敏先生が書かれた「双極性障害(躁うつ病)と境界性人格障 害の鑑別と共存」というそのものずばりの論文が載っています。ここから、参考になりだしそうな部分を抜き出して解説いたします。 まず筆者は、「境界性人格障害の診断基準にみられる『感情障害』の要素」という項で、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TRの境界性人格障害の診断基準を取り上げ、感情障害との関連を論じています。 (1) 「現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとするなにふりかまわない努力」→軽うつ状態で依存性が目立つようになったうつ病症例でも認められる。 (2) 「『理想化』と『こきおろし』の両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる不安定で激しい対人関係の様式」→軽躁状態ないし混合状態でも認められる。 (3) 「同一性障害」→躁とうつの転換が頻回な症例では、「本来の自分がわからない」と自己像が不安定になることがある。 (4) 「自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い)」→いずれも軽躁状態や双極Ⅱ型障害のうつ病相でよく認められる。 (5) 「自殺の行動、そぶり、おどし、または自傷行為の繰り返し」→もちろんうつ病でも認められる。 (6) 「顕著な気分反応性による感情不安定性」→混合状態でも認められる。 (7) 「慢性的な空虚感」→慢性経過をたどるうつ状態や気分変調性障害でも認められる。 (8) 「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」→軽躁状態、混合状態でも認められる。 (9) 「一過性のストレス関連性の妄想様観念、または重篤な解離症状」→うつ病相でも認められる。 (1)~(9)のうち5つが認められれば境界性人格障害と診断されることになっているが、ここに示したように、軽躁状態や混合状態を呈していればこの基準を満たしてしまうことは十分ありうる。 その上で、躁うつ病と境界性人格障害の症状が同時に現れる場合は、双極性障害の診断が優先されるべきである、と述べています。 また、「境界性人格障害と誤診される双極性障害」という項では、軽躁状態で手首自傷や大量服薬による頻回の自殺企図に及ぶ双極性障害の症例が少なくなく、これも躁うつ病の患者様に境界性人格障害の診断が重複して付けられる一因であることに言及しています。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
このように、双極性障害と境界性人格障害の類似については精神医学界において広く知られた事実です。 主治医に確認することは一向に問題がありませんし、それをうるさがるような主治医であるならば、転院も検討されるべきかと考えます(双極性障害だったとしても、そこで良くなってはいないわけですから)。 以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 1 年 前.
丁寧なご回答ありがとうございます。
現在の主治医とは関係が良好ですし、とても丁寧に診察をしていただいている分、素人が余計な口出しをしても良いものかと迷っておりました。
次回の診察時にお伺いしてみようかと思います。

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