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Nyarlathotep, 医師
カテゴリ: 精神科
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小学生の頃から毛を抜く癖が始まり、小学六年生のときに頭のてっぺんの毛がほぼ無くなるほど抜き続けてしまい、皮膚科で薬を

解決済みの質問:

小学生の頃から毛を抜く癖が始まり、小学六年生のときに頭のてっぺんの毛がほぼ無くなるほど抜き続けてしまい、皮膚科で薬をもらって再び生やすことができました。それからもついつい髪の毛を触ってしまい、気になった毛を抜いてしまうことが続きました。過去の経験があるので目立つまで抜くことは避けていたのですが、最近なかなか手が止まらず危ないところまできています。癖になっていることが怖くなってネットで検索してみたところ「抜毛症」というのがあることを知りました。これは精神的問題が関わっているという情報を見たのですが、治す方法はありますか?また髪の毛がなくなってしまうのではないかと不安です。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  Nyarlathotep 返答済み 2 年 前.

こんばんは。

典型的な抜毛癖(トリコチロマニア)であるようにお見受けします。

【抜毛癖(トリコチロマニア)】
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10OK1000.html
http://health.merrymall.net/cc24_05.html

抜毛癖は、若年女性の10%に見られるとも言われますが、軽症例は習癖の範疇とみなされ、臨床的には問題と見做されません。
しかし、無意識に体毛を抜く段階から、「体毛を抜きたい」という内的衝動が生じ、実際に抜毛すると快感に近い解放感を得る、という、はっきりとした自覚が生じる状態にまで進行する患者様が一定割合おられ、そこまで至ると、治療の対象とすべきであるとされています。

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)においては、抜毛癖「衝動制御障害」に分類され、 同じく衝動制御の障害であるも爪噛み(pathological biting)や皮剝きとの合併はしばしば認められます。
その他、抜いた体毛を並べたり、唇に当てたり、時には食べてしまうのも、抜毛癖でしばしば認められる付随症状です。

あなたは、衝動的な行為が現れやすい脳の体質のようなものをお持ちになられていて、そこにストレスが加わって抜毛癖を発症したと考えることができます。
イメージとしては、圧力釜の壁の一部に薄い部分(脳の器質的・機能的脆弱性)があり、内圧(ストレス)が高まると、その薄い部分が破れて、抜毛という症状として現れると考えられてください。さらには、症状自体が自己目的化して、ストレスが無くとも、毛を抜くことを目的に毛を抜くようになるこ とがあるわけです。

対処方法の一つとして、内圧を低減する、すなわちストレスを取り除くのも有効ではありますが、受験生であることからは逃れられませんので、このアプローチには限界があるでしょう。

だからといってストレスに直面させ続ければ、症状が頻発し、そのことがさらにストレスになって症状を悪化させるという悪循環につながることが考えられます(その悪循環は既に生じているでしょう)。

ストレスを適切に処理し、症状を出来るだけ発現せずに済むように訓練をする必要があります(これには行動療法という心理療法が用いられます)。

今後のことを考えるならば、専門的な治療に導入されるべきであると考えます。
治療は、薬物療法(選択的セロトニン再取り込阻害薬)とカウンセリングです。

ご参考になれば幸いです。

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