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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14365
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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デパスのやめ方とやめた後の代替薬を教えてください

質問者の質問

デパスのやめ方とやめた後の代替薬を教えてください
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

少し補足情報を下さい。

①デパスを1日何mg、どれくらいの期間、服用されていますか?

②デパスを服用されている理由(病名)を教えて下さい。

③何科からデパスの処方を受けられているのでしょうか。「デパスのやめ方とやめた後の代替薬を教えてください」という相談を、主治医にはされていないのでしょうか。

④相談者様はこの80歳女性ご本人ですか?

⑤現在、デパスを服用していることで何らかの副作用を感じられているのでしょうか。今回の質問をするに至った理由を教えて下さい。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 2 年 前.

1.0.5ミリグラム(就寝前)。約6年間

2.不眠とそれに伴う頭痛のため(医師の勧めによる)

3.内科医(止める相談はしていない。新聞記事(『朝日』を見て)

4.本人

5.自覚的な副作用はにように思う。記事によって今後のことが案じられてお伺いすることになった。以前(五年ほど前、人から良くないと聞かされ、止めようと考え、四日ごど服用しなかったら禁断たき症状(めまい、吐き気、一睡もできない)に見舞われ、救急病院行きとなり、服用を再開し現在に至っている。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.

ご返信ありがとうございます。

デパスを含む精神安定剤や睡眠薬の多くは、化学的には「ベンゾジアゼピン化合物」に属します。

ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的(8週間以上)服用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります(朝日新聞のみならず、読売新聞ではずいぶんと以前からこの問題と特集として取り上げていました)。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

【向精神薬依存 8割、投薬治療中に発症 「医師の処方、不適切」】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

ベンゾジアゼピン減量・断薬のバイブルとも呼ばれるアシュトン・マニュアルでは(必ずしもこれを盲信する必要はありませんが)、「自分で漸減をコントロー ルし、ゆっくりと減薬した人では、離脱症状が遷延化する確率がはるかに低いことは、ほぼ確かなことです」とされています(http://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf、102ページ参照)。

逆に申し上げると、急な減量・断薬を行うと離脱症状が遷延する危険性が高いのです。

デパスは、短~中時間作用型のベンゾジアゼピンで、もっとも依存性が高い精神安定剤の一つです。

相談者様の場合、服用量が0.5mgと比較的少なく、しかしそれでも過去の断薬時に明らかな離脱症状を呈されていますので、依存は生じているものと思われます。

こういった場合、デパスをまずはもっと止めやすい長時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬に置換してから減量するという方法をとる必要があります。
しばしば用いられるのは、メイラックスやジアゼパム(セルシン、ホリゾン)といったお薬です。

デパスをまず、メイラックスなら1mg程度、ジアゼパムならば2mg程度に置換され、それで数週間から数ヶ月をかけて新しいお薬に慣れた後に、これらのお薬を2~3週間に4分の1程度のペースで漸減していくのが標準的なベンゾジアゼピンの減量・中止の方法です。

主治医と相談されるか、主治医の手に負えないようであれば(実際、内科医の手には負えない可能性は高いと思います)、精神科を紹介してもらい、練量・中止について相談されることをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。

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