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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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うつ病と診断されて3年目になります。 8ヶ月休職の後、営業に復職して1年半経過しようとしています。休職中からジェイ

質問者の質問

うつ病と診断されて3年目になります。
8ヶ月休職の後、営業に復職して1年半経過しようとしています。休職中からジェイゾロフト100mgとアモキサン75mgを夕1回で継続して服用しています。先月頃から朝起きられなくなって午前は家から出れない事も多くなってきました。昨日、アモキサンを100mgに増量して戻ってきたら調節していくことになりました。復職後もしばしば指先と太腿に痺れたような感覚があります。併用し続けて良いのでしょうか?薬剤の変更をした方が良いのでしょうか?
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
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おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

まず大前提として、うつ病は薬物療法だけで治る病気であるとは限りません。

薬物療法の視点から申し上げれば、うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。
1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、その用量で十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきです。

相談者様において「指先と太腿に痺れたような感覚」があることがジェイゾロフトとアモキサンの併用のために起きた副作用がどうかはここではわかりかねます。
少なくとも一般的な副作用ではないでしょう。

ただ、あまり意義の無い薬物療法を受けられているようには思われます。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
↑↑↑クリックしていただくと図が開きます↑↑↑

最初から2剤併用だったのかどうかはわかりかねますが、ジェイゾロフトの単剤使用から始まったのであれば、このお薬に関しては最大量・十分期間用いられていますから、既に効果無しと判断されてよいでしょう。

アモキサン(成分名:アモキサピン)については用法・用量は「アモキサピンとして、1日25~75mgを1~数回に分割経口服用する。効果不十分と判断される場合には1日量150mg、症状が特に重篤な場合には1日300mgまで増量することもある」ですので、現在の用量は中途半端です。
ジェイゾロフトを止めてアモキサンを少なくとも150mgまでは増量されるべきでしょう。

それで効果が無ければ、他剤に置換されるべきです。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズで患者様に受診を促すような啓蒙活動がかつて行われました。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

しかし近年では、「本当の」うつ病には慢性疾患であり、症状が寛解した後も維持療法、具体的には抗うつ薬の服用を継続すべし、というのが最近の治療論の主流になっています。

【うつ病の再燃と再発-予防法の実際-】
http://www.fuanclinic.com/byouki/a_21.htm

少なくとも寛解状態(症状が完全に消失した状態)に達してから6ヶ月は薬物療法を継続されるべきです。

「復職の条件として産業医から朝の服薬を止める」べし、という産業医の指示はそもそもが無理筋です。

以上、ご参考になれば幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。

まず大前提として、うつ病は薬物療法だけで治る病気であるとは限りません。

薬物療法の視点から申し上げれば、うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。
1 つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、その用量で十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきです。

相談者様において「指先と太腿に痺れたような感覚」があることがジェイゾロフトとアモキサンの併用のために起きた副作用がどうかはここではわかりかねます。
少なくとも一般的な副作用ではないでしょう。

ただ、あまり意義の無い薬物療法を受けられているようには思われます。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
↑↑↑クリックしていただくと図が開きます↑↑↑

最初から2剤併用だったのかどうかはわかりかねますが、ジェイゾロフトの単剤使用から始まったのであれば、このお薬に関しては最大量・十分期間用いられていますから、既に効果無しと判断されてよいでしょう。

ア モキサン(成分名:アモキサピン)については用法・用量は「アモキサピンとして、1日25~75mgを1~数回に分割経口服用する。効果不十分と判断され る場合には1日量150mg、症状が特に重篤な場合には1日300mgまで増量することもある」ですので、現在の用量は中途半端です。
ジェイゾロフトを止めてアモキサンを少なくとも150mgまでは増量されるべきでしょう。

それで効果が無ければ、他剤に置換されるべきです。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズで患者様に受診を促すような啓蒙活動がかつて行われました。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

しかし近年では、「本当の」うつ病には慢性疾患であり、症状が寛解した後も維持療法、具体的には抗うつ薬の服用を継続すべし、というのが最近の治療論の主流になっています。

【うつ病の再燃と再発-予防法の実際-】
http://www.fuanclinic.com/byouki/a_21.htm

少なくとも寛解状態(症状が完全に消失した状態)に達してから6ヶ月は薬物療法を継続されるべきです。

「復職の条件として産業医から朝の服薬を止める」べし、という産業医の指示はそもそもが無理筋です。

以上、ご参考になれば幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
拙回答をご閲覧いただきありがとうございました。

まず大前提として、うつ病は薬物療法だけで治る病気であるとは限りません。

薬物療法の視点から申し上げれば、うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。
1 つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、その用量で十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきです。

相談者様において「指先と太腿に痺れたような感覚」があることがジェイゾロフトとアモキサンの併用のために起きた副作用がどうかはここではわかりかねます。
少なくとも一般的な副作用ではないでしょう。

ただ、あまり意義の無い薬物療法を受けられているようには思われます。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
↑↑↑クリックしていただくと図が開きます↑↑↑

最初から2剤併用だったのかどうかはわかりかねますが、ジェイゾロフトの単剤使用から始まったのであれば、このお薬に関しては最大量・十分期間用いられていますから、既に効果無しと判断されてよいでしょう。

ア モキサン(成分名:アモキサピン)については用法・用量は「アモキサピンとして、1日25~75mgを1~数回に分割経口服用する。効果不十分と判断され る場合には1日量150mg、症状が特に重篤な場合には1日300mgまで増量することもある」ですので、現在の用量は中途半端です。
ジェイゾロフトを止めてアモキサンを少なくとも150mgまでは増量されるべきでしょう。

それで効果が無ければ、他剤に置換されるべきです。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズで患者様に受診を促すような啓蒙活動がかつて行われました。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

しかし近年では、「本当の」うつ病には慢性疾患であり、症状が寛解した後も維持療法、具体的には抗うつ薬の服用を継続すべし、というのが最近の治療論の主流になっています。

【うつ病の再燃と再発-予防法の実際-】
http://www.fuanclinic.com/byouki/a_21.htm

少なくとも寛解状態(症状が完全に消失した状態)に達してから6ヶ月は薬物療法を継続されるべきです。

「復職の条件として産業医から朝の服薬を止める」べし、という産業医の指示はそもそもが無理筋です。

以上、ご参考になれば幸いです。

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