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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14295
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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こんばんは。28歳の息子についてですが、 以前からお香が好きで良く部屋で炊いていることがあったのですが、それがどう

解決済みの質問:

こんばんは。28歳の息子についてですが、
以前からお香が好きで良く部屋で炊いていることがあったのですが、それがどうも脱法ハーブのようなのです。本人は認めておらず、今でも時々焚くのですがそれが物凄い気持ちが悪くなるような臭いで辞めるように言っているのですが一向にやめる気配がありません。最近は眠いところを無理に起こしたりしますとあきらかにおかしな言動を取るようになり、手も震えています。仕事には毎朝4時半に起きて行っていますし、食欲もありすぎるほどあります。
ただ、かなり切れやすく、行動を注意したりしますと物を壊したり投げたりするようになりました。まるで人が変わってしまったようです。
このままですともっとエスカレートしていくのではないかと心配です。病院で治療したほうがいいのではないかと思っていますが、本人が全く認めようとしません。既に脳に異常をきたしているのでしょうか?最初にハーブらしきものを見つけたのはもう2年程前です。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
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危険ドラッグ(http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/21/law-evading-drug-new-name_n_5607949.html)を使用されているのであれば脳に何らかの異常は生じているでしょう。それが元に戻るものか戻らないものかは検査・治療をしてみなければわかりません。

即効性のある方策や治療法は、残念ながらありません。
危険ドラッグ依存のご相談は実臨床でもこのサイトでもしばしばお受けしますが、他の依存と同様、ご本人が止める気にならなければ止められない「病気」なのです。

以下、危険ドラッグ依存に関しての一般論を述べます。

危険ドラッグ依存の治療のゴールは「危険ドラッグを完全に止めること(脱ドラッグ)」になります。
「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは絶対に達成できません。

まずこのことを患者様ご本人に理解していただき、治療意欲を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、依存症の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
肝機能障害を起こして身体的につらくなる、仕事に支障が及ぶ、家族生活に支障が生じて離婚を迫られる、警察のお世話になる、といった切迫した状況になって初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。
率直に申し上げて、親御さんが警察に相談に出向かれるのがもっとも早道だと考えます。

患者様の治療意欲が無い段階では治療は長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すれば危険ドラッグの使用を再開しますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

依存症の治療は、風邪をひいた時のように、一定期間病院に通えばよいとか、一定期間入院すればよいというものではありません。危険ドラッグ使用(もしくはさらにエスカレートしてのさらなる違法薬物使用)のリスクは生涯続きますから、依存症の治療もまた生涯続きます。

また、依存症の治療は、失敗を繰り返すものだとあらかじめご理解ください。
一回の入院で脱ドラッグの意思を固め、その後は外来通院しながら生涯危険ドラッグを用いずにいられる患者様は皆無です。
全ての患者様が、何度も再使用をし、外来通院を中断し、または再入院をして……といった過程を経て、ようやく脱ドラッグに行く着くという経過をたどるといっても過言ではありません。

従いまして、ご家族が治療導入からその後の定期的通院に至るまで、一貫して患者様を説得し、必要ならば病院に連れて行くことを繰り返さなければなりません。
それが依存症の治療の現実です。

受診される先は一般の精神科・心療内科ではなく、薬物やアルコール依存症治療の専門施設である必要があります(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。 また、受診・通院されるだけではなく、患者会に入って活動することが、依存症治療の成功率を高めます。

依存症の専門的治療を行っている医療機関であれば独自の患者会を持っている場合が大半です。
家族会を兼ねた全国組織としてはDARC(ダルク)が有名です。最寄りの支部に連絡し、相談されてみるのも一法でしょう。
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

地域の精神保健福祉センターでも精神保健相談という形でご家族からの相談を受けていますし、通院範囲内に依存症の専門性が高い医療機関があれば、その情報も得ることが出来ます。

【全国の精神保健福祉センター一覧】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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