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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14342
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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お願いします、20数年前抑鬱状態になり精神科に通院していました、8年前調子が悪くなり退職し2ヶ月休養し転職しかし3年

解決済みの質問:

お願いします、20数年前抑鬱状態になり精神科に通院していました、8年前調子が悪くなり退職し2ヶ月休養し転職しかし3年経過した頃パワハラ、いじめ等で体調を崩し病院を変わりました。うつ病との診断で抗うつ薬を処方され服用していましたが、数ヶ月後そうの状態になり薬がリチウム系に変わりました。鬱が長く躁がが短い状態でいましたが、最近では精神的にまとまらない状態が続いています、朝も早く目が覚めます。酒、たばこはやめています。
こんな状態が長く続くものでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

少し補足情報を下さい。

①「こんな状態」とは「精神的にまとまらない状態」のこでしょうか? どのような状態なのか、もう少し具体的に教えていただけますか?

②現在服用されているお薬の名前と、それぞれの1日量を教えて下さい。リーマス(炭酸リチウム)などの気分安定薬に関してはその血中濃度も教えて下さい。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 2 年 前.

たとえば、テレビを見ていても内容がわかっていない、良いことと悪いことが頭の中で渦巻いているような感じです。

薬 リチマオール錠100mg1日3回食後 寝る前ジェイゾロフト錠50mg×2 レキソタン錠5 5mg マイスリー錠5mg

血中濃度は最近検査してもらっていません(言い出せにくい感じがあります)

質問者: 返答済み 2 年 前.

たとえば、テレビを見ていても内容がわかっていない、良いことと悪いことが頭の中で渦巻いているような感じです。

薬 リチマオール錠100mg1日3回食後 寝る前ジェイゾロフト錠50mg×2 レキソタン錠5 5mg マイスリー錠5mg

血中濃度は最近検査してもらっていません(言い出せにくい感じがあります)

質問者: 返答済み 2 年 前.

たとえば、テレビを見ていても内容がわかっていない、良いことと悪いことが頭の中で渦巻いているような感じです。

薬 リチマオール錠100mg1日3回食後 寝る前ジェイゾロフト錠50mg×2 レキソタン錠5 5mg マイスリー錠5mg

血中濃度は最近検査してもらっていません(言い出せにくい感じがあります)

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、相談者様は「躁うつ混合状態」を呈されているのではないかと考えます。
http://shinagawa-lunch.blog.so-net.ne.jp/2008-04-18
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

このサイトで相談される双極性障害の患者様の9割が、①気分安定薬を処方されていない、②気分安定薬を処方されているが血中濃度が有効域未満、③気分安定医薬を処方されているが血中濃度測定を行われていない、のいずれかに当てはまります。

実臨床でも、私の印象では双極性障害を適切に治療できる精神科医は1割に満たないので、恐らく日本の双極性障害の患者様の9割は不適切な治療を受けられているのだと思います。

個人差があるので何とも申し上げられませんが、相談者様の場合も、リチマオールの1日の量が300mgでは、有効血中濃度に達していない可能性が大です。

そうだんしゃさまがそうであったように、双極性障害(躁うつ病)の患者様の7割がうつ状態で発症し、それは普通のうつ病と臨床上区別がつかないため大多数の患者様は当初はうつ病と診断されます。
しかし経過中に躁状態が現れると躁うつ病に診断が切り替わり、治療方針も変わります。

躁うつ病とうつ病は全く異なる病気であることが分かっており、病像が似ていても、躁うつ病の患者様のうつ状態に抗うつ薬を投与しても効果がありませんし、むしろ躁転や急速交代化、難治化といった、病状の複雑化を招きます。

従って、混合状態解消のためには、相談者様は現在ジェイゾロフトを服用されるべきではありません。リチオマールは有効血中濃度の、やや高めの値を目指して増量されなければなりません。

躁うつ病と言っても、躁状態をうつ状態を交互に繰り返す病気ではありません。ほとんどがうつ状態で、ごくまれに躁状態が出現することがある、というのはむしろ典型的な病状推移です。日本うつ病学会が患者さん向けにガイドブックを作成し、Webで公開しています。
以下の章の5ページをご覧ください。

【2.双極性障害の症状を知ろう】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/pdf/bd_kaisetsu_chapter2.pdf

相談者様の混合状態を呈しているのは、第一にうつ病としての治療開始から双極性障害としての治療に変更されるまでに数年間を有しており、この間のうつ病 としての治療によって双極性障害が難治化してしまったこと、双極性障害の治療としてもおそらくはリチオマールの量が不十分で気分の波の安定化ができていないこ と、が挙げられるでしょう。
前者は病気の性質からしてどうしようもありませんから、せめて現在の治療を最適化されることが重要です。
その点、主治医とよく相談されるか、転院も視野に入れられるべきでしょう(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

双極性障害の適切な治療法や、専門医の探し方については、双極性障害治療の現状を憂慮して日本うつ病学会が作成した以下のマニュアルをご覧になってみて下さい (第8章「双極性障害の診断・治療に専門的に取り組んでいる医師の見つけ方」参照)。

【日本うつ病学会:双極性障害(躁うつ病)とつきあうために】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/

以上、ご参考になれば幸いです。
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