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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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父親の病的な変化についてお尋ね致します。父親は85歳、母親は82歳、私は長女で東京に所帯を持ち、妹も東京で仕事を

解決済みの質問:

父親の病的な変化についてお尋ね致します。 父親は85歳、母親は82歳、私は長女で東京に所帯を持ち、妹も東京で仕事をしており両親二人だけが地方に住んでいる状況です。父はすこぶる健脚,腰が軽く多趣味ですが、幼少期に養子に出された経験、愛情不足からか,執着気質、被害妄想的な所が時々見え、気に入らないと相手関係なく攻撃的な口調になることがあります。母は持病の中耳炎が悪化し、20年前ぐらい前からかなり難聴、普通の会話が成立しない状況で、父は何度も話を繰り返さなければ日常生活が出来ないので、かなりのストレスを抱えています。このお正月に帰省した際、 ●急に怒りだす ●人前で母を攻撃する 症状が悪化しており、母は「怖い」ともらします。 ①父のような症状が性格的なことなのか、何かの精神疾患の可能性(あるいは既に病になっている)があるのか。 ②家族として、どういう対応が必要なのか。 ③両親の在住している地方自治体のケアにどのような相談協力をもとめたらよいのか 以上につきまして、ご教示いただきたくご相談をいたしました。 よろしくお願い申し上げます。             東京都 ****

投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
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こんにちは。猫山と申します。精神科医です。
かつては老人率が日本一の市の市立病院で神経内科兼任で3年間勤務し、ご高齢の患者様をたくさん診てきた経験があります。

①父のような症状が性格的なことなのか、何かの精神疾患の可能性(あるいは既に病になっている)があるのか。
⇒実際にお父様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、もともとの性格が極端に現れるようになったのであればそれは「性格の先鋭化」と呼ばれる現象で、正常の老化でも起こりますし、認知症の初期症状である場合もございます。
http://www.health-net.or.jp/tairyoku_up/chishiki/ninchisyou/t03_08_02_04.html
↑↑↑クリックしていただくと図が開きます↑↑↑

②家族として、どういう対応が必要なのか。
⇒ご家族の対応によってお父様の言動が改善することはありません。
もともとの性格と脳の老化によるものだからです。
「何とか手を打たなければ危険」だとお考えならば、お父様とお母様を物理的に分離する手立てを講じられるべきでしょう。

③両親の在住している地方自治体のケアにどのような相談協力をもとめたらよいのか
⇒お父様の住所地を管轄する精神保健福祉センターで家族相談を受けられることをお勧めいたします。
このサイトでは、適切な病識(自分が病気だという認識)が無い本人をどうやって受診させればよいのか、というご家族からの相談をいただくことがしばしばありますが、ご本人のお人柄やご家族との関係を存じ上げないわれわれに、ぽんと、これこれこのように説得すれば受診させることができますよ、という助言がで きるわけもありません。
統合失調症で幻覚・妄想や興奮が激しい症例の場合を除いて、法的に受診を促す制度もございません。
受診までは、家族が何とかしなければならない部分なのです。
精神保健福祉センターで家族相談を受けられることは、もしかすると事態の打開に役立つかもしれない方法のひとつです。相談員がお父様を病院に連れて 行ってくれるわけではありませんが、同様の相談を多く受けていますから、ご家族に有用なアドバイスをしてくれる場合が少なくありません。

【全国の精神保健福祉センター一覧】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

お父様に病院を受診していただく場合は、老年精神医学の専門医療機関にお連れして下さい。

老年期の精神疾患(うつ病、認知症、その他)は、「老化」を抜きに考えることはできません。
第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。
第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うもの の多さ、大きさに愕然となることが多くなります。
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。
こうした患者様では、症状の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。
身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。

こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。
老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします。

下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】
http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm

以上、ご参考になれば幸いです。
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