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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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猫山司がオンラインで質問受付中

猫山様 双極性障害の処方としてこの内容は適当でしょうか。

解決済みの質問:

はじめまして。
うつ病と診断され約10年前から通院していましたが、躁からのうつで入院となった際双極性障害と診断されました。
今思えば過去に何度か躁転からのうつ状態がありました。
躁の状態で受診したことはないため、躁の状況は母親が医師へ説明しました。
現在は夜は頻繁に目が覚め、また気持ちの波はあるものの寛解の状況と思います。
再び躁転してしまわないか、不安がありますので現在の処方が妥当か否か教えていただけたらと思います。
※過去から現在まで、炭酸リチウム、バルプロ酸、ラモトリギン等の気分安定薬を処方されたことはありません。

退院直後の入院先病院での処方(1日あたり)
エビリファイ3mg×2計6mg
サイバルタカプセル20mg×3計60mg
ワイパックス0.5m×3計1.5mg
テトラミド10m×3計30mg
ゾルピデム酒石酸塩5mg
フルニトラゼパム2mg
センノシド12mg「サワイ」
ベサコリン散5% 30mg×3計90mg

退院10日後の掛かり付け医の処方(1日あたり)
エビリファイ3mg
サインバルタカプセル30mg×2計60mg
ワイパックス0.5mg×3計1.5mg
テトラミド10mg×3計30mg
マイスリー錠5mg
フルニトラゼパム2mg×3計6mg
センノシド12mg「サワイ」
ウブレチド5mg

退院40日後の掛かり付け医の処方(1日あたり)
エビリファイ3mg
サインバルタカプセル30m×2 計60mg
リフレックス15mg
マイスリー5mg
フルニトラゼパム2mg
センノシド12mg「サワイ」

投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】

おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

相談者様が受けられている処方は、双極性障害に対するものとしては著しく不適切なものです。

このサイトで相談される双極性障害の患者様の9割が、①気分安定薬を処方されていない、②気分安定薬を処方されているが血中濃度が有効域未満、③気分安定医薬を処方されているが血中濃度測定を行われていない、のいずれかに当てはまります。

実臨床でも、私の印象では双極性障害を適切に治療できる精神科医は1割に満たないので、恐らく日本の双極性障害の患者様の9割は不適切な治療を受けられているのだと思います。

相談者様の場合は上述の①気分安定薬を処方されていない、に当たりますので、根本のtころで薬物療法として間違っています。

強い抗うつ薬が、それも2剤(サインバルタ、リフレックス)、使用されていることも問題です。

双極性障害(躁うつ病)の患者様の7割がうつ状態で発症し、それは普通のうつ病と臨床上区別がつかないため大多数の患者様は当初はうつ病と診断されます。
しかし経過中に躁状態が現れると躁うつ病に診断が切り替わり、治療方針も変わります。

躁うつ病とうつ病は全く異なる病気であることが分かっており、病像が似ていても、躁うつ病の患者様のうつ状態に抗うつ薬を投与しても効果がありませんし、むしろ躁転や急速交代化、難治化といった、病状の複雑化を招きます。

上記の点、主治医とよく相談されるか、転院も視野に入れられるべきでしょう(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

双極性障害の適切な治療法や、専門医の探し方については、双極性障害治療の現状を憂慮して日本うつ病学会が作成した以下のマニュアルをご覧になってみて下さい (第8章「双極性障害の診断・治療に専門的に取り組んでいる医師の見つけ方」参照)。

【日本うつ病学会:双極性障害(躁うつ病)とつきあうために】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 2 年 前.
早速のご回答ありがとうございました。
心より感謝いたします。
掛かりつけの主治医には、貴方にはサインバルタとリフレックスが効くからと言われ、5年以上前の通院当初よりずっと処方されていました。
しかし一時的にうつの症状は改善しても再発を繰り返し、
職場でのトラブルやうつの症状により職場を何度も変えました。
その後、双極性障害と診断され、双極性障害の説明サイトなどで
気分安定薬が効果的だと知りましたが、その後の入院先でも、現在の通院先でも
治療に気分安定薬が使用されることはありませんでした。そのことに疑問は感じていましたが、気分安定薬を使用しない効果的な処方もあるのかも知れないと主治医を信じてきました。先生のおかげで疑問がすっきりしました。次回通院は来週末ですが、抗うつ薬を軸とした処方をやめ、気分安定薬を使用したものに切り替えて欲しいと主治医に相談してみたいと思います。最後に、再質問のようで大変恐縮ですが、次回通院までの間、現在の抗うつ薬は飲み続けるべきでしょうか。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
抗うつ薬は急に断薬すると離脱症状と呼ばれる副作用が現れることがありますので、医師の指導のもとゆっくりと減量・中止する必要があります(相談者様の主治医にその知識があるかどうかはまた別の話になりますが)。

次回受診までは現在の処方のまま服薬を継続されるべきでしょう。
猫山司をはじめその他名の精神科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 2 年 前.

明快で丁寧なご説明

本当にありがとうございました!

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

どうかお大事になさって下さい。

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