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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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不妊治療中の42歳です。 過去に統合失調症の症状があったということで現在 リスペリドン1mgを朝夕2回 パーロデル2.5mg

解決済みの質問:

不妊治療中の42歳です。
過去に統合失調症の症状があったということで現在
リスペリドン1mgを朝夕2回
パーロデル2.5mg 朝夕2回
セニラン2mgを1日1回 服用しています。
妊娠希望のため、通っている精神科の先生からリスペリドンを1日1mgのみに減薬をしたほうがよいと言われています。
試しに1日実行したところ不安感とマイナス思考が表れ、減薬に不安があります。
主治医は不安時に屯用として飲めばよいと思っているの
のですが、それが出来ずにいます。
今の量の薬を飲んだままの妊娠は難しいでしょうか。
減薬が必要なら屯用として飲む以外に何か良い方法があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

妊娠中、少なくとも妊娠4週から妊娠12週にかけての「器官形成期」を過ぎるまでは、できるだけお薬を服用しない方が良いことはたしかです。

ただし、統合失調症は一定量の規則的な服薬を必要とする慢性疾患であること、断薬によって症状が悪化した場合の患者様ご本人、ご家族の負担が大きいため、多くの場合、服薬を継続したままの妊娠・出産されることがほとんどです。

催奇形性が特別に強いお薬は服用されていませんから、ご記載を拝読する限りは、服薬は継続されたまま妊娠された方が総合的にはメリットがデメリットを上回ると考えます。

これで回答になっておりますでしょうか?

確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

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質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生。とても早く回答していただきありがとうございました。メールでの回答と思っていたので気づくのに遅れてしまいました。

主治医はトランキライザーが怖いのでリスペリドン1種類が望ましいと言います。

更に妊娠したら薬をすべて止めるように言われました。

質問を繰り返しているようですが、主治医の方針について猫山先生はどう思われますでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。
こういった申し上げ方が適切なのかどうか判断に迷いますが、相談者様の主治医の方針は根本的なところで誤解があると考えます。
妊娠週数は、最終月経の開始日から数えます。
一方で、妊娠が判明するのは、早くとも、当該の性行為の2週間以降です。
よって、妊娠は、ほとんどの場合、判明した時点で3週目程度には入っています。
また、リスパダールを含む精神科のお薬は服用を中止してもすぐに体から抜けるわけではありませんので、妊娠が判明してすぐにリスパダールを中止しても、前述した最も危険な器官形成期初期には相談者様の子宮の中の胎児は抗精神病薬の影響下にあることになります。
本当の本当に赤ちゃんを薬の影響から遠ざけようと思うのならば、完全な計画妊娠を企図する必要があります。
つまり、「狙い」を定めた排卵日の2週間前にはリスパダールを中止し、妊娠が判明したら妊娠12週間目までは断薬し続ける必要があります。相談者様の主治医はあるいは、「器官形成期」という概念が念頭になく、全妊娠期間中の断薬を念頭に置いているかもしれません。
それは、相談者様にとって現実的でしょうか?
この件についてご主人はどのようなご意見をお持ちのようですか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

主人には主治医に相談していることぐらいしか伝えていません。主治医もリスクを最低限に抑えようとして薬を止めるように言うのは当然かも知れません。私もそれに応えるつもりでしたが、たった1日の減薬で怖い思いをしてからどうすればよいのか悩んでいました。主治医にすぐに相談できない状況だったので相談させていただきました。服薬を継続しながらの妊娠出産をされている方がほとんどと知り少し安心しました。ありがとうございました。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

相談者様の主治医の方針は、もちろん、教科書的には間違っていません。

ただ、お薬によって胎児に及ぶ影響と、母体の精神状態が悪くなってしまうことが胎児や子育てに及ぼす影響を、冷静に評価する視点も臨床家には必要だということです。

薬物療法の発達や、医療体制の充実によって、統合失調症の患者様も健常者と同様に社会生活を送ることが出来るようになってきており、妊娠・出産を経験されるケースは増えてきています。

その大半が、薬物療法を継続しながらの妊娠・出産です。
それに伴うリスク、薬物療法を継続することのメリット・デメリットを十分に理解・納得された上で不妊治療に臨まれることが必要だと考えます。
http://jpop-voice.jp/schizophrenia/i/1112/04.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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