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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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大阪市内に住んでます。母がここ5年ほど毎日といっていいほどお酒を飲んでいます。元々飲むと起床が激しい母なので

解決済みの質問:

大阪市内に住んでます。 母がここ5年ほど毎日といっていいほどお酒を飲んでいます。 元々飲むと起床が激しい母なのですが。ここ5年でなおさらひどくて家族に罵声をあげてます。酷いときは手まであげられてます。お酒で酔って大きな事故が2件(頭を強打し大動脈を切って、救急車で運ばれています)なので、二週間に1度くらいしらふの時があるのでそのときに病院に行こうと言うとまた、ヒステリックになって飲んでます。母は52才なのでまだ元気なはずなのですが。お酒で180度豹変し、最近では同じ場所から動かない。お風呂には一週間はいらない。こちらが優しく接しても影でお酒を飲む状態で、家族がこれ以上バラバラになるのが嫌なので大阪で薬に頼る病院じゃなくて、安心出来る病院を知ってたら教えてください。出来れば入院させたいです。

投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。
まず、JustAnswerでは病院の紹介を行っていません。これについてはあらかじめご了承下さい。
便宜上、お母様がアルコール依存症を患われているという前提で回答を進めます。
アルコール依存症の治療にはもともと薬物はほとんど用いられません。よって、アルコール依存症の専門外来を持っている精神科病院なら、ほとんどが相談者様のニーズを満たすとも言えます。
薬物の代わりに必要となるのが患者様ご自身の「治療意欲」です
お母様は、ご自身の飲酒の問題点に気づかれていてお酒を止めたいと考えているでしょうか
また断酒(完全にお酒を止めること)という治療目標に同意されるでしょうか?
まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承下さい。
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 2 年 前.

ご連絡ありがとうございます。

本人がアルコール依存症という自覚はない状態です。

「ママきっと、依存症だから病院にいこ?」というと「私は自分で辞めれる、あんなん行く人は精神的におかしい人。」の返事で返ってくる始末です。

ただ最近は「お酒飲んだら早く死ねる!」などこちらが精神的に参ってしまいそうな発言ばかりです。

ただ、たまに落ち着いてるときお酒やめるからね。ごめんね。と泣きながら謝ってきます。そして、また繰り返しが続いてます。

質問の答えになっていなくてすみません。

質問者: 返答済み 2 年 前.

ご連絡ありがとうございます。

本人がアルコール依存症という自覚はない状態です。

「ママきっと、依存症だから病院にいこ?」というと「私は自分で辞めれる、あんなん行く人は精神的におかしい人。」の返事で返ってくる始末です。

ただ最近は「お酒飲んだら早く死ねる!」などこちらが精神的に参ってしまいそうな発言ばかりです。

ただ、たまに落ち着いてるときお酒やめるからね。ごめんね。と泣きながら謝ってきます。そして、また繰り返しが続いてます。

質問の答えになっていなくてすみません。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

まず、アルコール依存症の治療について、一般論を述べます。

アルコール依存症の治療のゴールは断酒になります。
「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは絶対に達成できないとお考え下さい。
まずこのことを患者様ご本人に理解していただき、治療意欲を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、アルコール依存症の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
肝機能障害や膵炎を起こして身体的につらくなる、仕事に支障が及ぶ、家族生活に支障が生じて離婚を迫られる、警察のお世話になる、といった切迫した状況になって初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。

治療を行う場合、外来治療も入院治療も行われますが、患者様の治療意欲が無い段階ではどちらにせよ長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すれば再飲酒しますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

アルコール依存症の治療は、風邪をひいた時のように、一定期間病院に通えばよいとか、一定期間入院すればよいというものではありません。再飲酒のリスクは生涯続きますから、アルコール依存症の治療もまた生涯続きます。
必然的に、治療は、最終的にはどの患者様でも外来治療になります。
入院治療は初期の治療導入のための教育入院か、再飲酒時の治療立て直しのための入院となることがほとんどです。
教育入院は一般的に3ヶ月程度です。

また、アルコール依存症の治療は、失敗を繰り返すものだとあらかじめご理解ください。
一回の入院で断酒の意思を固め、その後は外来通院しながら生涯断酒を貫ける患者様は皆無です。
全ての患者様が、何度も再飲酒をし、外来通院を中断し、または再入院をして……といった過程を経て、ようやく断酒に行く着くという経過をたどるといっても過言ではありません。

従いまして、ご家族が治療導入からその後の定期的通院に至るまで、一貫して患者様を説得し、必要ならば病院に連れて行くことを繰り返さなければなりません。
それがアルコール依存症の治療の現実です。

受診される先は一般の精神科・心療内科ではなく、アルコール依存症治療の専門施設である必要があります。

【全国アルコール関連問題専門医療機関紹介】
http://www.kochi-al.org/url/hospital.html

まずは家族相談の形で、アルコール専門外来を受診され、対応の仕方について相談されてみてはと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。
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