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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14252
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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抑うつ状態でサインバルタ30mmとアンデプレを処方され続けていました。 減薬したいと思うが医師としてどう思いま

解決済みの質問:

抑うつ状態でサインバルタ30mmとアンデプレを処方され続けていました。
減薬したいと思うが医師としてどう思いますかと相談すると
「とりあえず今まで通りの量を処方しておくので減らしたかったら自分で調節してね」
との回答でした。
医師として患者の状態を分析した結果の合理的な回答を求めていたのですが
「そんな細かいこと気にするより先々の自分の身の置き方を考えたら?」
とのことでした。
障害認定もご相談したところ
「うーん 僕はあなたに障害認定させる気ないから。」
と一蹴されました。
医師免許を取得された方々は皆こうではないと思うのですが、転院を考えた方が良いのでしょうか?
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズで患者様に受診を促すような啓蒙活動がかつて行われましたが、うつ病に関しては慢性疾患であり、症状が寛解した後も維持療法、具体的には抗うつ薬の服用を継続すべし、というのが最近の治療論の主流になっています。

【うつ病の再燃と再発-予防法の実際-】
http://www.fuanclinic.com/byouki/a_21.htm
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

ガイドラインとしては、初発のうつ病患者様の場合、完全寛解(うつ病の症状が全くない状態。うつ病は慢性疾患ですので「治癒」という言葉は使用されません)した状態が6ヶ月続いたら慎重に減薬を試みてよい、とされています。

障害年金の受給を希望されているということは相談者様は寛解されていないのではないかと推察いたしますが、いかがでしょう?

実際に診察ができませんのでこのような方法になってしまいますが、下記のサイトで質問に答え、最後に表示される点数を教えていただけないでしょうか?
https://www.cbtjp.net/qidsj/question/01/

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】













質問者: 返答済み 2 年 前.

猫山先生

ご回答ありがとうございます。

私は現在通院しているお医者様から抑うつ状態と診断されていますが、うつ病の諸症状が色々とあるため寛解していないと思っています。

サイトでの点数は20点でした。

お医者様からのすすめで失業保険でなんとか食べています。ご査収の程、よろしくお願い致します。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。
日本は精神科後進国で、もっともありふれた精神疾患であるうつ病ですら、適切な治療を受けられている患者様は4分の1に過ぎません。
【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
行っていただいたQIDSは、うつ病の診断や重症度評価のための質問票としては信頼性が高いもので、厚生労働省の研究でも使用されています。
インターネット相談では相談者様を直接診察できませんのでこのような方法をとらせていただきましたが、 QIDSにおける20点は、表示があったとおり、相談者様のうつ病が重症であることを示す結果です。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/02.pdf
重症のうつ病を患われている現状、抗うつ薬の減薬には賛成できません。
ただし、相談者様が現在受けられている薬物療法が不適切であることも確かです。
うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。
相談者様は、1日60mgまで使用可能なサインバルタを、その半量で長期漫然投与され、かつアンデプレを併用されています。
典型的な「日本の駄目処方」です。
また、うつ病はお薬だけで治るわけではありません。
長期化してしまってもいますから、カウンセリングや認知行動療法のような心理療法を並行して受けられる必要もあるかもしれません。
「障害」とは、もう良くならない、症状が固定したと判断された患者様の症状に対して用いられる用語です。
未だ適切な治療を受けられたことがなく、それ故に改善の見込みがある相談者様は障害年金の対象にはなりません。
転院して、これまでとは異なる治療を受けられてみることを検討されてみてはと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14252
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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