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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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私の友人についての質問です。 〇症状 : アーとかウーとか奇声を発し続けて自分で制御できない。人と会話する時は収ま

解決済みの質問:

私の友人についての質問です。
〇症状 : アーとかウーとか奇声を発し続けて自分で制御できない。人と会話する時は収まって        正常にしゃべることができるが、会話が終わるとまた奇声が続く。その間何かをする意       欲が著しく減退する。(料理、洗濯、入浴などもしたくなくなる)

〇発症の契機と経過 : 昨年末頃、派遣先の職場でパソコンのデータ処理が複雑になって対応で                きなくなり、悩み始める。今年に入ってから、家で一人にいる時、奇声が                出始め、仕事場でのストレスに起因するものと考え、ほどなくして仕事を                止める。
                ところが今度は辞めるべきではなかったという思いが、四六時中脳裏を                 離れず、ますます症状が進んで外出中電車の中や歩行中にも奇声を出                すようになり、そのため家に引きこもりがちになっている。

〇現在服用している薬 : 二か月前から診療内科の開業医の処方により、以下の薬を服用して                  いる。
                 メイラックス2㎎ 夕食後1錠
                 タキシルCR25㎎ 夕食後2錠
                 グッドミン0.25㎎ 就寝前1錠
                 クエチアピン25㎎   ”

〇病歴 : 6年前にも職場でのストレスが原因と思われる同様の症状を発症し、1か月の入院治        療で全快した。前回はストレス源である職場を離れて時間が経過にするにつれ回復に       向かったが、今回は職場を離れても回復の兆しが全く見られないことが前回と異なって       いる。その他の病歴はない。

〇生育環境と家族状況 : 父親が大学教授の裕福な明るい家庭に育ち、結婚生活も良き夫に恵                  まれ幸せな家庭を築いた。15年前に夫と死別、3人の子供たちはい                  ずれも優秀でいわゆる一流大学を出て、それぞれ1部上場企業に就                  職、皆独立して家を出ているので、3年前から一人暮らし。子供達と                   の関係は良好だが、近場に居住していないので、行き来は頻繁では                  ない。

〇本人の性格など : 外交的で明るいおしゃべり好きな性格。世間の荒波にもまれた経験がない               せいか、褒められると舞い上がり、けなされると落ち込む、その起伏は激し               い。趣味らしい趣味はないが、友人たちとの飲み会は大好きである。ただ               その友人も浅く広くの付き合いで、なんでも相談できる深い友人はいない。
               経済的な不安はない。派遣会社に登録して働くのも経済的事情ではなく、               家で一人でいてもつまらないからという理由による。 

〇知りたいこと : このまま薬の服用だけでいいものか、入院治療が必要ないかどうかを知りた             い。またこのての病気はある一線を越えてしまうともう後戻りができない、つまり            完治しないのではないかという不安があります。また年齢が62歳なのでひょっ            としてアルハイマーの初期症状も混じっているのではないかという疑念も湧い             てきます。なお前回の発症の際の診断は「仮性ウツ」というものだったと記憶
            しています。よろしくお願いします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


おはようございます。猫山と申します。精神科医です。かつては老人率が日本一の市の市立病院で神経内科兼任で3年間勤務し、ご高齢の患者様をたくさん診てきた経験があります。

実際に患者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご友人が呈している奇声は、珍しい症状ではありますが、転換性障害の症状である可能性が高いと考えます。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/2748/sirabe11.html

この疾患は、ストレス⇒身体症状によるそのアピールという間違った回路が心の中にできてしまっており、症状が長引けば長引くほどその回路が強化される傾向があります。つまり、「後戻りができない、つまり完治しない」ようになってしまう可能性は否定できません。

また、転換性障害には薬物療法は効果がありません(うつ病が併発しているのであればそれに対しては有効ですが)。
カウンセリングなどの心理療法が必要です。

また、高齢にさしかかる年齢の患者様の精神疾患(うつ病、認知症、その他)は、「老化」を抜きに考えることはできません。
第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。
第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うものの多さ、大きさに愕然となることが多くなります(一般論として)。
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。
こうした患者様では、症状の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。
身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。

こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。
ご友人に、老年精神医学の専門医療機関の受診を勧められてはと思います。

下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】
http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

ありがとうございました。薬物投与という現在の治療法だけでは解決しにくい病気であることが分かっただけでも十分です。神経に関わる病気はいずれにせよ複雑で、メールのやり取りでこれ以上の成果があるとは思えませんので再質問は致しません。ご紹介いただいた病院のどれかでの受診を強く勧めることにします。有益なご回答再度感謝いたします。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

評価をお願いいたします。
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質問者: 返答済み 3 年 前.

追加の質問ではありませんが、友人に以前入院治療を受けた
国立国府台病院精神科の外来診察を受けさせたところ、転換
性障害ではなくやはりうつ病という診断だったようです。また
薬も変更の必要はないと言われ、結局そのままの状態で、
依然アーアーという奇妙な発声は収まりません。ただ人と会って
いる時や、電話で話しているときはその発声は出ないようなので
先生のおっしゃるように、薬物療法ではなく、カウンセリングで
ストレスから徐々に遠ざかる方法を根気よく見つけるのがよい
のかもしれませんが、今しばらくこのまま様子を見ることにして
います。

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