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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14256
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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猫山先生 いつもブログを拝見させき有難うございます。

解決済みの質問:

猫山先生 いつもブログを拝見させき有難うございます。 今回先生に初めて質問させていただきます。 2年前に騒音性の耳鳴りによるストレスで過呼吸になり、心療内科で下記抗不安薬と睡眠導入薬を処方されました。 服用期間:2年(2012年1月~2013年12月) 服用薬 :デパス0.5mmg1~2錠/日 レンドルミン0.25mmg1錠/日 昨年12月主治医から依存性があるから半年以内に服用を止めるようにいわれました。 インターネットのブログを見てデパスの長期服用の恐ろしさを知り、昨年12月21日で自己判断で一機断薬に入り現在断薬より7週目にはいりました。 現在の離脱症状の主症状は以下のとうりです。 (1)知覚過敏(聴覚過敏、味覚異常、皮膚感覚異常) (2)頭の不快感 (3)上記に起因する不眠 自分としての今後の対応方針 (1)デパスの断薬は継続する。(再服薬はしない) (2)不眠対策としてレンドルミン1錠を再服用。 先生にご相談したいことは (1)デパスの断薬はこのまま続けていいのでしょうか? 何とか耐えていますがやはり仕切り直して減薬プロセスから断薬するのがベターなのでしょうか。 (2)レンドルミンを再服用をしていますが、アシュトンマニュアルによれば同じベンゾジアビン系の睡眠剤はデパスの離脱中に代替睡眠薬として使用されるべきではないと書かれています。そうなるとレンドルミンも断薬する必要があるのでしょうか? (3)私は長年毎日の晩酌を楽しみにしてきました。 量的には缶ビール(360mml)1本、清酒1合でした。断薬後は缶ビール1本又はワイン1グラスを夕食中に飲んでいます。(毎日ではありませんが) 離脱中の方のブログによればアルコールは断つべきと書かれているのを多く見られます。 以上長々と書きましたが、先生のご所見をお聞かせくださるようお願いします。 以上

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


猫山です。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

(1)デパスの断薬はこのまま続けていいのでしょうか? 何とか耐えていますがやはり仕切り直して減薬プロセスから断薬するのがベターなのでしょうか。
仕切り直した方がいいと思います。
アシュトン・マニュアルでは(後述するようにこれを盲信する必要はありませんが)、「自分で漸減をコントロールし、ゆっくりと減薬した人では、離脱症状が遷延化する確率がはるかに低いことは、ほぼ確かなことです」とされています(http://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf、102ページ参照)。
デパスをまず元の量服用されて0.1mg単位で漸減するか、他の、離脱症状が出にくい長時間作用型のベンゾジアゼピンに置換した後にそれを漸減する方法をお勧めいたします。

(2)レンドルミンを再服用をしていますが、アシュトンマニュアルによれば同じベンゾジアビン系の睡眠剤はデパスの離脱中に代替睡眠薬として使用されるべ きではないと書かれています。そうなるとレンドルミンも断薬する必要があるのでしょうか?
私の流儀では、ということになりますが、2種類以上のベンゾジアゼピンを服用されている方の減薬・断薬を行う場合、アシュトン・マニュアルには反しますが、「1剤ずつ減量」することを鉄則にしています。
減薬・断薬において多かれ少なかれ離脱症状が現れることが大半ですが、複数のベンゾジアゼピンを同時に減量すると、どのお薬の減量の影響で離脱症状がどの程度起きたのかの評価が難しくなるからです。
相談者様の場合、まずデパスの減量・中止、それが果たされた後にレンドルミンの減量・中止を行われるのがよろしいかと存じます。

(3)私は長年毎日の晩酌を楽しみにしてきました。 量的には缶ビール(360mml)1本、清酒1合でした。断薬後は缶ビール1本又はワイン1グラスを夕食中に飲んでいます。(毎日ではありませんが) 離脱中の方のブログによればアルコールは断つべきと書かれているのを多く見られます。
離脱するから、ということではなく、ベンゾジアゼピンとアルコールは併用が禁忌です。
よって、レンドルミンを服用されている相談者様に、「お酒を飲んでいいですよ」とは、私の立場では申し上げられません。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14256
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
猫山司をはじめその他名の精神科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 3 年 前.

先生の的確なご回答有難うございます。


仕切り直しで1剤ずつの減薬、断薬をすすめたいと思います。


お酒の件ですが先生のご回答ではすすめられませんとありましたが、


絶対禁止ではないと解釈いたします。(但し、飲酒後2時間以上経過して服用を心掛けます。)


                             以上

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