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Dr.morino
Dr.morino, 精神科医
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 739
経験:  鳥大学医学部卒。診療所院長(診療科:精神科、心療内科、内科、神経内科)
76003100
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今回は精神的なうつ状態について質問します。 私は今まで職場につくのは始業5分前で良いという考えを持っていました。

質問者の質問

今回は精神的なうつ状態について質問します。
私は今まで職場につくのは始業5分前で良いという考えを持っていました。
今いる職場への電車が混雑の為ある時間帯だけよく遅れをだします。
当然電車が5分遅れれば遅刻となります。
しかし遅刻したのは電車が悪いので自分に責任はないと考えていました。
長いことそういうことを繰り返していると、だんだん職場の仲間は私が「おはようございます」と言っても無視するか不機嫌そうな返事しか返ってこなくなります。するとそれにつれて、朝の挨拶自体が恐怖となってきました。
これはプロザックの効果でしょうが、つい最近頭の中に20分早く出勤するという選択枠が
浮かぶようになりました。
自分の中では納得いきませんが、周りの反応があまりにも怖くなってきていたので、やむえなくそれを実行しました。
すると職場の人の挨拶の返事があきらかに変わってきました。
あれほど不機嫌そうな返事がふつうの感じの返事に変わってきたのです。
その直後は大変うれしい感情がうまれましたが、しばらくすると自分に対するものすごい
嫌悪感がおそってきて、非常にゆうつな気分に襲われます。
まるで死刑台への階段を一歩上がったような気分になっていきました。
そこで強迫性障害の治癒した人の体験をネットで調べてみましたが、ある人の体験記で病気の治療が楽しいとかうれしいとか感じたことはほとんどなく、実際には苦痛にしか感じられなかったと書いてありました。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
確かに私の担当医は精神病は一直線によくなるということはまずありえないと言います。
一進後退を繰り返しながら良くなるものだということです。
それともりの先生がおっしゃった病気の将来の良悪は薬の反応性がにぎっているということは、いわゆる心理療法(カウンセリング、認知療法)だけでは病気の改善は難しいということなんですか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.
精神科・心療内科クリニック院長の森野です。

プロザックの効果で、今までの「考えは、絶対に変えない」
という相談者様の強迫観念が、「変えてもいいかも」となってきているようですね。

今回の御相談の、挨拶した際の職場の反応に恐怖を感じ、自分として納得いかないが、
20分早く出社することにしたら、周囲の反応は、明らかに変化し、自分としても、はじめは、嬉しかったが、最近は、嫌悪感が強く、憂鬱との事に関してですが、
これは、相談者様が納得していないにもかかわらず、周囲の反応に恐怖を感じ、無理やり、行動を変えた事に原因があるように思います。

そもそも、自分が納得いっていないのに、周囲のため、行動する事は、誰にとっても、
気分が良いものでは、ありません。
特に、強迫性障害の方は、こだわりがあります。
薬で、こだわりが緩和され、周囲の反応の恐怖のため、自分の信念を曲げても、いいかな?
と思い、行動を変えることが出来たとしても、やはり、自分が納得していない行動は、今回のように、
後に、「なぜ、自分が、そこまでしないといけないのか?」という気持ちが起こり、
いくら、周囲の反応が怖かったとしても、そこまでする必要は、なかったのでは?
信念を曲げてしまった自分に納得いかず、自己嫌悪感と憂鬱な気分が生まれていると思います。
つまり、今、相談者様は、自分に苛立ちを持っておられるのです。

プロザックによって、こだわりは、緩和されてきていますが、
まだ、行動を変えることは、今回の事に関しては、早すぎるたかと思います。

この事は、次の質問の強迫性障害の治療は、苦痛だったということと関係しています。
強迫性障害に行う治療として、行動療法があります。
これは、本人様の意志に反して、行動を変えることを強制的に、強いる治療です。
今回の相談者様のように、納得いっていないなど関係なく、行動を変えます。
専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.
強制的に、行動変化をカウンセリングで、指示されますので、
今の相談者様と同じ、
精神的ストレスが増し、うつ症状が出たりします。

これが、強迫性障害の方が書いておられた苦痛ではないかと思います。

人によっては、もしくは、カウンセリングの仕方によっては、
逆に、精神的ストレスを増してしまう事があるため、
カウンセリングのみの治療ではなく、薬も必要と考えています。
質問者: 返答済み 3 年 前.

完治するのには、やはりかなり時間がかかるということですか。

そして良くなっていく過程で多かれ少なかれこのようなうつ状態は避けてとうれないことですか。

 

確かに、このような感じのうつ状態は47年間生きてきて初めて経験となります。

しかし理論的な思考のみでは、なんとなく今の状態が出た原因は自分の考えを変えた事だとは想像していました。

30年前私が自殺未遂で入院した時ちえ先生という精神科医が担当になりました。

その先生は研修医らしく、私と年齢もそうはなれていませんでしたし、同じ何かを持っているように感じました。

 

そのせいかわかりませんが、その先生は自分の状態をあまり説明しなくともおおよその病状や発生原因を1週間程で把握してしまいました。

今でもかかった医師の中では、最も信頼の置けた精神科医だと思っています。

当時の診断名が脅迫神経症です。

 

その先生から教わった事の一つに精神病はその人固有の考え方から発生するというものです。

つまりその人は文字道理、その人が考えたとうりの人間となりうるということです。

例えば、他人の親切一つとってでも、偽善で悪意に満ちたもの思えるか、それとも本当の親切に思われるかは、その人固有の考え方によって決まってくるというものです。

当時の自分では理解することが出来ませんでしたが、なぜかちえ先生の言うことが間違っているとは思えず、そういうものなのかなと感じた覚えがあります。

また薬は治療を行う上で非常に重要な位置を占めるとも話していました。

しかし当時は肝心の治療薬が全くありません。

私が森野先生に話した考え方の変わるという意味は、そもそもそこからきています。

しかし一人の人間の中に2つの考え方の共存はありえるのですか?

もし出来ないとすれば、完治には一つの考え方が完全に死んでからしか

新しい考え方は発生しないのではないでしょうか?

その橋渡しをするには、どうしても頭の中の状態を一変させる強力な何かしらの力が必要になってくる、それが薬になると考えてよいのですか。

その力なくして自分の力だけで治すのはやはり無理ということなんですか。

薬の種類と言う面からみると、治療薬の一番少ない強迫性障害が一番治りにくい精神疾患となるんでしょうか。


専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.
主治医の先生が言われたように、良くなったり、悪くなったりを繰り返して、改善します。
ですので、強迫性障害が、治る過程で、強迫観念が和らぎ、今まで行動を変えてもいいかもと思うことが
起こるのは、避けては、通れません。
良くなる過程で、強迫観念が和らいでいるためですので。
でも、強迫観念が和らいだからといっても、行動変化も受け入れることが出来るかと言うと
行動変化を受け入れることには、時間が少しかかります。
強迫観念の方が先に改善しますので、
行動の受け入れと時間差があるため、強迫観念が、和らぎ始めてから、行動変化も受け入れることが出来るまでの間は、程度の差はありますが、今回のように、自己嫌悪感や憂鬱気分が起こることは、
避けて通れません。
改善に向かって、進んでいると考えるしかありません。

考え方は、その人固有のものと私も思います。
その人の個性です。
ですので、基本となる考え方は、1つです。
これを信念と呼んでいます。
強迫性障害の治療の過程で、基本的信念は、変わりませんが、
考えが、1つに、こだわらなくなります。
たとえば、今回のことで言うと、
出社は、5分前で良い
という考えへのこだわりが薄れ、周囲の目が意識され初め、
5分前に、こだわらなくても。
という具合に、考え方に柔軟性が生まれてくるのです。
考え方が変わるではなく、考え方が柔軟性を持つようになるのです。
これが、強迫性障害における治療となります。
ですので、考え方が共存するわけでもなく、
1つの考えが、消えてから、次の考えが生まれるわけでもありません。
考え方への固執が消えて、柔軟性が生まれるのです。
考え方は、このような経過をとり、病気は、改善していくのですが、
すでに、経験しておられるように、柔軟性を持ちはじめた考えは、すぐに、受け入れることが出来ません。
今まで、長い間、1つの考え方に固執して生活してきたのですから、
急に、変化し始めた考え方が、簡単に、自分の中で、消化されるわけはなく、
葛藤が起こります。
その葛藤が、うつ状態として、自覚されます。
時間経過とともに、葛藤は治まり、柔軟性を持つ考えを受け入れることは、出来るようになります。
時間は、かかりますが。
薬は、考えへの固執をとり、考えに柔軟性を持たせるように働きます。
そして、葛藤を消し、柔軟性の考えを受け入れることに導きます。
でも、薬の力だけでは、無理です。
葛藤が起こることが治療過程で避けられないことでは、ありますが
苦痛を与えるものでもあります。
ですので、ここで、治療を投げ出さないこと、治療の過程で起こっていることで、
乗り越えた先に、病気の回復がある
と思い、治療を継続するために、患者さんの力が必要になります。
治療は、医師との2人3脚です。
医師だけの力でもダメです。
患者さんの力が治療です。

確かに、強迫性障害の治療薬は、少ないです。
回復に時間が、かかるのも確かです。
でも、治らない病気では、ありません。

今、すでに、考えの柔軟性が起こってきていますので、
後、何年も、かかることは、ないと思います。
Dr.morino, 精神科医
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質問者: 返答済み 3 年 前.

これさえのりきれば明るい未来が待っているんですね。


なんとなく希望がわいてきました。


それにしても、こんなに有効な薬が日本では未認可なんて信じられません。


日本にいる多くの強迫性障害者を救う可能性を秘めているのに。


 

専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.

そうです。

今の状態を乗り越えた先が、強迫性障害の回復となります。

プロザックに関しては、数多くの方が、日本での承認を待っておられるのは確かです。

個人輸入されている方が、かなり多いようですので。

日本は、承認に時間がかかる国ですからね。

世界中で使用されている薬でも、日本だけ未承認は、多いですからね。

安全性重視の考えたでしょうが、患者さんのことを考えると、もう少し、承認プロセスを短くしても良いように思いますけど。

ユーザーの声:

 
 
 
  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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    慶応大学卒業。CIIS(カリフォルニア統合学大学院にて東西心理学修士号、臨床心理学博士号取得。サンフランシスコのオフィスにてカウンセリング、心理療法、コンサルテーションおよび心理アセスメントをおこなっている。
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    平成16年 滋賀医科大学医学部医学科卒業 千鳥橋病院初期研修医平成18年 滋賀医科大学精神科後期研修医平成20年 滋賀医科大学精神科助教平成22年 滋賀医科大学地域精神医療学講座特任助教平成23年 滋賀医科大学精神科外来医長(兼任)
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