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Dr.morino
Dr.morino, 精神科医
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 739
経験:  鳥大学医学部卒。診療所院長(診療科:精神科、心療内科、内科、神経内科)
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次男(40歳)が長いこと鬱に悩んでいます。同時にひどいアトピーです。どちらもいろいろんな経過を経ています。 いまは

解決済みの質問:

次男(40歳)が長いこと鬱に悩んでいます。同時にひどいアトピーです。どちらもいろいろんな経過を経ています。
いまは台湾の田舎の大学で日本語を教える非常勤をしているのですが,不眠のために週に2回も教えると体力消耗です。最近彼から「催眠療法」の信頼できる先生とか何かを知りたいという電話がありました。
 そこで,経緯の要点は以下のようなものです。
 最初に鬱になったのが大学の助手時代の学生と教授との間に挟まったストレスらしいです。5年間の助手の期限以来定職をえていません。今もあるストレスの要点は2つらしいです。
(1)自分の専門(中国史)で自分の理論(仮説)で明らかにしたいことがあるのだが,ディスカスの相手が近くにいない こと。いま教えている環境が理工系の学生を相手にしており,周辺は中国語でありながら,異なる価値観の世界である。
(2)学生の中に本気で勉強しようという者がいないので,エネルギーが空振りになる。東京の私学で5年ほど非常勤をしていた時にも,単位がほしいだけの学生相手で空振りだった。
彼の言うことに対しては通常のアドバイスはしてきたのだが,効果がない状態です。
まじかの将来の見込みも立たないためもあって鬱で不眠かもしれないのですが,眠って体力があれば何とかなりはしないかと親は思っています。
 一昨年,一度は入院して身体検査をし,また別の機会に検査をしたのですが異常なしです。こういう状況での対処として「催眠療法」がありえるのでしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.

初めまして。精神科・心療内科クリニック院長の森野と申します。

催眠療法は、普段は自覚していない潜在意識に働きかけ、悩みや問題の解決をおこなう精神療法です。

催眠療法は、通常、過去のトラウマの問題解決や自分が何をしたいのかわからず悩んでいるなど、過去の出来事の整理や自己発見に使用されることが多いです。

 

息子様の場合、ストレス要因となっている2つの事は、過去のトラウマによるものでもありませんし、自分の進むべき道がわからないというものでもないように思います。

むしろ、ご自分のしたいことは明確にあり、ただ、それを活かす環境がなく、物足りなさを感じ、悩んでおられるように思われます。

つまり、息子さんには、熱意あふれる自分の目指す目標があり、それを達成したいと強く思っておられるが、なかなか、自分の理想とする環境がなく、自分の熱意を発揮できない。

このことがストレス要因に思います。

 

息子さんの考え方は、すばらしいと思います。

が、もう少し、、柔軟性を持っても良いように思います。

そこで、考え方に柔軟性を持たせる「認知療法」の方が良いように思いますが、

いかがでしょうか?

認知に問題があるわけではありませんが、少し、かたくなになりすぎて、逆に、ストレスを抱えてしまっておられるように思いますので、視野を広げる意味で、認知療法が良いのではないか?と思った次第です。

 

 

 

 

質問者: 返答済み 3 年 前.

認知療法とはないかヒントをください。

専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.

認知症法とは、主に、うつ病の方でよく認められるマイナス思考や固定観念に対して、行われる精神療法で、マイナス思考や固定観念を緩和させることで、ストレス軽減を図るものです。

 

言葉で説明しますと、理解しづらい治療法ですので、図で説明する方が、

そのようなものか?わかっていただけるかと思いますので、

下記アドレスのホームページを参考に、認知療法とはなにか?を理解していただければと

思います。

 

http://www.stress-coping.com/ninchi.html

 

質問者: 返答済み 3 年 前.

いただいた資料をざっと見ましたが,息子の場合にはもっとわかりにくと思うので,状況を別の側面から説明してみます。


 これは5年以上も前になるのですがこんなことがありました。


 


歴史に関する専門雑誌にそれぞれの専門分野の人が1年間に発表された論文を多数取り上げて書評を書く企画があります。中国史のある時代を息子に引き受けることになり,心配しながらも意欲をもっていたのですが,締切近くになって鬱状態で著者から送られてくる論文にすら目をとおせない状態でした。どうするのか?と尋ねると「出版社には死んでお詫びする」ということのでした。それによって原 稿ができるわけではありませんので,仕方なく親が手を出しました。自分は工学という違う領域ですが約束した原稿を期日を守って書くことはしてきましたので,一種のテクニックとして原稿作成の手伝いをしたのです。 そのときの状況ですが,彼は鬱と痒さで寝ていたのですが,なんとか自分で書こうとはしたのですが,「痒かしてくれー」と言ってまず痒い足を掻くのでした。「書く」のではなく「掻く」のかと揶揄していました。


 このとき彼は「論文を読むと気分が悪くなる」というのでした。どういうことかと聞くと,どれもこれも論文の質が低いというのです。確かに今の大学の状況で文系の人が力作を書き続けるのは大変なことです。といって浪人して時間のある彼がしっかりした論文を書くのかというと,気分障害で書けません。「気を取り直してやりたいことができるようになる」というのが,かなり困難というのか,できる人にとっては容易なことができないのです。


 鬱の経験のある人からは,引き受けた仕事ができないときは,できないと言ってお断りすればようのであって,無理をしてはいけないということでした。しかし,定評のある雑誌の場合の原稿の約束を反故にはできない状況でした。 


 このほかにもさまざまの状況があるのですが,まず上記のような場合に認知療法が適切でしょうか?


 


 


 


 

専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.

追加の情報ありがとうございます。

追加の情報を考えますと、息子様に認知療法は難しいと思います。

まず、認知療法は、本人様の協力が、かなり必要です。

心理士がサポートはしますが、実際に、提示された課題に取り組むのは、本人様です。

論文とは違い、できないならできないで、心理士がサポートはしますが、問題は、取り組む姿勢です。

本人様に、治す意欲と言いますか、認知療法を理解して、取り組んでみようという意欲が最低条件として必要です。

しかも、認知療法は、1度や2度受けたことで、問題が解決する治療法では、ありません。

最低でも3か月は、継続して取り組む必要がある治療法です。

これらの事を考えますと、論文をお聞きした限りでは、息子様には、無理かと思います。

 

息子様の状態を考えると、受動的治療しか難しいかと思います。

受動的治療とは、自らが取り組むのではなく、受け身の治療です。

代表的な治療は、投薬治療です。

 

催眠療法も受動的な治療ですが、息子様の状態に有効かどうかを考えますと、

効果は低いかと思われます。

 

ほか、うつ病に効果があるとされている受動的治療法として、電気痙攣法、磁気刺激療法があります。

 

電気痙攣法は、頭皮に電力をつけて電流を流し、痙攣をおこさせる治療法で、難治性のうつ病に70~80%の効果があると言われていますが、実施できる医療機関が少ないです。

 

磁気刺激療法は、最近注目の最新の治療法です。

磁気を発生させる装置から磁気を発生させ、それを頭に浴びさせる治療法です。

本人様に侵襲は、全くありません。

 

こういった治療法が、うつ病に有効な受動的治療法としてあります。

催眠療法よりも、こういった治療での対処が息子様の場合、良いように思います。

 

 

 

質問者: 返答済み 3 年 前.
 

有難うございます。受動的療法ということで,今の投薬は


橋本心のクリニックで処方されていた薬を以下に記します。

(1)アモバン

(2)グッドミン(レンドルミンのジェネリック?)

(3)ベンザリン

(4)サインバルタ

(5)メイラックス

(1)から(3)が睡眠薬で、(4)が抗うつ剤です。(5)は何に分類されるのか分かりませんが、気分を落ち着かせる効用があるそうです。

 今、台湾の医者に処方してもらっている薬は以下のとおりです。基本的に橋本心のクリニックと同じ処方ですが、一部、当該の病院で処方できない薬があり、それは他の薬で代用しているようです。

(1)IMOVANE(Zopiclone)7.5mg tab 宜眠安

(2)RIVOTRIL(Clonazepam)0.5mg tab 利福全

(3)EORODIN(Estazolam)2mg tab悠楽丁

(4)JUXAC(Flouxetine)20mg cap解鬱

(1)(2)(3)が睡眠薬で、(4)が抗うつ剤のようです。


これらが適切なものでしょうか?

また今回示唆いただいた電気的磁気的なものについて調べてみたいと思います。磁気で一体何をするのか興味あるところです。

 
専門家:  Dr.morino 返答済み 3 年 前.

薬の情報ありがとうございます。

息子さんの症状、状態を考えると妥当な処方です。

睡眠薬が3種類と多めですが、それぞれ、効く時間の違うものが処方されていますので、

おそらく息子さんは、全不眠状態で、寝つきも悪く、途中でも目が覚め、かなり睡眠がとりにくい状態であるとのことで、睡眠重視での処方と考えられ、適切と思います。

抗うつ薬についても、サインバルタ(日本)、プロザック(台湾)であり、どちらも意欲を高める効果の強い抗鬱剤で、息子さんの状態に適した抗鬱剤です。

日本で処方されている「メイラックス」は、安定剤です。

日本では、抗鬱剤と安定剤を合わせた処方が多いですので、これも特に問題のある処方では、ありません。

 

ですので、今、息子さんが受けておられる投薬治療は、適切な治療です。

 

うつ病に対する磁気刺激療法は、

以下のホームページで分かりやすく紹介されていますので参考にどうぞ。

 

http://www.shinjuku-mental.com/tms.html

 

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