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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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現在海外留学中の者です。 6年前から双極性2型と診断され、様々な薬を増減されましたが、現在以下の薬を日本から持

解決済みの質問:

現在海外留学中の者です。

6年前から双極性2型と診断され、様々な薬を増減されましたが、現在以下の薬を日本から持参をし飲んでいます。

1.テグレトール300ミリ/朝晩
2.デパケン200ミリ/朝晩

2日前から発疹が急激に体中に出来、勢いが止まらないため皮膚科で診てもらったところ、明らかに薬疹であるとの判断を受け、 ステロイドを服用し始めました。

帰宅し、インターネットで確認したところ、テグレトールの副作用に関する記述が多い事に気がついたと同時に、早急にテグレトールを止める必要があると感じました。

ただ、こちらで心療内科に掛かっている訳では無いので、現時点で他の薬に切り替えるという選択肢がありません。

そこで質問なのですが、テグレトールの代わりにデパケンを増量するなどをして、対応することは可能でしょうか。

今月中旬には帰国をする予定なので、その時まで何とかなれば、と思っているのですが。

以上よろしくお願いします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。猫山と申します。

テグレトール(成分名:カルバマゼピン)とデパケン(バルプロ酸)それぞれの、日本で測定した血中濃度を教えてください。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承下さい。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山さん、こんにちは。


 


早速のご返信ありがとうございます。


血中濃度は特にかかりつけ心療内科医の指示が無かったため、


ここ数年測定しておりません。



飲み始めの頃に数回行った程度です。それでも良ければ、家に確認をしてみますが。



以上、よろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

テグレトールを300ミリ/朝晩、デパケンを200ミリ/朝晩を一定期間服用した状態で測定された値なら問題ありませんので、是非よろしくお願い致します。

ちなみに、この表記はテグレトール、デパケンの1日服用量が、それぞれ600mg、400mgであったということですか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山さん、早速のご返信ありがとうございます。


 


血中濃度が分からないと、この判断は難しいのでしょうか?


 


先ほど確認をしたところ、見つからないとの回答があったため、直ぐに手に入れることは難しそうです。


 


現在、テグレトール、デパケンの1日服用量が、それぞれ600mg、400mgで間違いありません。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

血中濃度は今回のご質問においてはかなりcriticalな要素です。

双極性障害の治療はリーマスやデパケン、カルバマゼピンといった気分安定薬(mood stabilizer)を主剤として薬物療法が主体となります。

これらのお薬には「有効血中濃度」という概念があります。
血中濃度が有効血中濃度下限に達していなければ十分な効果が発揮されませんし、上限を超えてしまうと「中毒域」に入り、副作用発現リスクが上昇します。
このため、双極性障害では、気分安定薬の定期的な血中濃度測定が欠かせません。

つまり、相談者様の場合、既にデパケンが有効血中濃度上限近くの濃度にあった場合、「テグレトールの代わりにデパケンを増量する」ことで、デパケンが中毒域に達し、今度はデパケンによる副作用が発現してしまうリスクがあるのです。

よって、少なくともデパケンの血中濃度がわからなければ、今回のご質問に適切な回答をお示しすることが難しいのです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山さん、こんにちは。


 


丁寧なご回答ありがとうございます。


 


それでは今回代替薬を飲まずにテグレトールを止めるという選択肢はどう思われますか?



極論となってしまいますが、正直他に選択肢が現在無いため、ご意見をお聞かせいただけると幸いです。


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
そうされるべきだと考えます。

テグレトール(カルバマゼピン)による薬疹は時に皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)や中毒性表皮壊死融解症という致死的な病態に発展することがあるからです。
http://biobankjp.org/pgx/outline/cbz.html

仮に相談者さまの双極性障害の症状がテグレトールによって抑えられているとしても、同薬の断薬によって急に症状が悪くなることはありません。

メリットとデメリットを秤にかけるならば、テグレトールの断薬をお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山さん、大変丁寧な回答ありがとうございます。


 


今回テグレトールが、この発疹の原因薬だろうと考えているのですが、


テグレトールではなくデパケンもしくは両方が原因であるという事は考えられますか?


 


また離脱ともなう症状及び副作用を大変気にしています。離脱症状はありますか?また、断薬に伴う副作用などが有ればお聞かせください。


 


このような会話形式になってしまうことを、お許しください。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます(会話形式歓迎です)。

確率としてはテグレトールが原因物質である可能性が高いのですが、薬疹はどのようなお薬によっても起こりえますから、相談者様の薬疹の原因がデパケンである可能性ももちろんあります。
DLSTという検査で原因薬物を特定できる場合もありますが、留学中ということですから難しいと思います。
http://www.kkrhiroshimakinen-hp.org/kakuka/kensa/images/Palette18.pdf

お薬を1つずつ止めて、その反応を見るのがよいでしょう。

テグレトールもデパケンも、もともとは抗てんかん薬ですので、急な断薬によって起こりうる副作用(離脱症状)はてんかん様の発作です。
しかしデパケンではこの離脱症状はほとんど起こらないことが知られています。
テグレトールでは離脱発作が起こりえますが、相談者様の場合はもともとがてんかんをお持ちではありません。一般に薬疹が出た場合は即座の断薬を行いますが、ご心配であれば、1週間に200mgのペースで減量されるとよいと思います。
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山様、迅速丁寧なご回答ありがとうございます。


 


それでは、とりあえずデプロメールを本日の夜から飲まないようにしてみます。


 


正直様子をみながら徐々に減らすと考えたいのですが、かなりの勢いで発疹が進んでいること(顔にまで出てきています。)、そして既に処方されたプレドニゾロンというステロイドの内服を昨日より開始しているためです。


 


また、関節、筋肉、首の痛み、顔の赤みや目の充血なども伴っている様な気がします。発熱はありませんが。


 


もしテグレトールが原因薬だった場合、ステロイドを飲んでいることもあり、直ぐに発疹の広がりは止まるものなのでしょうか?


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
いえ、テグレトールをただちに止めても、体から成分が抜けるまでに数日はかかりますので、その間は薬疹が広がる可能性があります。

粘膜に症状が出ているのであれば原因物質はテグレトールだと考えてほぼ間違いないと思います。
もう一度皮膚科を受診されたほうがよろしいかと存じます。
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山様、お世話になっております。


 


まだ粘膜には症状が出ておりません。


ただ、腕の傷口に絆創膏を貼っていた場所が、かぶれたようになり、


そこから広がった経緯があります。その傷口からリンパ液が相変わらず流れ出ているため、そういう意味では粘膜から広がったのかもしれません。


 


明日状態を診せに行くためですが、皮膚科を予約しています。


ただ、まだ抗うつ薬を止めていないので、戦々恐々としています。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご心情は理解します。

ただ、私としてはインターネット相談でお答えできることはすべて述べたつもりです。

そろそろ評価を賜り、質問を終えていただけますと幸いです。
猫山司をはじめその他名の精神科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 3 年 前.

本当に何度も大変難しい質問にお付き合い頂き本当にありがとうございました。また、相談させて頂く事もあると思いますので、よろしくお願いします。

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