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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14136
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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79歳の父です。9月初め頃から急に息苦しく、しんどいと言うことで現在パキシルを毎晩50mg飲んでます。山登りなど毎日

解決済みの質問:

79歳の父です。9月初め頃から急に息苦しく、しんどいと言うことで現在パキシルを毎晩50mg飲んでます。山登りなど毎日歩いてましたが、あまり外にも出なくなりました。 全身検査しても異常はなくこの薬に至りました。飲んで2週間経ちますが、少し良くなったり変わらなかったりまちまちです。そこで質問です。「飲んではいけない薬」著者:浜六郎 と言う本に特にパキシルが危険と書いてあります、セトロニンが多くなりすぎるとか、自殺願望が高くなるとか、離脱症状の危険など悪いことばかり書いてあります。心配でなりません、本当は薬はやめたい、飲んでも1から2年で断薬したいと思ってますがこの薬は断薬できないとも書いてあります。明日病院で先生に聞いては見ますが・・・・・ 良きアドバイスをお願いします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

こんにちは。前回回答した猫山です。

まず、「飲んではいけない~」に類する書籍は巷にあふれていますので、ひとつひとつに振り回されることは得策ではありません。
パキシルは選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)ですから、脳内のセロトニンを増加させるのは当然です。現在では自殺リスクについては他剤と変わりがないことが判明していますし、離脱は主治医の腕次第で可能です。

また、うつ病に対しては、どの抗うつ薬も同じように効果発現までが4~6週間、最大効果が得られるまでは10~12週間かかりますので、「飲んで2週間」では効果を判定できる時期ではありません。

ただし、うつ病に対するパキシルの最大用量は40mg/日ですので、50mgが処方されている意義はわかりかねます。

少し補足情報を下さい。

①前回、私がうつ病の可能性をお示ししたことに対してずいぶんと食い下がられておられましたが、結局、診断はうつ病だったのでしょうか?

②うつ病という診断が下されていたとして、お父様ご本人、相談者様はそれに納得されていますか?

③「良きアドバイスをお願いします」とのことですが、具体的にはどのようなアドバイスをご所望なのでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



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質問者: 返答済み 3 年 前.

薬の量は10mgです。(間違いでした)


 


 


①前回、私がうつ病の可能性をお示ししたことに対してずいぶんと食い下がられておられましたが、結局、診断はうつ病だったのでしょうか?


→医者からはうつ病とは言われてません。この薬を飲んで様子見ましょうとのことです。(総合内科)

②うつ病という診断が下されていたとして、お父様ご本人、相談者様はそれに納得されていますか?
→言われてないし、言われてもあまり納得できないですが薬が効いてこれば納得せざるおえないと思ってます。



③「良きアドバイスをお願いします」とのことですが、具体的にはどのようなアドバイスをご所望なのでしょうか。
→質問の通り「パキシル」自体の問題、それと断薬の可能性です。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

ご返信ありがとうございます。

④では、診断は横に置いておいて、パキシル以外の抗うつ薬で治療されるのであれば相談者様のご懸念はかなり軽減される、ということでしょうか?

⑤精神科・心療内科ではなく総合内科からの抗うつ薬処方ですが、診断も告げられずに抗うつ薬を処方されることに不安は感じられないのでしょうか? パキシルの処方理由や、診断の確認はされましたか?

③パキシルを含め、向精神薬は、「始めやすく止めづらい」という特徴を有するものが少なくありません。前述したように抗うつ薬の断薬には一定の専門性が必要であり、主治医が精神科医でないのであれば、そのために断薬が難しくなる可能性があります。どのみち抗うつ薬を処方されるのであれば、専門家(=精神科・心療内科)を受診された方が安心だと思いますが、そのご意向はないのでしょうか。

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
付記:パキシルの自殺リスクの情報としては、以下の記事がニュートラルなところだと思います。パキシルが突出してこのリスクを有するというわけではないという趣旨の記事です。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/200604/500857.html
質問者: 返答済み 3 年 前.

 

④では、診断は横に置いておいて、パキシル以外の抗うつ薬で治療されるのであれば相談者様のご懸念はかなり軽減される、ということでしょうか?
→少しはあるかもしれないけど正直わかりません。


⑤精神科・心療内科ではなく総合内科からの抗うつ薬処方ですが、診断も告げられずに抗うつ薬を処方されることに不安は感じられないのでしょうか? パキシルの処方理由や、診断の確認はされましたか?
→正式には総合診療科でした。理由は本日確認しました。


③パキシルを含め、向精神薬は、「始めやすく止めづらい」という特徴を有するものが少なくありません。前述したように抗うつ薬の断薬には一定の専門性が必要であり、主治医が精神科医でないのであれば、そのために断薬が難しくなる可能性があります。どのみち抗うつ薬を処方されるのであれば、専門家(=精神科・心療内科)を受診された方が安心だと思いますが、そのご意向はないのでしょうか。
→私はありますが、母や本人が気が進まないみたいです、まだうつを認めていないような気がします。

本人はうつの薬とは知らないです、本人に話するのはマイナスになりませんか?本人はプライドが高い人です。

質問者: 返答済み 3 年 前.
再投稿:その他.
3回の質問が同じ先生なので、セカンドオピニオンです。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
私がここまで時間をかけてきたわけですから、セカンドオピニオンを求められるのであれば、このスレッドを閉じてから、もしくは並行して、別のご質問としてご投稿いただけますと幸いです。

一般論から申し上げますが、もしもお父様がうつ病なのであれば、プライドが高くても低くても、病名は告知されるべき、というのが学会の趨勢です。
これは一昔前のがんの病名告知と似た議論ですが、1) 患者様ご本人が病名を知ることで、薬物療法だけではなく日常生活上の制限・心構えについて適切な判断ができる(うつ病はお薬だけで治る病気ではありません)。2) 病名を告知せずに抗うつ薬を使用し、少しでも副作用が生じた場合、ご本人が服薬を中断してしまう(欧米ではこれは訴訟リスクに繋がります)、の2つが、告知をするメリットであると考えられており、短期的に動揺されることがあっても、中長期的には告知するメリットがデメリットを上回ると考えられています。

また、パキシルの離脱症状その他が問題になった背景には、このお薬の製造販売元の製薬会社のマーケティング戦略があると言われています。
多くの日本人は精神科受診に対して抵抗を示しますから(お父様、お母様の五年代の患者様であれば特に)、うつ病の患者様のかなり多い割合の方々が、かかりつけの内科等を初診されます。
また、そうした内科医も、軽症のうつ病は自分で診る傾向があり(精神科受診を勧めると患者様が難色を示すからですが)、自分で抗うつ薬や睡眠薬・精神安定剤などを処方します。
それで良くなり、うまくお薬が止められればよいのですが、前述したように「始めやすく止めづらい」という特徴を有する向精神薬を上手く止められず、患者様は延々とお薬を服用し続ける場合が少なくありません。

パキシルを売る製薬会社は、こうした日本の現状に注目して、精神科よりも、一般内科医や総合診療科などに「一般科でも使用できる安全な抗うつ薬」として売り込みをかけたのです。
実際、日本で一番売れている抗うつ薬であるパキシルの処方量の6割は、非精神科からの処方だそうです。
しかしパキシルは他の抗うつ薬と同様に離脱症状や自殺リスクがある抗うつ薬であり、そのようなお薬が非専門医によって大量に、多くの患者様に処方されたことによって、このお薬のネガティブな面が、他剤に比べて強くクローズアップされたという側面があります。
また逆に、こうしたマーケティングを受けた非専門医たちは、「抗うつ薬と言えばとりあえずパキシル」というマインドセットが出来上がっています。

結論としてましては、

◆「自殺願望が高くなるとか、離脱症状の危険など」を懸念されるのであれば、抗うつ薬の取り扱いに熟達した精神科・心療内科を受診されるべきでしょう。

◆ご両親の「プライド」を尊重して非専門医で治療を受けられるのであれば、相談者様がご懸念されている「断薬できない」リスクはかなり高くなるでしょう。

◆パキシルがうつ病のうつ病に対する用法・用量は「うつ病・うつ状態..通常、成人は1日1回夕食後、パロキセチンとして20~40mgを経口服用する。服用は1回10~20mgより開始し、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量する。なお、症 状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減する」です。現在の用量では4~6週間での効果発現は望めません。非専門医の多くは、向精神薬を使い慣れていないので十分量を使用できず、中途半端な量で、効果が出ないままだらだらと経過させてしまうことがしばしばあります。その間に、うつ病が悪化・難治化して、結局はいつまで経っても良くならず、お薬を止められないケースが少なくありません。

以上、ご参考になれば幸いです。
あとは、選択の問題だと考えます。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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