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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14254
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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統合失調症と診断され通院投薬を行っている家族がおります。ここ10年以上にわたり睡眠が安定していません。何か食べないと

解決済みの質問:

統合失調症と診断され通院投薬を行っている家族がおります。ここ10年以上にわたり睡眠が安定していません。何か食べないと眠れないという強迫観念のような症状があります。食べるということが幻聴によるかのように取りつかれてしまうようです。この問題が10数年続き、投薬内容を変更しても改善されません。対処方法はあるものでしょうか?回答可能であればお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

少し捕捉情報を下さい。

①この患者様の日中の精神症状は良好にコントロールされているのでしょうか?

②この患者様の日中の活動度はどの程度ですか? お仕事には就かれているでしょうか。

③この患者様が服用されているお薬の名前と1日料を教えてください。

④この件はこの患者様の主治医には相談されましたか?

⑤何か食べると眠れるのですか?

⑥患者様ご本人はこの問題で困られているのでし ょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.

下記返答いたします。


①向精神薬常用のうえ通常は安定、ストレス負荷時には症状が出ます。


②仕事にはついておりません。過去アルバイトの経験はありますが、いずれも長  続きしません。


③エブリファイ、コントミン主体で数種類処方されています。


④過去相談の経緯はありますが、食べることと幻聴等との関連については疑問視されてしまっています。


⑤その傾向です。


⑥何年も悩んでおります。


以上

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

睡眠の問題は症状や投薬内容、運動量や思考量といった 複合的な要因で決まる複雑なものです。
恐らくこの患者様の問題も、夜になると「何か食べなければ眠れないよ」という幻聴が聞こえてきて、それに従って食べると眠れ、るという単純な話ではないと思います。

もう少し情報を下さい。

⑦寝る前の「幻聴」は狭義の幻聴ではなく、「食べなければ眠れない」といった患者様ご自身の思い込み、強迫観念、条件反射に近いものなのではないかと推察しますが、この部分についてもう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

⑧日中に適度な肉体労働、頭脳労働をしなければ、健康的な意味での疲労がありませんから、睡眠覚醒リズムは絶対に整いません。デイケアや作業所を利用して昼夜リズムを整えるアプローチをとるご意向はないのでしょうか。

⑨就寝時に服薬されているお薬の名前とそれぞれの1日量、服薬時刻を教えてください。これはきちんと、何を何mgといったようにご記載下さい。

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

ご返答並びにご質問


⑨については確認後、追ってご連絡させていただきます。


⑦⑧の内容につきましてお尋ねいたします。ある程度健常者に近い人であれば可能かもしれませんが、統合失調症患者に果たして一般的な睡眠対策の


定義が通じるもなのでしょうか?当初から何べんも突き当たってきた問題で


脳の機能障害をも乗り越えられる対策なのでしょうか?その点が何年にもわたって葛藤してきた経緯があります。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

確かに、不眠を含む生活リズムの乱れは多くの統合失調症患者様が困られる問題であって、それには統合失 調症の脳病理が関係すると推定されています。
https://ds-pharma.jp/literature/psychoabstract/article/2012/08_04_03.html

だからこそ、それを乗り越えるべく薬物療法・非薬物療法が行われる必要があります。
適切なアプローチをとることでこれは克服が可能な障害です。

端的な例を示せば、統合失調症の患者様は、入院中は一般の方と同じ時間に就寝し、起床することができます。病棟スタッフの働きかけがあるからですが、環境が整えば生活リズムも整うのです。そのための短期入院が行われることもあるほどです。

「脳の機能障害をも乗り越えられる対策」です。

では、追加情報をお待ちしております。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
リンクを張りなおしておきます。
https://ds-pharma.jp/literature/psychoabstract/article/2012/08_04_03.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑
質問者: 返答済み 3 年 前.


専門家・猫山 様


 


お世話になります。8/13にご回答いただきありがとうございます。追加情報として下記ご返答申し上げます。


 


現在服薬中の薬・1日量・服薬のタイミング


1.コントミン糖衣錠50mg・就寝前1回1錠


2.パキシル錠20mg・就寝前1回1錠


3.リボトリール錠1mg・就寝前1回1錠


4.ハルシオン錠0.25mg・就寝前1回2錠


5.ドラール錠15mg・就寝前1回2錠


6.ロヒプノール錠2mg・就寝前1回1錠


7.アーテン錠2mg・朝昼夕食後各1回1錠


8.ウブレチド錠5mg・夕食後1回1錠


9.メイラックス錠2mg・夕食後1回1錠


10.エビリファイOD錠24mg・夕食後1回1錠


 


以上です。ご査収よろしくお願いいたします。


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
昨夜、JustAnswerのサーバーに障害が起きたために回答が遅れませんでした。
遅くなりまして誠に申し訳ありません。

************************************
ご返信・追加情報ありがとうございます。

あるいは相談者様も感じられているのではないかと思いますが、この患者様はお薬を飲み過ぎです。

メインのお薬である抗精神病薬はエビリファイとコントミンの2種類です。しかし、コントミンは、抗精神病薬としてよりはむしろ、強力な睡眠薬(鎮静剤)としての役割を期待して処方されているのではないでしょうか。

アーテンは、主にコントミンの副作用として起こるパーキンソン症状を抑えるお薬です。

ウブレチドは、コントミンとアーテンの副作用である排尿障害を緩和するお薬です。

パキシルは抗うつ薬ですが、うつ病のような症状があるのでしょうか。

残るリボトリール、ハルシオン、ドラール、ロヒプノール、メイラックスの5剤は全て、化学的に「ベンゾジアゼピン系」に分類される睡眠薬、精神安定剤です。

不眠に対して安易に睡眠薬が使用されることも、そしてそれが多剤・長期に及ぶことも日本の精神医学の悪弊で、これに対しては厚生労働省が警鐘を発し、これを受けて日本睡眠学会が声明を発表し、ガイドラインを先ごろ発表しました。

http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的(8週間以上)服用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

統合失調症の頑固な不眠を、薬物療法だけで何とかしようと力押しするとしばしばこのような多剤併用療法になってしまいます。
主治医の考え は、短時間作用型のハルシオンで入眠導入、中時間作用型のロヒプノールと長時間作用型のドラールで睡眠を維持、といったところだろうと思いますが、これだ けの量のベンゾジアゼピンを連用していては睡眠薬・安定剤の成分が体内に蓄積し、日中の覚醒度を著しく下げます。
一方で、耐性がつくために、睡眠薬としてのキレは悪くなっていき、奇異反応なども起こりやすくなります。
この患者様の「何か食べないと眠れないという強迫観念のような症状」は睡眠薬による脱抑制である可能性が高いと思います。

しばしば「北風と太陽」に喩えられますが、上記の「力押し」は眠れないという患者様の訴え⇒睡眠処方⇒日中の覚醒度が低下し活動性低下・さらに不眠⇒睡眠薬増量⇒日中の活動性のさらなる低下……という悪循環を起こします。
この患者様もそれに嵌まってしまっているのだと考えます。

10年以上に渡って形成された悪循環を是正することは容易ではありません。
また、ベンゾジアゼピンが強い依存性を有するお薬だということを念頭に置くと減量もまた主治医の側の知識と技術、患者様の側の忍耐を要する過程にはなります。
しかし、基本方針としては、睡眠薬をむしろ減量し、日中の活動性が高まるような周囲の働きかけを増やして、人間が本来持つ睡眠・覚醒リズムを取り戻す方向でアプローチしていく必要があるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山様


ご回答ありがとうございました。薬剤療法依存からくる弊害は十二分に承知しているつもりです。発症初期の頃、経験のあるバレーボールに取り組む べく地域のクラブチームに参加しておりましたが、仲間の対応が当然精神疾患者に理解あるものなど期待できるべくもなく長続きしませんでした。そして病気の延長線上で墜落事故にあい両足骨折の重傷を負い、その後は走ることに問題を抱え、できるスポーツは水泳のみとなっています。また音楽も好きなためゴスペルのクワイアに所属し、約7年継続し年に数回イベント等のステージに立ったこともありました。しかしこれも健常者のメンバーからの心無い言動や対応に耐え切れず参加しにくくなりやめてしまいました。先生がお奨めする非薬剤療法


は常に模索している現状です。あまりにも病人対応のデイケアにも馴染めず、本人が取り込めるものに出会えるよう主治医とも協議している現実です。


いろいろとアドバイスいただきありがとうございました。薬剤療法・非薬剤療法ともに先生のご指摘を念頭に引き続きチャレンジしてまいります。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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    平成16年 滋賀医科大学医学部医学科卒業 千鳥橋病院初期研修医平成18年 滋賀医科大学精神科後期研修医平成20年 滋賀医科大学精神科助教平成22年 滋賀医科大学地域精神医療学講座特任助教平成23年 滋賀医科大学精神科外来医長(兼任)
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