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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14368
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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猫山司がオンラインで質問受付中

はじめまして 高3女子の母です。 2年の終わりごろから電車通学中に、ホームや車内で何度か他人の嘔吐物を見て以来、

解決済みの質問:

はじめまして
高3女子の母です。
2年の終わりごろから電車通学中に、ホームや車内で何度か他人の嘔吐物を見て以来、他人と共有物が異常に汚く感じてしま い電車に乗りたくない、外出したくないというようになってしまい、
本人が自分がおかしいのではないかと凄く悩んでいます。
これは本人から話してくれたのでわかったことなのですが、最近は私がしらないブログにこの悩みを書いているようで病院にもいってみたいけど、親にうまくいえないともかいているようです。
たまたま知り合いが見つけて私に教えてくれました。
[私は知らないふりをしています、)
ただ学校には行きたいからと、朝は車で送り(往復1時間半くらいです)かえりは、何とか自力で帰ってはきますが、すぐに全身シャワーをあびています。
私もカウンセリングにつれていってあげたいのですが、どんなところにいったらいいものかわからず、こちらに相談させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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典型的な強迫性障害(OCD)であると思われます。

カウンセリングではなく、薬物療法と行動療法が必要です。

OCDの治療は、必要十分量のSSRIを用いた薬物療法と、行動療法(曝露-反応妨害法)の組み合わせが国際的な標準治療です。

SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、強迫観念を消褪させると考えられています。通常の精神安定剤にその作用は期待できません。

行動療法も、単独では非常に患者様の心理的負担が大きくなりますので、まずSSRIを用いて強迫観念を緩和して上で、行動療法で強迫行為にアプローチする方法が主流です。

日 本では、SSRIをOCD治療用に適切に使える精神科医は少数派で、行動療法となると、行われている施設すら限られますが、インターネットなどで検索し て、この標準治療を行える医療機関を受診されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介は行っていません)。

以上、ご参考になれば幸いです。

********************************
現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における強迫性障害の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

A. 強迫観念、強迫行為のいずれか。

強迫観念  (1)、(2)、(3)、(4)によって定義される:
(1)反復し継続する思考、衝動、イメージ(心象)のいずれかで、それらは障害が生じている間に、邪魔で不適切なものとして体験され、著しい不安や苦痛の原因となる。
(2)その思考、衝動、イメージは、単なる現実生活の問題についての過剰な心配ではない。
(3)その人は、この思考、衝動、イメージを無視、抑制、何か他の思考または行為によって中和しようと試みる。
(4)その人は、その強迫的な思考、 衝動、イメージが(思考吹入のように、外部から強制されたものでなく)自分自身の心の産物であると認識している。

強迫行為  (1)、(2)によって定義される:
(1)反復行動(例:手を洗う、順番に並べる、確認する)、または心の中の行為(例:祈る、数を数える、声を出さずに言葉を繰り返す)があり、それらは強迫観念に反応して、もしくは厳密に適用しなくてはならない規則に従って行うよう駆り立てられている感じがする。
(2)その行動や心の中の行為は、苦痛を防ぐ、もしくは減らす、または何か恐ろしい出来事や状況を避けることを目的としている。しかし、この行動や心の中の行為は、消去や防御をねらったものとしては、現実的な手段として筋が通っていない、もしくは明らかに過剰である。

B.障害の経過のある時点で、強迫観念または強迫行為が、過剰もしくは不合理であると認識したことがある。(注)これは子供には当てはまらない。

C.強迫観念または強迫行為により、著しい苦痛があるか、時間の浪費がある(1日1時間以上かかる)か、通常の生活習慣、職業(または学業)での業務、普通の社会活動や人間関係への無視できない妨げがある。

D. 別のⅠ軸(精神の臨床疾患)の障害がある場合、強迫観念または強迫行為の内容は、それに制約されたものではない。
(例:
摂食障害がある場合の食物へのとらわれ、
抜毛癖がある場合の毛抜き、
身体醜形障害がある場合の外見への心配、
物質使用障害がある場合の薬物へのとらわれ、
心気症がある場合の重篤な病気にかかっているというとらわれ、
性嗜好異常がある場合の性的な衝動もしくは空想へのとらわれ、
大うつ病性障害がある場合の罪への黙考)。

E.障害は、物質(例:乱用物質、投薬)または一般の身体疾患による、直接的な生理学的作用のためではない。

*該当の場合、特筆:
洞察力が乏しい場合:現在のエピソードのうちほとんどの期間、強迫観念および強迫行為が、過剰もしくは不合理であることを認識していない人。
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