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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14198
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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ベンゾ系処方薬・抗うつ剤のやめ方

解決済みの質問:

猫山司様(あえて「先生」とは書かないことにします) 都内の病院で11年前からロヒプノール、リボトリールを処方されて飲んでいます。現在は効き目を全く感じません。1年ほど前からレスリンを追加されて飲んでいます。(他にもたくさん処方されて飲んでいた時期がありますが、ずいぶん 減ってこの3種です。)ここのところ昼間の歯ぎしり、注意力散漫、決断力・思考力低下などの「副作用?」を感じており、ベンゾ系の薬の怖さも本やネットで知って減薬・断薬を希望しています。猫山様なら、断薬まで何カ月(何年?)を見積もられますか?また、減薬時の離脱症状を緩和する方法があれば、お教えください。

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。
ご指名ありがとうございます。猫山です。

少し補足情報を下さい。

「減薬・断薬を希望」されているとのことですが、そもそも、11年前に向精神薬を処方された原因は何だったのでしょう? 原疾患の診断を教えて下さい。どのような症状がありましたか?

その原疾患は現在完全寛解(症状が全く無い状態)しているのでしょうか?

「現在は効き目を全く感じません」ということは、現在、不眠や、病的な不安があるということでしょうか。

「ここのところ昼間の歯ぎしり、注意力散漫、決断力・思考力低下などの~」という、「ここのところ」とはいつ頃からでしょうか。

レスリンを追加された理由を教えて下さい。

主治医は減薬・断薬に協力的でしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は夜明け以降になるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山様


ご返信有難うございます。


最初の受診理由は「理由のない不安」です。しかし、初診では、診断名は告げられず、「ともかく1週間この薬を飲んでください」 と2種類ぐらいの薬を渡されました。飲み始めてすぐ、「不安」とは別のだるさ、不眠などが起きたので、主治医に「副作用だと思うから服用をやめたい」と言ったところ、「今飲み続けないと、(説明省略)どの薬も効かなくなるから、ともかく1週間飲み続けなさい」と言われて飲み続けました。しかし、状況はよくならず、不安とうつ症状が3カ月ぐらい続き、その後、段々と職場復帰しました。原疾患の診断自体が、今思えば怪しげでした。「全般的不安性障害」と言われたこともあれば、「うつ状態」と言われたこともあります。


主治医は、2004年に病院からの転出で交替になり、現在の主治医に引き継がれました。主治医交替のころには症状は寛解しており、2010年頃まで全く症状はありませんでした。(この間、一時は主治医に頼んで、リボトリールは一日1mgに減らしてもらい、睡眠薬はリスミーと、頓服でアモバンだけにしてもらいました。)


2010年ごろから「イライラ」がひどくなり、新主治医にリスパダールを追加されました。「イライラ」は治りましたが、2011年にまた病的な不安が始まり、睡眠薬を飲んでいるのに中途覚醒が出たので、薬が増え、またうつ状態になりました。仕事は1~2ヶ月ぐらい休みました。2011年後半にはかなりよくなり、一応普通の仕事はできる ようになりましたが、2012年にまだ「やる気がでない」「判断力がない」状態だったので、セカンドオピニオンを受けました。主治医の診断は「不安性障害」でしたが、セカンドオピニオンで「うつ」だと言われたと告げたところ、リスパダールなどをやめて、レスリンが追加されました。しかし、昨年の12月頃までは、エピリファイ、ピレチアなども少量、短期間服用していました。


現在は、病的な不安はありませんが、何かにつけて不安に襲われます。仕事上でクリアーしなければならない問題にぶつかるとすぐに「怖い」という気持ちに押しつぶされそうになり、力が発揮できません。出勤はできるので、うつ状態ではないと思います。不眠は、中途覚醒〔11:30ごろ寝て、3:00頃目が覚める〕後、眠れない状態ですが、薬を追加されると嫌なので、主治医には訴えずにいます。


昼間の歯ぎしりは昨年12月頃からです。注意力散漫、決断力の低下、などは昨年から感じていましたが、今年に入ってからどんどんひどくなる印象です。


主治医は、「薬をやめたい」「ベンゾ系の薬には依存性があるとネットに書いてあった」と言っても、全く取り合ってくれません。そのため、減薬・断薬をしてくれる病院・クリニックを探しているところです。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

ベンゾジアゼピンの減量・中止は遅かれ早かれなされるべきだと思います。

ただし、相談者様に診断名がはっきりとしない症状(セカンドオピニオンによればうつ病によるもの。以下その前提で回答を進めます)が続いており、それに対する治療は必要であると考えます。ちなみに「出勤はできるので、うつ状態ではない」とは言えません。通勤しながら外来的にうつ病の治療を続けられている患者様はたくさんおられます。

「薬を追加されると嫌なので、主治医には訴えずに」いるという状態は、事態を悪循環させていると思われます。
現在相談者様はより 力価が高い抗うつ薬の十分量の服用が必要な可能性が高いと考えますが(レスリンでもかまいませんが、この抗うつ薬の用法・用量は「1日75~100mgを初期用量とし、1日200mgまで増量し、1~数回に分割経口服用する」ですので、現在の量では不十分です)、現在の主治医は抗うつ薬ではなくベンゾジアゼピンを増量しそうなので相談者様はそれを警戒して病状を説明できない⇒さらに不安や不眠などのうつ症状が悪化して、主治医から見ればベンゾジアゼピンが必要な状態に見えるようになっていく(もしくは、短期的には実際にベンゾジアゼピンの増量が必要な状態になっていく)。

相談者様のうつ病の状態が寛解しているという前提でベンゾジアゼピンの減量を行うとすれば、ロヒプノール、リボトリールの細粒を使用して、2~4週に0.1mg程度のペースで減量されるべきでしょう。
順番としてはロヒプノールからです。リボトリールは作用時間が長く24時間以上作用していますから、ロヒプノールを減量・中止した場合も、夜間の離脱症状をかなりの程度抑えてくれるからです(反跳性の不眠は起こると思いますが)。
その後にリボトリールを減量していくことになりますが、これには行きつ戻りつがあるでしょう。
ベンゾジアゼピン離脱のためのマニュアルとしてはアシュトンマニュアルが有名ですが、
http://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf
この書の51ページから52ページにかけて、クロナゼパム(リボトリールの物質名)が止めにくいベンゾジアゼピンであることが述べられています。
一般的に長時間作用型のベンゾジアゼピンは止めやすいと言われていますが、リボトリールはなぜか、中止が難しい長時間作用型ベンゾジアゼピンなのです。

かりに、行きつ戻りつがなく、0.1mg/4週間のペースで両剤を止められた場合、3年弱の時間がかかることになります。
実際には、0.1mg刻みで減らして、離脱症状が起こらないことを確かめ、も しも離脱症状が起きたら一段階戻ってその量に脳を慣らしてまた減らし……という方法を続ける必要があることがほとんどですので、時間的には更なる余裕を見られた方がよいでしょう。
また、この方法をとるためには、ロヒプノール、リボトリールの剤形を錠剤から細粒にする必要があります(ロヒプノールには細粒がありませんので、医師から薬局に粉砕指示をだしてもらわなければなりません)ので、主治医が処方箋上の操作を行う必要があります。
つまり、主治医に適切な知識があって、協力を得られなければ安全な減量は不可能なのです。
「減薬・断薬をしてくれる病院・クリニックを」みつけられることは必須でしょう。
自己判断での減量・中止はお勧めできません。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山様


 


詳細なご返信を有難うございました。


 


1つご質問があります。「診断名がはっきりしない症状」を「不安性障害」や薬の副作用などではなく、セカンドオピニオンに従って「うつ」と判断されたのはなぜですか?現在の主治医が力不足と思われてのことですか?そうだとすると、ベンゾジアゼピンの漫然投与が力不足だと思われる理由でしょうか?


 


よろしくお願いします。


 


 

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