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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14313
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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25歳の息子のことです。0.5㎎のランドセンを一日2錠飲んでいます。その前には2年ほど同じ成分のリボトリールを飲んで

質問者の質問

25歳の息子のことです。0.5㎎のランドセンを一日2錠飲んでいます。その前には2年ほど同じ成分のリボトリールを飲んでいました。副作用などが怖いので、断薬を考えていますが、離脱症状とは、どれくらいの期間薬を服用し、またどの程度の量を飲んだ場合に起こるものでしょうか。主治医と相談しなければならないことだと思いますが、患者が薬について調べたりすると不愉快になるお医者さんもいると効いて不安に思っています。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機 能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきま す】


おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

ランドセン(リボトリール、一般名:クロナゼパム)は、もっとも広く使われているベンゾジアゼピン系抗不安薬の一つですが、長時間作用型であるにも関わらず、力価が高いせいか、減薬・断薬が難しいものの一つです。
ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的(8週間以上)服用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619

世界標準では、うつ病の患者様が2年間(以上)に渡ってベンゾジアゼピンを服用することは常識を外れた使用方法であると見做されます。

現 時点で、ご子息は精神科のお薬は一切服用する必要が無い、という前提で回答しますが、私はリボトリールを服用してきたのと同じ程度の期間、断薬にかかると 思ってくださいと、実臨床でも、このサイトでも(ベンゾジアゼピンの断薬の相談は少なくありません)、自分のブログでも説明しています(もちろん個人差は あるのですが)。
離脱のためのマニュアルとしてはアシュトンマニュアルが有名です。
http://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf

ちなみに、この書の51ページから52ページにかけて、クロナゼパムが止めにくいベンゾジアゼピンであることが述べられています。

ベンゾジアゼピン依存には狭義の依存である身体的依存と、精神的依存があります。
私の印象としては、両方の要素が複雑に絡み合っていますから、実際にはアシュトンマニュアルで推奨されているペースでの減量は難しいケースが多いように思いますが、方法論としてはこれを参考にされて、もう少し時間をかけて減薬・断薬に望まれるのがよいでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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