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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14189
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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宜しくお願いします 私は42歳女性です。昼間は正社員で働いています。 母は67歳、睡眠薬や安定剤を22年ほど前か

解決済みの質問:

宜しくお願いします
私は42歳女性です。昼間は正社員で働いています。
母は67歳、睡眠薬や安定剤を22 年ほど前から服用しています

薬がどんどん増え、いまでは睡眠薬1種類、安定剤7種類ほど一度に飲んでいます
夜だけでなく、昼間も飲んでろれるが回らない、失禁、ふらふらして転倒し、背骨や仙骨、肋骨も3本折っています。
頭も強く打ってたんこぶが出来ていました。

一昨日は、連絡が取れず家に見に行くとキッチンで倒れて冷たい床の上に寝ていて、意識なく、体がとても冷たくなっていたので、救急車で病院へ行きました
体の血液中、普通の人10倍ものお薬濃度になっているので、お薬を体からぬくため入院といわれましたが、自分で退院すると聞かず、医者を怒らせてしまい、退院しました。
今は妹と交代で母の家に泊まり、夜中見ている状態ですが、仕事があるため24時間とは行かず困っています。
睡眠薬や安定剤を止めさせたいのですが、どうすればいいですか。
教えて下さい
宜しくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

現在、日本で使用されている睡眠薬や安定剤は、ほとんどがベンゾジアゼピン作動薬に分類されるもので、依存性や耐性が強いこと、また長期に使用した場合の副作用が強いことなどから、国際的には厳しい制限のもと使用されている薬剤です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619

多剤、しかも22年間に及ぶ連用ですから、断薬は難しいにしても、減薬は必須であると思われますが、ご記載を拝読していて気になる点がありますので、少し補足情報を下さい。

お母様は、どのような診断のもとで、何科から眠剤と安定剤を処方されているのでしょうか? 主治医はお母様の現状をご存じなのですか?

お母様は処方されたとおりに眠剤や安定剤を服用しているのでしょうか。自己判断でたくさん服用したり、眠剤を昼に飲むことはありませんか(「昼間も飲んでろれるが回らない」という記載がとても気になります)?。

お母様は、なぜ睡眠薬や安定剤を服用されるのでしょう?

お母様ご自身は睡眠薬や安定剤を止める・減らす気は無いのでしょうか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信いただくタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



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質問者: 返答済み 4 年 前.

はじめまして。


宜しくお願いいたします。


 


母は、22年前神経内科に行き、にうつ病と診断され、お薬を処方されました。


 


今でに長期の服用で、効き目が落ち、どんどんふえていってしまった状態です。


 


22年間、ずっと同じ主治医で、先生はこのことを知っているのですが、あまり深く考えておられないのか、私が相談に行ってもそれではお薬を減らしましょうというくらいです。


 


何度か精神科に入院していますが、1ヶ月ほどで退院して少し元気になっているのですが、薬は減りませんでした。


 


母は、処方された以上のお薬を飲んでいます。


睡眠薬などは夜だけですが、お昼寝をするときも大量のお薬を飲んでいるし、当然足りなくなってきますので、市販されている「ウット」という薬を一晩で人は子全部飲んでは次の日、吐き気がするといって苦しんでいます。


 


口もからからに渇くらしく、のどや舌がひっつくくらいだそうです。


 


お茶を大量に飲むので、薬が効いてる間にも起きてトイレへ行こうとして、転倒し、骨折します。


 


最近では目が覚めては、薬を飲むというのを繰り返し、常にろれるが回らない状態で、夢が現実か良くわからない言動があります。


 


薬が抜けてくるとこのような言葉はなくなりますが、薬が見当たらないと、人が変ったように怒り出します。


 


母に何故そんなに昼間も飲むのかをたずねると、暇だといやなことをたくさん思い出すし、いらいらするから、寝てしまいたいのだそうです。


 


昔は離婚やいろいろありましたが、今は子供も大きくなり、切羽詰った問題は何もないんです。


 


減らす気はないか聞くと、昔はあったが、今は面倒だといっています。


 


私は今の主治医には10年ほど前から母のことを相談していますが、母の状態は悪化しているので、心配なんです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

はじめまして。

宜しくお願いいたします。

 

母は、22年前に、神経内科に行き、にうつ病と診断され、お薬を処方されました。

 

今でに長期の服用で、効き目が落ち、どんどん増えていってしまった状態です。

 

22年間、ずっと同じ主治医で、先生はこのことを知っているのですが、あまり深く考えておられないのか、私が相談に行ってもそれではお薬を減らしましょうというくらいです。

 

何度か精神科に入院していますが、1ヶ月ほどで退院して、少し元気になっているのですが、しばらくすると、又悪化を繰り返し、薬は減りませんでした。

 

母は、処方された以上のお薬を飲んでいます。

先生の処方では睡眠薬などは夜だけですが、母の勝手な判断で、お昼寝をするときも大量の(睡眠薬、安定剤)お薬を飲んでいるし、当然足りなくなってきますので、市販されている「ウット」という薬を一晩で、1箱、いっきに全部飲んでは次の日、吐き気がするといって苦しんでいます。

 

口がカラカラに渇くらしく、のどや舌がひっつくくらいだそうです。

 

お茶を大量に飲むので、薬が効いてる間にも起きてトイレへ行こうとして、転倒し、骨折します。

 

最近では目が覚めては、薬を飲むというのを繰り返し、常に、ろれつが回らない状態で、夢が現実かよくわからない言動があります。

 

薬が抜けてくるとこのような言葉や行動はなくなりますが、薬が見当たらないと、人が変ったように怒り出します。

 

母に何故そんなに昼間も飲むのかをたずねると、暇だといやなことをたくさん思い出すし、いらいらするから、寝てしまいたいのだそうです。

 

昔は離婚やいろいろありましたが、今は子供も大きくなり、切羽詰った問題は何もないんです。

 

減らす気はないか聞くと、昔はあったが、今は面倒だといっています。

 

私は今の主治医には10年ほど前から母のことを相談していますが、母の状態は悪化しているので、心配なんです。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

ご返信・追加情報ありがとうございます。

ご本人が「暇だといやなことをたくさん思い出すし、いらいらするから、寝てしまいたい」「面倒だ」と仰っているいうことですと、即効性のある方策や治療法は、残念ながらありません。
ベンゾジアゼピン系薬物依存のご相談は実臨床でもこのサイトでもしばしばお受けしますが、他の依存症と同様、ご本人が止める気にならなければ止められない「病気」なのです。

以下、薬物依存に関しての一般論を述べます。

依存の治療のゴールは「薬を完全に止めること」になります(そもそも眠剤、安定剤はうつ病の対症療法薬であって、うつ病が改善した後も継続する必要はないのです)。
いくら合法のものとはいっても、「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは絶対に達成できません。

まずこのことを患者様ご本人に理解していただき、「治療意欲」を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、依存症の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
肝機能障害を起こして身体的につらくなる、仕事に支障が及ぶ、家族生活に支障が生じて離婚を迫られる、警察のお世話になる、といった切迫した状況になって初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。

しかしお母様の場合、実際に骨折までされたり、救急搬送されてなお不適切なお薬の服用を止めようとしないわけですから、治療意欲をもっていただくのはきわめて困難であるといえるでしょう。

患者様の治療意欲が無い段階では治療は長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すれば薬物の使用を再開しますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

現在の主治医に眠剤・安定剤の処方を止めてもらっても、お母様は他の病院に行ってお薬の処方を受けようとするでしょう。先の回答でリンクした読売新聞の記事にも載っていた、処方箋のカラーコピーで薬物を手に入れていた患者様の例を紐解くまでもなく、依存症の患者様は、依存対象を手に入れるためには何でもするのです。

依存症の治療は、風邪をひいた時のように、一定期間病院に通えばよいとか、一定期間入院すればよいというものではありません。薬物使用のリスクは生涯続きますから、依存症の治療もまた生涯続きます。

また、依存症の治療は、失敗を繰り返すものだとあらかじめご理解ください。
一回の入院で断薬の意思を固め、その後は外来通院しながら生涯睡眠薬・安定剤を用いずにいられる患者様は皆無です。
全ての患者様が、何度も再使用をし、外来通院を中断し、または再入院をして......といった過程を経て、ようやく断薬に行く着くという経過をたどるといっても過言ではありません。

従いまして、ご家族が治療導入からその後の定期的通院に至るまで、一貫して患者様を説得し、必要ならば病院に連れて行くことを繰り返さなければなりません。
それが依存症の治療の現実です。

受診される先は一般の精神科・心療内科ではなく、薬物やアルコール依存症治療の専門施設である必要があります(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

以上、ご参考になれば幸いです。

猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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    平成16年 滋賀医科大学医学部医学科卒業 千鳥橋病院初期研修医平成18年 滋賀医科大学精神科後期研修医平成20年 滋賀医科大学精神科助教平成22年 滋賀医科大学地域精神医療学講座特任助教平成23年 滋賀医科大学精神科外来医長(兼任)
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