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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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軽い鬱病で、9年近く、ドグマチール50mg、リーゼ5mg、を朝夕2回のんでいます。ドグマチールが、長期服用により、遅

解決済みの質問:

軽い鬱病で、9年近く、ドグマチール50mg、リーゼ5mg、を朝夕2回のんでいます。ドグマチールが、長期服用により、遅発性ジスキネジア、などの副作用が心配なので、ドグマチールを、辞めたいと思っています。急に辞めると逆に遅発性ジスキネジアの危険性が上がるのですか?辞めた後遅発性ジスキネジアを発症する危険性はありますか。とても心配で恐怖すら感じます。どうか見解をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

ドグマチールは、抗うつ薬であるとともに、用量を上げていくと抗精神病薬にもなる薬理作用(ドーパミン遮断作用)をもつお薬ですから、長期(個人差があります。数ヶ月の服用で遅発性ジスキネジアをきたす方もおられますし、20~30年服用していてもジスキネジアが起こらない方もおられます)の服用によって遅発性ジスキネジアをきたすことはありえます。

ドグマチールを「急に辞めると逆に遅発性ジスキネジアの危険性が上がる」ことはありませんが、離脱性ジスキネジアを呈する可能性はございます。

既にご存知かもしれませんが、遅発性ジスキネジアとは、ドーパミン遮断薬の長期投与によって脳の大脳基底核にあるドーパミン受容体の機能が量的・質的に亢進することによって起こる不随意運動です。これは、いちど発症してしまうと一般に難治であることが知られています。

離脱性ジスキネジアとは、遮断されていたドーパミン受容体が急に解放されることで反跳性に機能が亢進しおこる不随意運動で、多くの場合は一過性のものです。

かといって離脱性ジスキネジアが起こるのも審美的・心理的に望ましくありません。

幸い、相談者様が服用されているドグマチールは低用量です(うつ病の治療用量に達していません)。
ドグマチールでは離脱性ジスキネジア以外の離脱症状はありませんから、比較的早いペースで減量・中止が可能です。
現在の1日服用量が100mgですから、その4分の1にあたる25mg(ドグマチールには細粒がありますからそれを使用してもよいですし、錠剤を半錠に割ってもかまいません)をまず減量して1~2週間経過を観察し、何事も無ければさらに25mgを減量して……という方法で2~3ヶ月を目途に中止されるのがよろしいかと存じます。
途中で離脱性ジスキネジアが認められるようなら、それが消失するまでその用量に留まり、消失後に次の段階に減量をして下さい。

離脱性ジスキネジアが認められなければ、1週間に25mgのペースで減量してかまいません(そのようになる可能性の方が断然高いと思います)。この場合は3週間で中止が可能です。

以上、ご参考になれば幸いです。
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