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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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双極性障害は治完しないのでしょうか? 主治医からは私の場合は、治る事がなく、一生薬を飲まなければならないと言われま

解決済みの質問:

双極性障害は治完しないのでしょうか?
主治医からは私の場合は、治る事がなく、一生薬を飲まなければならないと言われました。
11年間うつ病と思っていましたが、現在通院している病院と連携している大学病院の先生から言われ、
少し滅入ってます。
そして、職場復帰は、望めないとも言われ1/29で3年間の休職が切れ解雇となります。
私と しては、主治医は過去の通院していたクリニックや他の病院での診断が双極性障害とゆう病気の知識が
無かったのではないかとも言われました。
又、現在は車で1時間半ぐらい通院に時間を要し、4月頃から地域医療の観点や訪問看護などの今後の問題として、今後年を取ると早めに地元の入院施設のある病院に通院したほうが良いとも言われました。
現在通院している病院と地元の病院の質がかなりあるような感じがして不安材料になってます。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
おはようございます。猫山と申します。

お薬を飲まなくてもよいという意味での「完治」は双極性障害にはありません。

「過去の通院していたクリニックや他の病院での診断が双極性障害とゆう病気の知識が無かったのではないか」という相談者様の現主治医の見解に私も同意です。
端的に、トレドミンが処方されていたことがそれを証明しています。

双極性障害(躁うつ病)の患者様の7割がうつ状態で発症し、それは普通のうつ病と臨床上区別がつかないため大多数の患者様は当初はうつ病と診断されます。
しかし経過中に躁状態が現れると躁うつ病に診断が切り替わり、治療方針も変わります。

躁うつ病とうつ病は全く異なる病気であることが分かっており、病像が似ていても、躁うつ病の患者様のうつ状態に抗うつ薬を投与しても効果がありませんし、むしろ躁転や急速交代化、難治化といった、病状の複雑化を招きます。

躁うつ病の治療は薬物療法が中心で、気分安定薬と呼ばれる、気分の幅を一定に収めるお薬が用いられます。薬剤名としては、リーマス、デパケン、テグレトール、ラミクタールなどが気分安定薬にあたります。
これらのお薬は躁うつ病の躁状態にもうつ状態にも有効で、継続的な服薬を続けることで病相予防効果もあります。

残念ながら、相談者様は、双極性障害の標準的な治療を受けてこられなかったのではないでしょうか。

「現在通院している病院と地元の病院の質がかなりある」ことは確かだろうとも思います。
双極性障害に関するご質問はこのサイトでも多いのですが、多くの方が、間違った治療を行われた結果、状態が悪化し、相談されてくるのです。
臨床的な感覚としては、双極性障害をきちんと診断・治療できる医師は全体の1割くらいではないかと思います。

双極性障害の適切な治療法や、維持治療の必要性、専門医の探し方については、双極性障害治療の現状を憂慮して日本うつ病学会が作成した以下のマニュアルをご覧になってみて下さい。

【日本うつ病学会:双極性障害(躁うつ病)とつきあうために】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/

以上、ご参考になれば幸いです。
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