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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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2012年3月から仕事による過度のストレスの「うつ」と診断され、約1.5年の休職期間を経て、8月末から復職しました。

質問者の質問

2012年3月から仕事による過度のストレスの「うつ」と診断され、約1.5年の休職期間を経て、8月末から復職しました。現在の主治医との信頼関係も良好で治療そのものに対しては満足しています。自身は45歳の看護師で専門の資格も取り管理職でもあったのですが、現在は全く違う部署で勤務しています。職場も理解があり、就業時間もすこしずつ延長してもらえています。しかしほとんど仕事らしいことはしておらず、決してあせっているわけではないのですが、どうしても「迷惑になっているのでは」「いつになれば元通 りになるのか」と自己嫌悪に陥っている毎日を過ごしていました。最近になって就業時間も長くなり、日照時間の減少とともに、疲労感と睡眠障害が悪化しています。その上、この1週間不正出血が続き(以前からPMSもひどかったのですが)不安が大きくなっています。今週に入ってからずっと仕事は休んでいます。かなり自信を喪失していて時々自傷行為にかられることがあります。ちなみに現在処方されているのはサインバルタ、ジェイゾロフト、セルシン、サイレース、マイスリーです。状態が悪化してサイレースとセルシンが増量されています。休息が大事とはわかっているのですが、焦燥感も強いため何も手につきません。どうすればよいでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

不安・焦燥感は、うつ病の症状としても起こりえますし、相談者様が置かれている現状から焦りや不安を覚えることも了解はできますので、たしかに治療に難渋する局面であるように思います。

少し補足情報を下さい。

サインバルタ、ジェイゾロフト、セルシン、サイレース、マイスリーのそれぞれの1日量をmgで教えていただけますか?

サインバルタとジェイゾロフトはともに抗うつ薬ですが、なぜ抗うつ薬が2剤併用されているのでしょう。

今回ご相談の件について主治医に相談した結果がサイレースとセルシンの増量なのでしょうか。他に何か精神療法的な手立ては講じられなかったのですか?

通われている病院/クリニックには臨床心理士はいないのでしょうか。カウンセリングや認知療法は受けられない施設ですか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

こんにちは。さっそくお返事いただいてありがとうございます。


発症当初はジェイゾロフト25㎎からスタートし、75㎎まで増量、抗不安薬としてセルシン2㎎& times;3、眠剤はマイスリー5㎎からスタートしましたが睡眠障害が改善しないためマイスリーを10㎎にサイレース1㎎を追加することで抑うつ感や頭痛やめまい感情失禁などの症状は軽減しました。意欲低下が改善せず睡眠過多に陥り、セルシンを頓用とし、サインバルタを20→40㎎にし、ジェイゾロフトを減量し現在は25㎎です。主治医はSSRIとSNRIの併用はあまりしないが、この量だと問題ないとの見解と(いずれSSRIは中止の方向でしたが)症状に波があるので続けていました。今回早朝覚醒や脳が休まらないと訴えセルシン6㎎/日、サイレースは2㎎に増量となりました。またカウンセリング施設はあるのですが、主治医はあまり積極的ではなく、希望するなら受けても構わないとのことでした。ではよろしくお願いいたします。

質問者: 返答済み 4 年 前.

こんにちは。さっそくお返事いただいてありがとうございます。


発症当初はジェイゾロフト25㎎からスタートし、75㎎ まで増量、抗不安薬としてセルシン2㎎×3、眠剤はマイスリー5㎎からスタートしましたが睡眠障害が改善しないためマイスリーを10㎎にサイレース1㎎を追加することで抑うつ感や頭痛やめまい感情失禁などの症状は軽減しました。意欲低下が改善せず睡眠過多に陥り、セルシンを頓用とし、サインバルタを20→40㎎にし、ジェイゾロフトを減量し現在は25㎎です。主治医はSSRIとSNRIの併用はあまりしないが、この量だと問題ないとの見解と(いずれSSRIは中止の方向でしたが)症状に波があるので続けていました。今回早朝覚醒や脳が休まらないと訴えセルシン6㎎/日、サイレースは2㎎に増量となりました。またカウンセリング施設はあるのですが、主治医はあまり積極的ではなく、希望するなら受けても構わないとのことでした。ではよろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。1つの抗うつ薬を最大耐用量か最 大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。

ジェイゾロフトでいうと最高用量は1日100mgまでですから、そこまでは試みられるべきでしたし、それで効かないというのであれば他剤への置換を考える、というのがうつ病の正しい薬物療法の進め方ということになります。
無効用量であるジェイゾロフトを残したままサインバルタを併用する薬理学的意義は皆無です。SSRIとSNRIの併用によって症状の波を抑えられるという事実はありません。
日本におけるうつ病の薬物療法に関しては、以下のような調査もございます。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://118.82.92.190/blog/archives/2008/09/_10_3.html

また、セルシン、サイレース、マイスリーという化学的には「ベンゾジアゼピン作動薬」と呼ばれるクラスに属する薬物が連用されているのも望ましいことではありません。
ベンゾジアゼピンは、長期連用による副作用と、強い依存性のために、国際的には、慎重な使用を推奨されているお薬です。
実際、ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。
このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619

「信頼関係も良好」とのことですが、相談者様の主治医の薬理学的知識と技術は非常にレベルが低いと言わざるをえません。
にも関わらず、相談者様の症状の悪化を下手の横突きの薬物療法だけで処理しようとし(いわゆる薬漬け)、精神療法を取り入れるのに消極的な姿勢には疑問を覚えざるをえません。

今からでも遅くありませんので、転院を検討されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

以上、ご参考になれば幸いです。

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