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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14133
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして。僕はうつ病歴11年になる41歳の男性です。現在まで働いていません。内服治療と精神支持療法を受けています

解決済みの質問:

はじめまして。僕はうつ病歴11年になる41歳の男性です。現在まで働いていません。内服治療と精神支持療法を受けています。つきに一回受診しています。内服薬はルボックス3錠3X、ドグマチール3錠3X、ソラナックス3錠3X、リスパダール3錠3X、ジプレキサ3錠3X、ジェイゾロフト夕1錠、セロクエル(100)3X、セレネース3錠3X、マイスリー(10)寝る前、メイラックス(2)1錠1X夕、レキソタン(5)3錠2X、など内服しています。
現在の症状はうつ、不安、焦燥感、体感幻覚(脳 みそが腐る感覚、頭の中に虫がいる感じなど)があります。中でも不安感が強く上記のほかにワイパックス〔0.5〕1錠1Xの処方を受けています。不安感が大きく、職場(元看護師)に行くのが怖くて仕方がありません。自分の中では早く仕事復帰しないとと思うのですが職場恐怖感が強くなかなか復帰できません。抗不安剤を飲んでも、体が気持ちが拒否反応を起こしてしまいます。
どうにかして一日でも早く職場復帰したいのですがどうしたらいいでしょうか。ちなみにうつの方は時々感じます。あと、体感幻覚のほうもまだたまにあります。
よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

精神科医のclozapine1961と申します。
質問をご投稿いただき、ありがとうございます。

 

回答の前に追加で質問があります。

1.現在、内服している薬は抗精神病薬が5剤、抗うつ薬が2剤など多剤併用になっておりますが、お薬を増やしてから、かえって調子が悪くなったりはしておりませんか?

2.休職中とのことですが、休んでからどのくらい経つのでしょうか?職場の恐怖感というのは、何か職場が苦手となるきっかけや出来事があったのでしょうか?

3.うつ病とのことですので、下記のスケールとやっていただき点数を教えていただけないでしょうか?

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/02.pdf

 

以上教えていただけると幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

1.薬を増やしてから具合が悪くなったという感覚はありません。


2.休職はもう11年になります。職場の恐怖感では、過去に特別なことはなかったのですが、強いて言えば一般看護師から主任看護師に昇格したときに師長から強い叱責や、理不尽なパワハラ的な扱いを受けた、点滴を間違えてしてしまった(初期に気づき患者さんには何の影響もありませんでしたが)などがうつになったきっかけかもしれません.


3.30てんでした

質問者: 返答済み 4 年 前.

 


1.薬を増やしてから具合が悪くなったという感覚はありません。


 


2.休職はもう11年になります。職場の恐怖感では、過去に特別なことはなかったのですが、強いて言えば一般看護師から主任看護師に昇格したときに師長から強い叱責や、理不尽なパワハラ的な扱いを受けた、点滴を間違えてしてしまった(初期に気づき患者さんには何の影響もありませんでしたが)などがうつになったきっかけかもしれません.


 


3.30てんでした

質問者: 返答済み 4 年 前.
再投稿:回答が遅い.
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


こんばんは。猫山と申します。精神科医です。
再投稿にあがっていたので、私が回答を引き継がせていただきたく存じます。

少し補足情報を下さい。

11年間、同じ医師に診療を受けているのでしょうか?

精神支持療法は、具体的にはどのようなことをするのですか? 主治医が行うのですか? 1度にどれくらいの診察時間をかけてくれるのでしょう?

前回答者も述べているように多勢併用ですが、うつ病に対して抗うつ薬、体感幻覚に対して抗精神病薬、不安に対して抗不安薬、という使い分けなのでしょうか。

うつ、不安、体感幻覚はどのような順番で現れてのでしょうか?

QIDS-Jは27点満点のスケールですが、30点だったというのは満点近くだったということでしょうか。

ご自分の診断がうつ病ではない可能性があると思われたことはありませんか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※仕事を縫って回答しておりますので、対応が遅くなることはございます。その際はご了承いただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

1.精神科医はこちら側の引越しなどもあり3回変わっています。


2.精神支持療法はこちら側の具合を尋ねられ、それに答えるという感じでカウンセリング的な方法ではありません。変わりがなければ変わりなしと答える大体5分程度の診療です。予約制です。精神支持療法は主治医が行います。


3.そのとおりです。


4.最初は不安感でいっぱいになり、うつとなり、同時に体感幻覚が出てきました。体感幻覚は、頭の中で虫がうごめいている感じ、脳が腐る感覚、脳が流動している感覚などがあります。とても気分が悪いです。


5.大体そうです。


6.今の医師にかかって6年目ですが、今の医師にはじめてかかったとき統合失調症もあるのではないかといわれました。それまでの医師は、うつ病との診断で治療を受けていました。今の医師はうつ病もあるけど統合失調症の傾向もある非定型精神病だと言ってたことがありました。職場恐怖に関してはPTSDの傾向があるのではないかと思っています。


よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

診断は現在まで診察をしてきた医師の間でも割れているようですが、実際に相談者様を診察できないインターネット相談で診断を下すことはできませんから、うつ病であるという前提で回答させていただきます。
体感幻覚がありますから、「大うつ病性障害、重症、精神病性の特徴を伴うもの」という診断になります。

前回答者も触れていますが、抗精神病薬が5剤、抗うつ薬が2剤というのは異様です。

うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。
特に相談者様の場合、ともに選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)であるデプロメールとジェイゾロフトの併用ですので、その意義は希薄です。

抗うつ薬の増強、または体感幻覚への治療薬として抗精神病薬を使用しているのだと推察しますが、これも1剤で十分です。どんどんお薬を増やしていくのではなくて、効かないお薬は止めて、効くお薬を単剤で試すことが、やはりここでも必要です。

このような調査もあります。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://118.82.92.190/blog/archives/2008/09/_10_3.html

処方を拝見する限りは、また、「変わりがなければ変わりなしと答える大体5分程度の診療」に「精神療法」という名前をつけるところをみるかぎりは、相談者様の主治医はうつ病の治療に対する十分な知識と技術を持っていない可能性が高いと思われます。上述の記事のようにハズレを引く確率が高いわけですから、それでも不思議ではありません。

また、「職場恐怖に関してはPTSDの傾向がある」可能性は確かにあるかもしれません。
従来、PTSDは「危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる」疾患であるとされ、児童虐待があっても、それが言葉の暴力によるものであった場合や、直接的に生命に危険が及ぶものではなかった場合、それをもってPTSDを発症するとは考えらえていませんでした。
つまり、モラルハラスメントやパワーハラスメント、DVやセクハラ程度ではPTSDは発症しないと考えられていたのです。これは、PTSDの研究が本格化したのが、ベトナム戦争従軍者の心のケアから始まっていることと無縁ではないでしょう。

しかし近年、長期の対人関係の外傷に起因する「複雑性PTSD」という概念が提唱されるようになり、認知されつつあります。
これには、「感情調整の障害、解離症状、身体愁訴、無力感、恥、絶望、希望のなさ、永久に傷を受けたという感じ、自己破壊的および衝動的行動、これまで持ち 続けてきた信念の喪失、敵意、社会的引きこもり、常に脅迫され続けているという感じ、他者との関係の障害、その人の以前の人格状態からの変化」といった症状が含まれるとされます。

ご参考まで:複雑性PTSD いじめ、嫌がらせおよび虐待された人生経験により引き起こされた心的外傷
http://www63.tok2.com/home2/ahonokouji/sub-comp-PTSD.htm

現状のままでは埒があかないようですから、このような複雑な病態について対応できる医師のもとに転院されることをお勧めいたします。その場合に受診される病院としては、精神科認定医の認定機関である日本精神神経学会の研修施設ならば、一定以上のクオリティは期待していただけると考えます(既に通われている病院がこのリストに入っていても、他院でセカンドオピニオンを受けることは有用です)。

http://www.jspn.or.jp/specialist/index.html


以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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