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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14133
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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都内財団の職員です。昨日、共に仕事をしている30代女性から相談を受けました。同じ職場の女性達が近くに来た際に「うつ」

解決済みの質問:

都内財団の職 員です。昨日、共に仕事をしている30代女性から相談を受けました。同じ職場の女性達が近くに来た際に「うつ」「メンタル」などと周囲には聞こえないように囁かれるというのです。実は先々月にも隣の席の女性から度々小声で中傷的な言葉を聞かされるというので、仕事の効率化を理由に席替えを実施してコーナーの独立席に移動させた経緯があります。その際は幻聴とは確信できなかったのですが、今回のことでほぼ間違いないかと考えます。本人にはそのような囁きが聞こえることは事実であると理解したことを伝えた上で、疾患の可能性も否定できないので一度カウンセリングを受診してみるよう勧めましたが本人は全くその気はなさそうです。因に本人は看護士の資格を持ち、昨年の震災後に被災地支援のお仕事をされた後、この四月に当財団に入職されています。無口で淡々と手際良く仕事をこなし、毎日定時に帰宅されることもあってか、周囲の女性達も少し距離を置いている雰囲気がありますが、本人は「私が無口なので嫌われている」「ストレスのはけ口になっている」といった疎外感を感じているようです。疾患の可能性も含めて、どのようにアプローチしていったら良いのかアドバイスして頂けると助かります。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


おはようございます。猫山と申します。精神科医です。
こうした場合の受診の促しは非常に繊細な取り扱いを必要とします。

少し補足情報を下さい。

①「緊急度: 高」となっていますが、この方を至急受診させないと、何らかの問題が起こる可能性があるでしょうか。

②会社ではなく財団ということですが、産業医は置かれていますか?

③その女性は具体的にはどのようなお仕事をされているのでしょうか。

④転職してくる前の職場でのトラブルの有無等の情報はおもちですか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.
早速のご連絡ありがとうございます。
1 前回は隣席の職員に、話しかけないで!と怒りをあらわにしてトラブルになっています。今回も何らかの反撃行為に出られると彼女が居場所を失うことは明らかですので対処を急ぎたいと考えます。
2 外部に委託した方がいるかもしれません。急ぎ確認します。
3 臨床研究の支援事務局業務を行っております。病院での勤務経験もあります。
4 現在確認中です。これまでのヒアリングの中で同様のトラブルがあったようなニュアンスの発言がありましたし、そういう中傷行為をしてしまう側の心理分析を語っておりました。併せて、こちらから触れていないのに自分は鬱ではないと強く主張しています。
おそらく以前にもあったのではと推察しております。
取り急ぎ
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

まず、当該の女性について疑われる病名ですが、統合失調症(か、それに連なる精神病性の疾患)ということになるでしょう。生育歴等、詳細に聴取してみなければわかりませんし、ご家族からの情報も必要ですが、妄想性パーソナリティ障害の可能性も否定はできません。

いずれにせよ、明らかな幻覚・妄想があり、そのために周囲に迷惑を及ぼしている/及ぼす可能性が高い状況ですので、精神科の受診を勧奨すべきですし、就業禁止措置をとることも検討される必要があるでしょう。

以下、労務問題になりますので、財団の当該部署の方と相談されて事を進められて下さい。
結局は、御財団の就業規則に、こうした事態を想定した、どこまでの記載があるかどうかで取れるアクションが変わって参ります。
ご本人に、その言動が事実とはかけ離れており、周囲に迷惑をかけているので、精神科を受診すべきであるという受診勧奨はできますが、これには強制力はありません。
その女性が勧奨に従わず、受診しなかった場合、就業規則に「病気の従業員に対する就業禁止条項」に相当するものがあれば、産業医の判断により就業禁止の意見書を作成し、それをもとに雇用者が判断を下す形でその女性を就業禁止(休職)にすることができます。
その女性に治療可能性があり、治療をすれば雇用を継続するというお考えがあるのであれば、この就業禁止をちらつかせて(あまり良い言い方ではありませんが)、精神科の受診を促すことになるでしょう。
受診し、診断が付けば、精神科主治医の診断書の提出を求め、産業医の意見書ともども参考資料として、雇用者が最終判断を下すことになります。

もしも就業規則にこういった事態を想定した項が無い場合、お話は非常に複雑になります。
その場合は、このサイトの法律カテゴリで相談されるか、社会保険労務士に相談されることをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14133
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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    慶応大学卒業。CIIS(カリフォルニア統合学大学院にて東西心理学修士号、臨床心理学博士号取得。サンフランシスコのオフィスにてカウンセリング、心理療法、コンサルテーションおよび心理アセスメントをおこなっている。
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