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clozapine1961
clozapine1961, 精神科専門医
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 297
経験:  精神保健指定医、都内大学病院勤務
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母親が一年前目の前で10階から飛び降り自殺をして以来うつ状態が続いています。食欲不振、ふあんでたまらず、胸が締め付け

質問者の質問

母親が一年前目の前で10階から飛び降り自殺をして以来うつ状態が続いています。食欲不振、ふあんでたまらず、胸が締め付けられ過呼吸も何回も併発。近くの心療内科に通院していますが、よくなりません。安心して入院出来るところはありませんか?兵庫県宝塚市に一人暮らしです。43歳です。薬はサインバルタ30mgカプセル、睡眠薬、ホリゾン、ソラナックスが出ています。このまま治療をつづけていいのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
精神科医のclozapine1961と申します。
質問をご投稿いただき、ありがとうございます。

いくつか質問と確認をさせてください。
・心療内科での診断は何と言われているのでしょうか?
・フラッシュバックなどの症状はありますか?
・Just Answerでは責任の所在などの関係があり、具体的な医師や病院を紹介はしておりませんが、よろしいでしょうか?(もちろん診断や治療のアドバイスはできます。)

以上教えていただけると幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.


心療内科ではうつ状態といわれまいた。


フラッシュバックの症状もあり、未だに実家のマンションに一人で行けません。


 

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

まず診断ですが、うつ状態は状態像であり、疾患単位での診断ではありません。
実の母親が目の前で自殺し、時間がたつにも関わらず、うつ状態や不安・不眠、身体化症状、フラッシュバックを呈しているのですから、診断は心的外傷後ストレス障害(PTSD)でよろしいのではと思います。
最後に診断基準を添付しておきますので、確認してください。
もちろんPTSDにうつ病が合併する場合もありますので、ご了承いただければと思います。

そして治療ですが、薬物療法と精神療法の併用が効果的とされています。

薬物療法は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬がすすめられています。
サインバルタは、それには 該当しませんので、場合によっては変薬を検討していただいてください。
またホリゾンやソラナックスといったベンゾジアゼピン系抗不安薬は、PTSDでは推奨されておらず、またうつ状態としても長期の連用は依存の関係よりすすめられていません。
このように、薬物療法だけみても、改善の余地があると思われます。

次に精神療法ですが、EDMR(眼球運動による脱感作および再処理法)と、暴露療法がすすめられています。
EDMRとは、左右に振られる治療者の指を目で追いながら、過去の外傷体験を想起するという手続きを用いるのですが、段階的に行っていく必要があります。
また暴露療法というのは、段階的に外傷体験に暴露していき、その時の不安やフラッシュバックに対する対処法を考えたり、捉え方(認知)を修正していくものです。
いずれも専門的な治療ですので、専門医療機関での治療が望ましいと考えられます。

以上より、まず主治医に今一度、診断を聞いていただき、PTSDであれば主治医から専門医療機関を紹介していただく(たいていの精神科医は周辺の専門医を把握しております)形がよろしいかと思います。

下記も含めて、参考にしていただけると幸いです。


「PTSD診断基準」

A.その人は、以下の2つが共に認められる外傷的な出来事に暴露されたことがある。
 (1) 実際にまたは危うく死ぬまたは重症を負うような出来事を、1度または数度、または自分または他人の身体の保全に迫る危険を、その人が体験し、目撃し、または直面した。
 (2) その人の反応は強い恐怖、無力感または戦慄に関するものである。

B.外傷的な出来事が、以下の1つ(またはそれ以上)の形で再体験され続けている。
 (1) 出来事の反復的で侵入的で苦痛な想起で、それは心像、思考、または知覚を含む。
 (2) 出来事についての反復的で苦痛な夢。
 (3) 外傷的な出来事が再び起こっているかのように行動したり、感じたりする(その 体験を再体験する感覚、錯覚、幻覚、および解離性フラッシュバックのエピソー ドを含む。また、覚醒時または中毒時に起こるものを含む)。
(4) 外傷時出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっか けに暴露された場合に生じる、強い心理的苦痛。
(5) 外傷時出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっか けに暴露された場合の生理学的反応性。

C.以下の3つ(またはそれ以上)によって示される。(外傷前には存在していなかった)外傷と関連した刺激の持続的回避と、全般的反応性の麻痺。
(1) 外傷と関連した思考、感情、または会話を回避しようという努力。
(2) 外傷を想起させる活動、場所、または人物を避けようとする努力。
(3) 外傷の重要な側面の想起不能。
(4) 重要な活動への関心または参加の著しい減退。
(5) 他の人から孤立している、または疎遠になっているという感覚。
(6) 感情の範囲の縮小(例:愛の感情を持つことができない)。
(7) 未来が短縮した感覚(例:仕事、結婚、子供、または正常な一生を期待しない)。

D.(外傷以前には存在していなかった)持続的な覚醒亢進症状で、以下の2つ(またはそれ以上)によって示される。
(1) 入眠、または睡眠持続の困難。
(2) 易刺激性または怒りの爆発。
(3) 集中困難。
(4) 過度の警戒心。
(5) 過剰な驚愕反応。
E.障害(基準B,C,およびDの症状)の持続期間が1カ月以上。

F.障害は、臨床上著しい苦痛または、社会的、職業的または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
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質問者: 返答済み 4 年 前.

今の状態は通っている薬で修復できますか?


心療内科でカウンセリングを行っています。入院したほうがよろしいですか?

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
PTSDの診断基準にあてはまりましたでしょうか?
薬物療法については、上述しましたが、PTSDでしたら変更した方がよろしいかと思います。
PTSDでしたら薬物療法を含めて、入院治療は不可欠ではありません。
主治医と相談のうえ、専門医療機関を紹介していただいてください。
専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
マイナス評価を賜ったようですが、どのような回答をご希望でしょうか?
私としては、「今の状態は通っている薬で修復できますか?」と「入院したほうがよろしいですか?」という質問には答えたつもりでしたし、はじめの回答で必要十分なものをしたつもりでした。
教えていただけると幸いです。

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