JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 精神科 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

46歳女性です。うつ病を発症して8年になります。バセドウ病も今年の3月に判明しメルカゾール錠を5㎎服用しています。う

解決済みの質問:

46歳女性です。うつ病を発症して8年になります。バセドウ病も今年の3月に判明しメルカゾール錠を5㎎服用しています。うつの方は今どちらかというと、統合失調症の治療のようです。薬はサインバルタ20mg2c,コンス タン0.4mg3錠、デパケンR錠2002錠、ジプレキサ2.5mg1錠、リフレックス15mg2錠、レクサプロ10mg1錠、マイスリー錠10mg1錠、ハルシオン0.25mg錠1錠、ハルシオン0.25錠1錠、ランドセン0.5mg2錠、ユーロジン2mg錠1錠を服用しています。バセドウの治療を始めたころからジプレキサを処方され、体重が10キロ増加しました。一度はジプレキサ7.5mgを処方されましたが、あまり眠れず目がらんらんとしたため、1日で2.5mgにおとしました。レクサプロは10日前に処方されました。2週間分だったので、来週の月曜日に受診予定です。あまり効果を感じていないのと、ジプレキサをどうしてもやめたいのですが、ジプレキサにかわるお薬はないのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
【「返信」「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使われてしまうユーザー様が少なくありません。回答にご不明の点がおありの場合は、まず「返信」機能でお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします】


こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。

相談者様の場合、サインバルタ、リフレックス、レクサプロと、抗うつ薬だけで3剤併用されており、しかもどれも最高用量に達していませんから、これだけでうつ病の薬物療法としては下策です。
このような調査もあります。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://118.82.92.190/blog/archives/2008/09/_10_3.html

さらにその上、コンスタン、マイスリー、ハルシオン、ランドセン、ユーロジンといったベンゾジアゼピン系抗不安薬を5剤も併用されています。
現在日本で臨床使用されているほぼ全ての抗不安薬、睡眠薬は化学的には「ベンゾジアゼピン作動薬」に属し、強い依存性を有しています。
このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619

次に、デパケンRを1日400mg服用されていますが、これは本来は抗て んかん薬であり、躁うつ病のお薬です(その場合、気分安定薬と呼ばれます)。ごくごく稀に、難治性うつ病に対する増強療法として抗うつ薬と併用されますが、「有効血中濃度」という概念があるお薬で、採血し血液にどれくらいの薬効成分が溶け出しているかどうかを確認しながら増量する必要があります。恐らく血中濃度測定は行われていないと思いますが、経験的には有効血中濃度を得るために800mg/日前後の用量が必要ですから、相談者様が服用されているデパケンRは有効血中濃度に達していないでしょう。厳しい言い方になってしまいますが、「飲み損」です。
デパケンRにも食欲亢進と体重増加の副作用があり、副作用は血中濃度が低くても現れるのです。

ジプレキサに関しては申し上げるまでもありません。
仰る通り、統合失調症のお薬で、近年躁うつ病のうつ状態に対する承認を得ましたが、普通のうつ病には適応がありません。欧米では難治性うつ病に対する増強療法として保険適応があるのですが、ここまで述べてきたお粗末な処方をする精神科医にそれほど高度な増強療法が出来るはずもないでしょう。

もちろん、難治性うつ病という概念はあるわけですが、相談者様がそうだと断定するためにはまず適切な薬物療法・精神療法が行われる必要がございます。

止められるお薬はジプレキサだけではないと思われますので、他院への転院を検討されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の精神科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.

ありがとうございました。転院したいけれど、障害者年金3級を受給しています。転院はむずかしいですよね?

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
プラス評価ありがとうございます。

障害年金を受給されていることは転院の妨げにはなりません(転院先で状態が良くなり、障害年金が受給できなくなる可能性はありますが)。

精神科 についての関連する質問