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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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統合失調症で50歳台に入ってからの就労は難しいものがあると思いますが、どうでしょうか。

解決済みの質問:

統合失調症で50歳台に入ってからの就労は難しいものがあると思いますが、
どうでしょうか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  Nyarlathotep 返答済み 4 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。


少し補足情報を下さい。

①4回のパートできついと感じられた のはどういった部分でしょうか?

②現在、幻覚や妄想のような精神症状はコントロールされているのでしょうか。

③食べるだけの収入はおありとのことですが、障害年金は受けておられますか?

④就労へのモチベーションは経済的なものですか? 社会参加を求められてのものでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

①肉体的、精神的に疲労が残る感じがします。


②幻覚、妄想はもともと無く、疲れやすいとか頭の回転が健常者よりは遅い点があり、それを除けば日常生活には支障は無いと思います。


③障害年金や自立支援制度は利用しておりません。


④経済的にはプラスアルファがほしいことと、社会にかかわりたいという思いがあることです。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
精神科医のclozapine1961です。
前回答者がオプトアウトされたため、代わりに回答させていただきます。

その前に追加で質問があります。
・障害者自立支援制度を使われないのは、何か事情 があるのでしょうか?
・日常生活には支障がないとのことですが、精神障害者手帳も申請されていないのでしょうか?
・48歳で会社員を退職した理由は何ですか?
・現在のパートの内容を差し支えなければ教えてください。
・現在の服薬内容の詳細(種類や一日量など)を教えてください。

以上教えていただけると幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.


・市役所でそういった手続きをすることに抵抗がありますし、国保で3割負担でも医療費は賄えるからです。


・自分の身の回りの事は自分でできるのでその必要がないと思うからです。


・当時仕事の負荷が重くなり、耐えられなくなっていたからだと思います。


その当時の記憶もだんだん薄れてきましたが。


・朝5時30分から8時までの2時間半の病院給食の仕事で厨房で盛り付けと配膳をやっています。


・朝 バルプロ酸ナトリウムSR錠200mg 1錠


 夕 セロクエル100mg錠 3錠


   ユーパン錠0.5mg 2錠


   塩酸リルマザホン錠2「meek」 2mg 1錠

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

仰る通り、やはり統合失調症で一般就労をするというのはなかなか難しいものがあります。
統合失調症の症状としては、幻覚や妄想が有名ですが、思考力の低下や対人交流が苦手、物事を集中し注意してこなす能力の低下、などもあり、これらは仕事には大きな影響を及ぼします。
これらが落ちないように、また苦手を改善するために、作業所やデイケアがあるのですが、やはり一般就労という病気に理解のない人が多い社会の中で過ごしていくのは、心身ともに大変疲れることと思います。

私としては上記をふまえ、私なりの提案を以下に3点述べてみます。

まず治療に関してです。
薬物療法はセロクエル300mg/日が中心になっていることと思います。
そしてユーパンですが、急性期や不安時には用いられますが、安定した後は可能なら中止した方が良いと言われています。
なぜならユーパンなどのベンゾジアゼピン系抗不安薬は服用していると認知機能を低下させると報告されておりますので、現在の疲れを引き起こさせている症状を増悪させ ている可能性があるからです。
このあたりを、主治医に相談してみてはと思います。

次に仕事に関してです。
現在の朝5時半から仕事というのは、人間の生活リズム的に体調に変調を起してもおかしくありません。
もう少し日中に近い時間帯の仕事ならば、今ほど疲れは出ないかもしれません。
また一般就労ということですが、上述したように精神疾患に対する周囲の理解が乏しいことが多いです。
ここからは本当に提案ですが、精神障害者枠での仕事も多く紹介されていますので、一度試してみるのも良いのではと思います。
しかし、そのためには精神障害者手帳を取得したり、主治医の診断書を申請したりとそれなりに段取りがありますし、何よりもご自身のお考えもあると思いますので、あくまで選択肢として挙げさせていただきました。

最後に社会に関わりたいという思いです。
これは大事なことで、是非可能な限り関わっていただければと思います。
しかし、仕事となりますと賃金と引き換えに責務やノルマがありますので、目に見えないストレスが存在し、疲れにつながるのでしょう。
純粋に社会との関わりというのであれば、ご自身の趣味などで社会のコミュニティに参加するというのも選択肢かと思います。
私の患者さんでも、作業所や授産施設は自分のレベルには低いと感じるので、障害者枠で仕事をしながら一般社会で習い事などして友人を作っている方がいらっしゃいます。

以上参考にしていただけると幸いです。
何か関連する質問がありましたら、返信にて聞いていただければと思います。
専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
ステータスが期限切れとなっておりますが、その後いかがでしょうか?
教えていただけると幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.


主治医に治療の事を聞くと、薬とリハビリだ、1プラス1は2の話だと言われます。リハビリとはデイケアに行く事もそうでしょうが、それ以外にどういう事があるのでしょうか。私の場合調理師なので料理をすることがその一つではないかと思いますが、リハビリについて教えてください。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

追加のご質問にお答えしたいと思います。

 

まず統合失調症のリハビリテーションは、主治医のおっしゃる通りお薬(主に幻聴や妄想などの陽性症状に効果があります)ととも大切な柱で、これにはいくつかの段階があります。

 

はじめの段階として、医学的なリハビリテーションというものがあります。

具体的には、統合失調症の陰性症状として、感情の平板化や自閉傾向などがありますが、それらの症状を改善するにはお薬はあまり効果がなく、このリハビリテーションが有効と言われています。

質問者様のおっしゃるデイケアはここに該当し、運動や工作などのプログラムを通して症状の改善に努めます。

 

次の段階として、職業的なリハビリテーションというものがあります。

このリハビリテーションは、精神疾患の発症によってもたらされた職業喪失に対する再獲得のための援助、あるいは職場復帰へ向けての援助を意味します。

職場や職業は、単に与えられた労働を行うというだけでなく、対人関係や変化する状況に対する柔軟性などが求められますが、統合失調症を発症しますとそれらが一時的に後退・低下いたします。

これを改善させるには、お薬などはあまり効果的ではなく、リハビリテーションが重要です。

質問者様のおっしゃるデイケアや、他には授産施設などがこれに該当すると思います。

 

そして最近では認知リハビリテーションというものが注目されています。

統合失調症を進行いたしますと認知機能が低下するといわれていますが、これにはやはりお薬があまり効果的ではありません。

認知リハビリテーション(認知矯正療法とも言います)が有効性が高いと言われていますので、関連したサイトを添付しておきますので興味があれば参照してください。

http://blogs.yahoo.co.jp/mid_ube/13158789.html

 

最後に質問者様の仰っている料理についてです。

料理は段取りも大切ですし、もちろん作業としての器用さも求められますので、立派なリハビリテーションかと思います。

可能なら、お一人ではなく、他の人と一緒に作る機会があるとよりリハビリテーションとして効果的かと思います。

 

以上参考にしていただけると幸いです。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

職業的なリハビリテーションのところで訂正があります。

その段落の最後の方に「デイケア」と書きましたが、「作業所」の間違いです。

申し訳ございませんでした。

質問者: 返答済み 4 年 前.

回答ありがとうございます。リハビリテーションの有効性は理解できました。


しかしちょっと気になることもありまして、認知能力の低下に関連して、性的なことに対する好奇心が年齢(53歳)にしては強いのではないかと感じています。


アダルト関連の情報に関心をもってしまいます。これは異常なことなのでしょうか。


どう心がけたらよいでしょうか。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとうございます。

性的な好奇心と年齢や認知機能は無関係です。

統合失調症ですと、性的関心が低下することが多いので、むしろ望ましいのではないかと思います。

性的な逸脱行動がなければ問題ないかと思います。

以上参考にしていただけると幸いです。

clozapine1961, 精神科専門医
カテゴリ: 精神科
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経験: 精神保健指定医、都内大学病院勤務
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質問者: 返答済み 4 年 前.

食生活についてですが、食事についてはどの様なことに気をつけたら良いでしょうか。


どの様な食べ物、栄養素など、またサプリメントでよいものがあったら教えてください。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

申し訳ございませんが、食事については違う質問になりますので、別にスレッドをたてていただいてよろしいでしょうか?

お手数ですが宜しくお願いいたします。

(これに対する返信は不要です。)

質問者: 返答済み 4 年 前.

 


今の仕事が年末で契約期間が終了するのですが、現在の条件のままで更新を希望するか、時間を今の2時間から6時間(朝6時から12時半まで)に変更で更新希望するか、あるいは、更新希望せず(つまりは辞める)、他の仕事を探してみるか(現在の病院給食から飲食店厨房に変わる)考えています。病院のケースワーカーは今の条件のままで更新を希望するのが良いのでは、と言っています。


5年前までフルタイムの仕事をしていたのですが、さすがにいまからフルタイムは難しいと思っており、年齢のこともあり(54歳になります)、どうしようかと思っています。


よろしくお願いします。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

ご質問ありがとうございます。

やはり実際に診察していないので何とも言えませんが、一般的な回答をさせていただきます。

現在、2時間の給食業務とのことですが、それをいきなり6時間というのは少し厳しい上に、やや朝が早い印象にあります。

また新たな仕事に就くのは、ストレス因子になり、再発を引き起こす可能性がありますので、やはり今のままの業務・職場がよかろうと思います。

例えば、今の職場で勤務時間が4時間くらいに延長というのは難しいのでしょうか?

おそらく主治医の意見書などがあれば考慮していただけるのではと思います。

以上参考にしていただけると幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.


再発とは、どういうことでしょうか。発症時の状態に戻るということでしょうか。


又、治るとはどういうことでしょうか。


 

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

統合失調症の定義の話になってしまっており、元の質問とは異なりますので、ここでは簡単にだけ説明します。

 

統合失調症において治るとは、病気がありお薬を飲みながらも、症状が消失し、自身が希望する生活がおくれることを指します。

専門的には、寛解とか回復とかいう言葉で定義されます。

 

そして再発とは、一旦、寛解や回復に達しながらも、元の症状が活発であった時の状態に戻ってしまうことを指します。

心理的ストレスのみならず、転職などのライフイベントは再発のリスク因子なので、注意する必要があるということを述べました。

 

以上参考にしていただけると幸いです。

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.

いかがでしたでしょうか?

ちなみにこれでこのスレッドは終わりにさせていただき、また何か質問がございましたら新たにスレッドをたてていただければと思います。

質問者: 返答済み 4 年 前.

日常の生活の整え方としてはどういうことに気をつけていけばいいのでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

消極的ではありますが、健常者のレベルを目指さないことが第一に挙げられると思います。

統合失調症は慢性進行性の疾患であって、急性期の症状である幻覚や妄想が無くなった後も、ストレスに対する弱さや、理解力や記憶力(これらを合わせて認知機能障害と呼びます)は持続し、次第に進行していきます。

従いまして、健常者のレベルを目指すと、ただそれだけのことが相談者様にとって心理的な負担になります。あまり社会から隔絶した生活を送るのもマイナスに働きますが、健常者と同等のレベルでの社会進出は、残念ながら望まれない方がよいでしょう。

前述のように、心理的ストレスやライフイベントを出来るだけ避けるようにすることが再発の防止にもなり、ひいては慢性期症状の進行防止にもなります(認知機能障害は、再発を繰り返せば繰り返すほど悪くなっていきます)。

次に、基本中の基本は、生活のリズムを規則的にすることです。
人間の脳は、そもそも、日中に起きて、夜には眠るように出来ています。このリズムを保つことで、脳の本来の能力が発揮されやすくなります。
24:00前には眠り、8:00までには起床し、日中は出来るだけ日光を浴びることをお勧めします(日光に当たることで体内時計のリズムが整えられるからです)。
抗精神病薬を服用していると体重増加も起こりやすいですから、食事にも気を配り、和食的なメニューを中心に、これも3食を規則的に摂ることが重要でしょう。

あまりにも当たり前のことのように思われるかもしれませんが、当たり前のことを当たり前に行えるようになることが、「日常の生活の整え方」の要(かなめ)であるとお心得下さい。

以上、ご参考になれば幸いです。

猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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