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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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アルコール依存についての質問をしたいのですが。

解決済みの質問:

アルコール依存についての質問をしたいのですが。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.

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こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

お酒をたくさん飲んで酒癖も悪いからと言って、アルコール依存症の診断が付くわけではありません(そのような方を俗に「アルコール依存」と呼ぶことはありますが、医学用語ではありません)。

「お酒が飲めないことに対するフラストレーションは溜まりません」とのことですから、相談者様は恐らくアルコール依存症の診断基準は満たさないと思います。

 

実際に診察をさせていただいているわけではありませんので、「診断」をこのようなインターネット診断で下すことは困難ですが、アルコール依存症に関しては感度の高いスクリーニングテストがございますので、こちらを試されてみて下さい。

 

【久里浜式アルコール依存症スクリーニングテスト】

http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~jirou_kasa/sindan/arutyu.html

 

「酔うと妻に対する不満を口にして大喧嘩になります」という現象に敢えて診断を付けるのであれば、病的酩酊のうちの「複雑酩酊」ということになります。「人格が変わり粗暴・興奮を認めるが、見当識が保たれ、行動の流れは周囲が理解できる。記憶喪失もほとんど認めない」と定義されます。

ただこれは俗に言う「酒癖が悪い」という以上のものではありませんから、心療内科を受診しなければならないということはありません。

 

アルコール依存症であったとしても、精神科や心療内科を受診しなければならないという法的根拠があるわけではありません。

全ての依存症がそうですが、患者様ご本人に治療意欲が無ければ治療になりませんので、患者様ご本人が困って自ら受診される場合にもっとも治療がうまく進みます。

 

もし相談者様がご自身のお酒の問題でお困りになっていて、それを治したいと思っているのであれば、治療の目的は「断酒」ということになります。

アルコールの問題に関しては、病的酩酊であってもアルコール依存症であっても治療ゴールは同じです。「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは達成できないとお考え下さい。

 

もし断酒の意欲がおありなのであれば、アルコール専門外来をもった精神科・心療内科(普通の精神科・心療内科では対応できません)を受診された方が断酒が成功する可能性は高くなるでしょう。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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