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clozapine1961
clozapine1961, 精神科専門医
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 297
経験:  精神保健指定医、都内大学病院勤務
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Clozapine先生 こんにちは。前回はアドバイスありがとうございました。なんとかザナックスでこの休暇を持ちこたえることができました。明日に帰国(英国)します。翌々日に主治医の

解決済みの質問:

Clozapine先生
こんにちは。前回はアドバイスありがとうございました。なんとかザナックスでこの休暇を持ちこたえることができました。明日に帰国(英国)します。翌々日に主治医の受診があります。その前にできればClozapine先生のご意見を伺えればと思いこれを書いております。

昨年、英国精神科医にうつ病の診断をされ治療を続けてまいりました。今年の初めに失声になり薬物療法やカウンセリングで治療を行ってきましたがウツ症状は周期的に訪れ失声も改善されずにいたためECTを7月に施行されました。声は戻ってきましたが、うつ病は声のよ うに劇的な改善の兆候がみられません。この休暇中も、楽しそうな素振りをしようと努力をすればするほど、虚しく感じてしまい夫や子供たちの存在が遠くに感じてしまいます。約一年間、イギリスではトップクラスといわれている精神科医に治療をしていただいておりますが、私自身どこか腑に落ちない気分でいます。主治医やカウンセラーを信頼していないわけではありません。慣習的なバックグラウンドの違いからか、一つのことを説明するのに凄く労力を必要とします。受診やカウンセリングをするたびにそれを感じ、うんざりしているのが現状です。精神科医やカウンセラーにうんざりしてしまうと、普通の人にはもっとうんざりしてしまうかもという先入観でもっと引きこもり状態になってしまう傾向になりがちです。酷いときは夫や子供たちとも口をききたくなく、E-mailやText messageでやりとりしていた時期もあります。

このような状態で英国で治療を続けていく意味はあるのでしょうか?
日本へ一時帰国してでも、治療を受けるべきでしょうか?
せめて、セカンドオピニオンとして日本人精神科医から何かアドバイス を頂けたら私も納得できるのではないかと感じています。
私の考えは間違っておりますでしょうか?
もし、日本人精神科医にセカンドオピニオンを頂きに行くことを英国人精神科医に報告した場合、信頼関係は崩れてしまいますでしょうか?

Clozapine先生の個人的な意見でかまいません。何かまたアドバイスがいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
精神科医のclozapine1961です。

まずザナックスのおかげで持ちこたえられて良かったです。
このように頓服もうまく使えば効果的ですので、持っておいた方がいい場合もあります。

さて英国の精神医療ですが、基本的なレベルは言うまでもなく問題ありません。
NICEガイドラインやMaudsleyガイドラインは有名ですし、日本でもよく引用されます。
またロンドンにあるInstitute of Psychiatryは、日本のいくつかの精神病院の見本になっております。

現在、英国にいるのは治療のためではなく何らかの事情があるのでしょうから、治療のためだけに日本へ帰国するのは負担が大きいでしょう。
英国は移民も多くいると思いますので、文化的背景の違う外国人を診るのも医師はなれているかもしれませんし、ましてや現在の主治医はトップクラスと言われているのですね。

そのことから考えますと、まずは診断と治療方針をはっきり聞くことが大切です。
トリプタノールとフルアンキソールというのは、現在のうつ病治療の主 流ではありません。
これには英国の保険事情が関連しているかもしれませんね。
なぜこのような治療を行うのか、そして効かなかった場合はどうするのか、というのは、おっくうで面倒ですが必ず聞いていただきたいです。

まっとうな医師ならそれに必ず答えてくれると思いますし、それにこたえられない医師なら止めた方がよろしいでしょう。
日本人精神科医にセカンドオピニオンをうかがうことは、いずれの場合も全く問題ありません。
セカンドオピニオンは患者様の権利ですので、日本人の場合は心理的にためらうことがあるかもしれませんが、英国ではもちろん問題ないと思います。

以上参考にしていただければ幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

回答ありがとうございます。


 


 


ECT以前は、諸事情があり主治医からの詳細な説明は夫と長男が受けていました。なので、私自身が自分の精神疾患の治療についてよく把握していないのは事実です。


 


このように考えられるようになったのは、もしかしたらECTの効果がうつ病にもあったのかもしれませんね。ECT以前は、このようなことを考える気力すらなかったと思います。23日の主治医受診の際に自分の認識がクリアになるまで聞いてきます。


お薬のことですが、トリプタノールとフルアンキソールは現在のうつ病治療の主流ではないとのことですが、どういうのが一般的な薬物療法なのでしょうか?



昨年、ウツ状態が酷くなりGPに連れていかれ、シタロプラムを処方されましたが、副作用が酷く、その後現在の主治医のいるプライベート病院では、ベンラファクシンに変わりましたがあまり変化がみられない状態で今年の初めに声がでなくなり、トリプタノールとフルアンキソールに変わりました。


 


保険は全てプライベート保険がカバーしているのでNHSのような規制はないとはずです。


 


 


 


 


 


 


 


 

専門家:  clozapine1961 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

「このように考えられるようになったのは、もしかしたらECTの効果がうつ病 にもあったのかもしれませんね。ECT以前は、このようなことを考える気力すらなかったと思います。」
→私もそう思います。きっとECTはうつ病にも効果があったかと思います。

「お薬のことですが、トリプタノールとフルアンキソールは現在のうつ病治療の主流ではないとのことですが、どういうのが一般的な薬物療法なのでしょうか?」
→基本的にはSSRIやSNRIなどの抗うつ薬単剤が、一般的な薬物療法です。つまり、副作用のために中止したシタロプラムや効果がなかったベンラファキシンが一般的と言えます。

以上より、やはりうつ病に失声が合併していて、抗うつ薬も効果や副作用の観点から選びにくくて、ということより現在の主治医も苦慮していることと思います。
それだからこそ、23日の受診日にはしっかり現在の治療方針を聞いていただければと思います。
clozapine1961, 精神科専門医
カテゴリ: 精神科
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経験: 精神保健指定医、都内大学病院勤務
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