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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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1昨年の4月頃からなんとなく様子がおかしくなり、秋には非常に不安感を訴えるようになりました。2つの病院では病名がつか

解決済みの質問:

1昨年の4月頃からなんとなく様子がおかしくなり、秋には非常に不安感を訴えるようになりました。2つの病院では病名がつかず、今の病院でパーキン ソン病だと診断されたのが、今年の春です。薬はメネシットを1日2.5錠、ビーシフロールを一日2錠服用しています。
車は私が横にいていろいろ指示をするとゆっくりですが、運転して会社に来ることができます。
会社では当然、もう仕事はできませんので、一日寝たり起きたりして、私の仕事が終わるのを待っています。ここ1,2か月前から妄想がひどく、会社でも誰彼なくありもしないことをいうので、困った状態になっています。家では夜はトイレの所在がわからずどこへでもおしっこをしてしまいます。またパンツ一枚でマンションの中を徘徊します。ときにはパンツもはかずに徘徊します。
自分が創立した会社に居て、時には悲しそうな顔をしている主人をみるにつけ、私も悲しくなります。アメリカの大学院を2つも出て理学博士である主人の誇りも何もない姿を見ると、本当に何とかしてあげたいと思います。
このまま、今のお薬を服用していてもいいのか、他になにか治療法はないのか、すこしでも毎日が幸せに生きられる方法はないのか、お尋ねします。
私は寝不足であたまがボーとしていますので、支離滅裂な文章になりましたが、どうかよろしくお願いします。
大阪府豊中市 やすこ
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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こんにちは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

少し補足情報を下さい。

①患者様が69歳男性で、相談者様はその奥様であると理解してよろしいでしょうか。職場はご一緒なのですか?

②パーキンソン病を疑われたのはどのような症状があったからでしょう? 治療開始後、その症状は改善しましたか?

③ パーキンソン病の治療を開始する前から妄想はあったでしょうか。

④これまでに受診された診療科と受けられた検査と診断を教えて下さい。4月になって急に調子を崩されたのでしょうか?

⑤患者様に持病や常用薬があれば教えて下さい。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
質問者: 返答済み 4 年 前.

1 申し訳ありません。その通りです。コンピュータ関連の会社を30年前に立ち上げ、7年前に息子に社長を譲り、自分は別にオフィスを借りて別の会社を立ち上げたのですが、最近は自分のオフィスには全然行かずに一日私たちのオフィスに居ます。


2 私にも分からないのですが、精神的に不安定になって、それまでかかっていたお医者様にそのことを訴えたようですが、とくに治療はしていただけなかったので、紹介で大きな病院へいきました。治療後はその不安定さはなくなりました。パーキンソン病だとわかったのはキリスト教病院で受診してからです。


3 妄想はいままではありませんでした。薬の副作用かと思っています。


4. 国立循環器病センター 心臓病のかかりつけのお医者様です。診療科はわたしはわかりません。豊中市民病院 総合内科、キリスト教病院精神内科。検査はMRI、あとは問診です。


昨年の秋ごろから徐々に精神的に不安になっていったようです。


 


5. 心臓の血液のパイパス手術をしています。定期的に国立循環器にみてもらっていて、薬はバッファリンを飲んでいました。いまは神経内科のくすりのみ服用しています。

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
おはようございます。
ご返信・追加情報ありがとうございます。

追加で質問をさせてください。

⑤キリスト教病院とは淀川キリス教病院のことでしょうか? だとすると同院には神経内科と精神神経科はありますが、「精神内科」という診療科はございません。治療を受けられているのは神経内科でしょうか。

⑥「精神的に不安定になって」とのことですが、これはパーキンソン病の初期症状としては典型的では無いように思われます。具体的には、どのように不安定になられていたのでしょう? 「治療後はその不安定さはなくなりました」とのことですが、現状、ご主人は、相談者様からご覧になって精神の安定・不安定を判別できる状態でしょうか? この「精神的不安定」についても、主治医はパーキンソン病の症状だと説明されていますか?

⑦そういうタイミングで妄想が現れたのであれば、私も妄想は抗パーキンソン病薬によるものである可能性が高いと考えます。これについては主治医には相談されていないのでしょうか。

⑧上記②の再質問ですが、ここまでのご記載を拝読してもなぜご主人がパーキンソン病という診断を受けられたのかがわかりかねます。 1.手のふるえ(振戦)、 2.筋肉の硬直(筋強直)、 3.身体の動きが 悪くなる(無動)が、「パーキンソン病の3徴」と呼ばれる主症状なのですが、これまでご主人はこのうような症状を呈されたことがおありなのでしょうか。

⑨ご主人は、物忘れや道に迷いやすくなるといった、アルツハイマー型認知症のような症状は呈されていませんか?

質問を重ねて恐縮ですが、なにぶん直接ご主人を診察できませんもので、可能なかぎりの情報をいただきたく存じます。
お手数ですが、さらに上記について確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 4 年 前.

猫山先生


おはようございます。


 


17日は会社を休んでおりまして、先生のご質問を今読んでいます。このメールは会社からしか送受信できませんので、遅くなって失礼しました。


 


⑤失礼しました。正しくは神経内科です。


 


⑥「精神的に不安定」といいますのは、「自分に何かあったら、救急車で病院へつれていってくれるか」とか、「自分を見捨てないでくれるか」といった電話がしょっちゅうかかってくるようになったのです。(このころは主人のオフィスは私のオフィスからあるいて5分のところにありました)


いま主人は自分の精神の安定・不安定を判別できる状態ではありません。


最初の診察には私もついていったのですが、そのときはそのような話はありませんでした。22日の診察日には私も仕事をやりくりしてついていくつもりです。


 


⑦妄想がひどいので、22日の診察日にはその件で相談する予定でします。


 


⑧「手の震え」は多少ありまして、字が読みにくくなりました。「筋肉の硬直」は足に少し出ているように思います。「体の動き」は、極端に変わりました。前かがみになり、歩行が速くなりました。発病して姿勢が悪くなり、いっぺんに10歳以上歳をとってしまいました。


手足の震えをとめるために、メネシットやビ・シフロールを飲んでいると理解しています。でもこの薬を飲むようになってから妄想だけでなく、状態は悪くなっているように思います。


いまは夏で冷房をしていますが、主人は「寒い、寒い」といって暖房をいれたがります。そのくせ体は汗をいっぱいかいているので、本当は暑いのに神経のどこかが「寒い」と感じているのかと私は疑っています。


 


⑨おっしゃるように物忘れはあります。道に迷うというより家の中でトイレの所在がわからなくなっています。先週できていたことが今週できなくなったりします。最初の診察で「脳の細胞が壊れていく病気です」といわれました。


 


先生、よろしくお願いします。


 

専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。

回答が少し複雑になりますので、前半と後半に分けてお答えいたします。

<前半>
まず、ご主人の診断がパーキンソン病であるという前提で、現在お困りになられている妄想に関して主にその対応策を述べます。

抗パーキンソン病薬はパーキンソン症状に有効ですが、患者様の脳や体の状態や環境との相互作用で幻覚・妄想を引き起こします。
従って、パーキンソン病の患者様で一定期間以上の病歴をお持ちの方の場合、幻覚・妄想の出現は臨床の現場ではしばしば直面する課題です。

ただ、神経内科と精神科の協業により、これに対するあるていど有効な方策が考案されています。
ご主人の場合に当てはめて取るべき対策を述べるならば、まずビ・シフロール(物質名 プラミペキソール)を減量・中止、パーキンソン症状が悪化したら、メネシットを増量しつつ、セロクエル(クエチアピン)という抗精神病薬を使用し、必要に応じて増量する、ということになります。

【パーキンソン病治療ガイドライン2011】
第4章 非運動症状の治療
http://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdgl/sinkei_pdgl_2011_14.pdf (163ページ参照)

22日の受診時には、抗パーキンソン病薬の量と種類の調整と、セロクエルという抗精神病薬による対処を検討していただくべきでしょう。

<後半>
ここまで何度か「ご主人がパーキンソン病という診断を受けられたのかがわかりかねます」という趣旨のことを申し上げてきましたが、やはりご主人の診断は単純なパーキンソン病ではない可能性が高いのではないかと考えます。

具体的には、レビー小体型認知症(DLB)の可能性を考えます。
主治医が最初の診察で「脳の細胞が壊れていく病気です」と言ったのは、あるいはその可能性を含んでのことだったのかもしれません。
DLBは、簡単に申し上げると、アルツハイマー病とパーキンソン病が合わさったような病気です。

【レビー小体型認知症(DLB)】
http://www.d-lewy.com/about.html
http://www.jsnp.jp/cerebral_13.htm

初期症状が「精神的に不安定」になることだったこと、「家の中でトイレの所在がわからなくなる」、「先週できていたことが今週できなくなる」といった症状は、パーキンソン病の症状やその治療薬の副作用というよりは、アルツハイマー病の病状進行を思わせます。
また、DLBでは、幻視を中心とした幻覚・妄想を、その病気の症状として呈することも特徴の一つです。

DLBだった場合、パーキンソン病の症状と並行してアルツハイマー病の治療を行わなければなりませんから、22日の受診時には、診断についても主治医に確認されるべきでしょう。


以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 4 年 前.
,猫山先生 ありがとうございます。素人ながら先生のご回答は納得できるものがあります。本当にありがとうございます。22日の診察日には、このjust answerのことを言ってもいいのでしょうか。(まだよくルールがわかっていません)猫山先生の処方と異なる処方が出た場合は、また病院探しをしなければならなくなりますね。
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
プラス評価ありがとうございます。

このページをプリントアウトしていってくださってもかまいませんが、私はご主人を実際に診察せずに、相談者様のご記載をもとに推論を述べているに過ぎませんので、主治医と私の判断が分かれた場合には、主治医の判断を優先されるべきだと考えます。

JustAnswerでの助言は、あくまで参考意見としてお受け取りいただいた方がよろしいかと存じます。

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