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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14368
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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28歳の女です。昨年12月に今の会社に入り7か月経ちますが、日に日に吐き気とだるさとエネルギーがなくなったような感覚

解決済みの質問:

28歳の女です。昨年12月に今の会社に入り7か月経ちますが、日に日に吐き気とだるさとエネルギーがなくなったような感覚が強まっていて家に帰ると何もできなくなります。最近は体の側面に強い電流が走ったような痛みに襲われ引きちぎられるような感時になることが起きるようになりました。
なんとか会社には行けてるのですが、エ ネルギーがないのに無理やり行っている感覚です。1週間前に大量の仕事をこなしてからは無気力に近い状態となり落ち込みがひどいです。
わたしは小さいころから環境に適応するのに時間がかかる子でした。大学もなじめずに外に出れなくなってしまい3年で中退し、それから働いています。
でも新しい職場に行くたびに何もしてなくてもしんどくなる、気分が不安定になる、エネルギーがすっからかんになっている感覚になる、吐き気がするといった症状が毎日続き、最後には体が引きちぎられるような痛みに襲われるようになり耐え切れずに転職を繰り返しています。1年もったためしがありません。
心療内科にはもう8年ほど通っています。一応自律神経失調症・抑鬱と言われていて薬を飲んでいますが改善が見られません。
今まで生きてきて症状がましになってもすぐに悪化するを繰り返していて楽になった日は全くありません。ずっとこのままなのかと思うととてもつらいです。
どうすればいいのでしょうか?一度セカンドオピニオンをうけてみてもいいのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
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こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

自律神経失調症という病気はこの世の中に存在しませんし、抑うつは症状名であって病名ではありません。この一点をもってしても他院でセカンドオピニオンを受けるか、転院されるべきかと考えます。

少し補足情報を下さい。

①良くならないのになぜ8年間も現在の心療内科に通われているのですか?

②漢方薬中心の処方ですが、これは相談者様のご希望によるものですか? 主治医の嗜好によるものでしょうか。主治医は漢方専門医ですか?

③薬物療法以外に心理療法(カウンセリングなど)は受けられていないのでしょうか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

早速の返答ありがとうございます。


 


①良くならないのになぜ8年間も現在の心療内科に通われているのですか?


これについてですが同じ心療内科というのではなく、2度ほど転院しています。


いずれも精神的な疲労から通うことが困難になったためです。


今の心療内科は2年くらい前から通っていてたまたま会社と同じビルにあるためお世話になっております。


②漢方薬中心の処方ですが、これは相談者様のご希望によるものですか? 主治医の嗜好によるものでしょうか。主治医は漢方専門医ですか?


私の希望というのもありますが、今の主治医の先生が漢方薬をメインに処方される先生です。漢方専門医かどうかはちょっと忘れましたが、代替療法を積極的に取り入れている先生で、あまり西洋の薬を処方しないです。
③薬物療法以外に心理療法(カウンセリングなど)は受けられていないのでしょうか。
受けていません。そこまでの金銭的余裕は正直ありません。


一度薬の副作用でひどい目にあったためあまり薬に頼りたくないという気持ちがありカウンセリングを受けたいなとは思っています。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

ご記載を拝読する限りは、相談者様に当てはまりそうな診断は適応障害であるように思われます。もともと、適応できる環境の幅が広くない方なのではないでしょうか。

この場合、向精神薬はあまり効果がありませんし、にも関わらず依存が生じますから、現在の処方は悪くないかもしれません。もっとも漢方薬が適応障害に効くわけでもありませんが。

カウンセリングはたしかに保険が効かず、お金がかかります。そしてこれまた、相談者様の適応能力を向上させてくれるかどうかは微妙なところです。

一度、認知療法の書籍を購入されて、独習されてみてはいかがでしょうか。
「適応障害」の病名を一躍有名にした、某皇太子妃が受けられている治療でもあります。

認知療法という心理療法の根底にあるのは、周囲の環境を変えられなくとも、自分が周囲を理解する(認知する)方法を変えればストレスは軽減される、という思想です(無理にポジティブシンキングをしろという意味ではありません。念のため)。

人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させているなど 「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なっています。
認知療法では、そのため、誤解や思い込み、拡大解釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定しています。
不快な気分や 不適切な行動の背景として「考え方」つまり「認知」に着目し、この不都合な認知⇒気分の流れを紙などに書いて把握すること、また、それらに別の観点を見つけるべく紙に書いて修正を試みる事が認知療法の根幹になります。
ステレオタイプな認知を歪みと命名したりします。

認知療法では認知の歪みに対し、反証や多面的解釈を生み出す手助けをします。このように自らが認知を修正することによって、身体反応が軽減したり、苦しみの少ない方向に情動が変化したり、より建設的な方向に行動出来るようになったりするとの説があります。

実際のところ、昨年からうつ病に対する認知療法は、保険診療の対象となっています。これはうつ病に対する有効性を厚生労働省が認めているということで、他にそのような扱いを受けている心理療法はありません。
ただ、これを行っている医療機関はごく限られています。

認知療法的な思考方法を身につけるためには、一般の方向けの書籍がたくさん出版されていますから、それを読み、独習するだけでも一定以上の効果が期待できます。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/442211283X/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=polyhedron00-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=442211283X

心のつぶやきがあなたを変える―認知療法自習マニュアル
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791103548/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=polyhedron00-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4791103548

あたりが推薦図書です。
人間、すぐに変われるものではもちろんありませんが、事態を好転させる努力は続ける必要があるでしょう。


本当は複数の選択肢が残されていることがほとんどです。
ただ、それをみつけるには、相談者様が新たな視点を手に入れる必要があるかもしれません。
認知療法的なアプローチはその一助になると思うのですが。

以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 5 年 前.

ありがとうございました。


お勧めの本も教えていただき大変感謝しています。


早速購入したいと思います。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

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