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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14313
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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今年から転職をして漁師になりました。 仕事も慣れていなくて、先輩方にかなり怒られながらも4か月がたちました。 4

質問者の質問

今年から転職をして漁師になりました。
仕事も慣れていなくて、先輩方にかなり怒られながらも4か月がたちました。
4か月の間に過呼吸に3回なりました。
その時に、全身のしびれ、筋肉の硬直といった症状が出ました。
病院に行きましたがストレスで終わってしまいました。
本日、脳神経外科に行きましたが異常なしでした。
いったいどのような病気なんでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

既に病院で身体疾患が否定されていることを前提に回答するのであれば、ストレスで起こった過呼吸発作であることは間違いないでしょう。

いったいどのような病気か、というご質問にお答えするにはもう少し情報が必要です。

①差し支えなければ、漁師の前の職業と、転職の理由をおしえていただけますか?

②どういったタイプの漁師さんなのでしょう? 近海? 遠洋?

③夜は眠れていますか?

④食欲はありますか? 好物なら美味しくいただけるでしょうか。

⑤趣味や、ご友人・ご家族との会話は楽しめますか?

⑥過呼吸発作を起こした時の状態は、以下の項目のいくつかに当てはまるでしょうか?
(1) 動悸、心悸亢進、または心拍数の増加 (2) 発汗 (3) 身震いまたは震え (4) 息切れ感または息苦しさ (5) 窒息感 (6) 胸痛または胸部の不快感 (7) 嘔気または腹部の不快感 (8) めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ (9) 現実感消失(現実でない感じ)または離人症状(自分自身から離れている) (10) コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖 (11) 死ぬことに対する恐怖 (12) 異常感覚(感覚麻痺またはうずき感) (13) 冷感または熱感

以上、確認させていただけますと幸いです。
※回答は遅い時間になるかもしれません。ご了承いただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.

回答ありがとうございます。


説明が不十分で申し訳ありません。


詳しく回答します。


 


①前職は溶接塗装業が1年間


転職理由、金銭面が理由です。


 


②近海です。


 


③睡眠時間は少ないかもしれませんがよく眠れています。


 


④食欲旺盛です。


 


⑤楽しめています。


 


⑥ ①、④、⑥、⑧(1度だけ)


⑪(初めてなったときは思いました)


 


よろしくお願いします

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

もっとも考えられる診断はパニック障害だと思われます。

さきほどの情報リクエストの⑥は、パニック発作の診断基準で、4つ以上の特徴を満たすとパニック障害だと診断されます。
ややこしいのですが、パニック発作=パニック障害ではありません。
いくつもの精神科疾患でパニック発作が起こります。たとえばうつ病でもパニック発作を伴うことがありますが、相談者様の場合、眠れていて食べられていて楽しめているので、その可能性は低そうです。

ご記載からは、その他の不安障害(恐怖症や強迫性障害などがあります)でもなさそうですので、パニック障害に絞り込むことができました。

ストレスは、原因というよりは誘因で、もともとパニック障害を起こしやすい素因を持った方にストレスがかかることで発症する病気であるとご理解ください。

治療は精神科/心療内科で行われます。
パニック障害の標準的治療は、まず薬物療法でパニック発作を抑制し、平素は発作が起きなくなったら次第に薬を減らしながら行動範囲を広げていき、最終的には薬を飲まずに元通りの生活が送れるようになることを目指します。

薬物療法はSSRI(選択的セロトニン再取り込阻害薬)と呼ばれる抗うつ薬/抗不安薬と精神安定剤の併用で開始し、SSRIを増量しつつ、次第に安定剤を頓服薬にするなどして減らしていきます。
SSRIは、具体的な薬剤名としては、ルボックス(デプルメール)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロのことです。
脳内のセロトニンという物質を増やすことで、不安を消褪させると考えられています。
SSRI は服用を開始して十分量に増やしてから有効性が現れるまでに数週間かかります。今日飲んだら明日効くというタイプのお薬ではないのです。
一方で安定剤は、飲めばその時その時でパニック発作に効きます。一方で定時服用を数週間以上続けたら依存が生じます。
この2つのタイプの薬の特性をうまく利用し、SSRIが効くまでは安定剤で繋ぎ、SSRIが効いてきたら依存が生じる前に安定剤を減量していくわけです。

SSRIを速やかに増量して、改善後は速やかに減量するのがパニック障害の治療における薬物療法の良手です。
調子が悪い状態が長引くと二次的・三次的に種々の問題が生じてきます。早期治療が大切ですので、お早目に精神科/心療内科を受診されることをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。

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現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)におけるパニック障害の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

A. 1と2の両方を満たす。
1. 予期しないパニック発作が繰り返し起こる。
2. 少なくとも1回以上の発作の後1ヶ月間(またはそれ以上)、以下のうち1つ(またはそれ以上)が続いていたこと。
a. もっと発作が起こるのではないかという心配の継続。
b. 発作またはその結果がもつ意味(例:コントロールを失う、心臓発作を起こす、気が狂う)についての心配。
c. 発作と関連した行動の大きな変化。

B. 広場恐怖が存在しない場合(広場恐怖を伴わないパニック障害)

B' 広場恐怖が存在する場合(広場恐怖を伴うパニック障害)

C. パニック発作は物質(例:乱用薬物、投薬)または身体疾患(例:甲状腺機能亢進症)の直接的な生理学的作用によるものではない。

D. パニック発作は、以下のような他の精神疾患ではうまく説明されない。
たとえば、社会恐怖(例:恐れている社会的状況に曝露されて生じる)、特定の恐怖症(例:特定の恐怖状況に曝露されて)、強迫性障害(例:汚染に対する強迫観念のある人が、ごみに曝露されて)、外傷後ストレス障害(例:強いストレス因子と関連した刺激に反応して)、または分離不安障害(例:家を離れたり、または身近の家族から離れたりしたとき)。

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