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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14345
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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54歳 女性 リスパダールとレキソタンを飲んでいます レキソタンのせいだと思うのですが 夏場はだるくて困ります 何か

解決済みの質問:

54歳 女性 リスパダールとレキソタンを飲んでいます レキソタンのせいだと思うのですが 夏場はだるくて困ります 何かいい方法はないでしょうか
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

リスパダールもレキソタンもだるさの原因にはなりえますね。

少し補足情報を下さい。

①相談者様は、どういった診断に基づいて、おいくつの時からリスパダールとレキソタンを服用されていますか?

②リスパダールとレキソタン、それぞれの1日量と、服用タイミングを教えて下さい。

③だるさが出るのは夏場だけですか? 毎年のことなのでしょうか。

④だるさは1日中続きますか?

⑤このだるさについて、主治医に相談されたことはおありでしょうか?

⑥他に常用薬や持病がおありであれば教えて下さい。

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.
25才の時からです 朝リスパダール2錠 レキソタン1 昼リスパダール3 レキソタン1 不安時飲みたいとき10 2時レキソタン1 夏場だけです 毎年です  冷房をかけるといくぶん楽ですが首が痛くなるのでかけたくありません   あります でも飲みなさいと言われています 漢方薬をのんでいます 黄連解毒湯加甘草です  首の痛みで肩が痛いです マッサージに通っています
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。
重ねての質問になりますが、診断を教えていただけますか?
質問者: 返答済み 5 年 前.
統合失調症です  言い忘れました 夜はお酒を飲んでしまうので薬はありません
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
追加情報ありがとうございます。

診断が統合失調症なのであれば、レキソタンは減量または中止が可能だと考えます。
強い不安感や苛々があるのでもない限りは、そもそもレキソタンを統合失調症の患者様に処方する意義はありません。

レキソタンは「ベンゾジアゼピン系薬物」に分類されますが、「常用すると効果が薄れ、耐性がつきやすい。当初の服用量では効果がなくなり、次第に薬の量や種類が増えていく」ことが知られています。耐性や依存性と呼ばれる現象です。
こういった問題がある薬物を、診断や適応を考慮せずに、年単位で漫然と投与できるのは国際的に見ても日本だけです。
このことは、昨今、一般マスコミでも報道され、大きな社会的問題として認識されつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害:読売新聞】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=60619

よって、相談者様にとって百害あって一利無しのレキソタンは中止されてもよいくらいですが、(治療開始時から服用しているとしたら)既に29年間も服用されていますから、間違いなく依存が生じており、レキソタンの急激な中止によって強い離脱症状が現れる可能性があります。よって、レキソタンを減らすにしても止めるにしても、計画的に減量を行っていく必要性があります。

「ベンゾジアゼピン依存が生じたら、離脱するには、ベンゾジアゼピンを服用していたのと同じ期間を要する」というのが私の持論です。
相談者様の場合、さすがに29年間かけてレキソタンを止めるというわけにはいきませんが、
ゆっくりと、ゆっくりと、時間をかけてその変化を元に戻していく必要があるかもしれません。

相談者様がレキソタンを止めるには、レキソタンそのものをゆっくり減量していくか、デパスをまずはもっと止めやすい長時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬に置換してから減量するという方法をとる必要があります。

幸 いレキソタンには細粒がありますから、0.1mg刻み、あるいは0.05mg刻みの減量が可能です。少し減らして、離脱症状が起こらないことを確かめ、も しも離脱症状が起きたら一段階戻ってその量に脳を慣らしてまた減らし……という方法を続けることで、レキソタンを減らしていくことが可能です。

また、レキソタンを他の抗不安薬に置換する場合、広く用いられているのはジアゼパム(セルシン、ホリゾン)です。
6mg のレキソタン(1日3錠服用した場合。レキソタンは1錠に有効成分が2mg含まれます)と等価(同じだけの抗不安作用を有している量)のジアゼパムは約9.2mgになります。これもまた細粒を用いて、レキソタンを0.5mg刻み くらいでゆっ くりとジアゼパムに置き換え、然る後にジアゼパムを0.5mg単位で減量していくくらいが適切な減量幅かと存じます。

これらの方法をとるためには、レキソタンの剤形を錠剤から細粒にしたり、レキソタンを他の精神安定剤に置き換えるなど、主治医が処方箋上の操作を行う必要があります。
つまり、主治医の協力を得られなければ離脱症状を抑えながらの安全な減量は困難です。

主治医とよく相談されて、上述の2つの方法のいずれかで減量を行うことをお勧めいたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
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