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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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義理の弟が精神科に通っています。いわゆる最近よく聞く新型うつ病という感じで、好きなことは出来ますが、仕事が続かな

解決済みの質問:

義理の弟が精神科に通っています。 いわゆる最近よく聞く新型うつ病という感じで、好きなことは出来ますが、仕事が続かなかったり、 朝起きられないとのこと。朝ひどい汗等をか いて動かなくなるらしいのですが、普段はとても明るい子です。最近は夜眠れないとかで、でも、昼間はずっと寝ていたりします。 最初は自律神経失調症といわれていたらしいのですが。
その義理の弟の処方箋をみつけ、薬の多さにびっくりしました。 ソレントミン錠0.25mg1錠、メディピース錠0.5mg1錠、マイスリー錠5mg1錠、スルピリド錠50mg(TYK)2錠、トレドミン錠25mg3錠、トフラニール錠10mg3錠、パキシル錠20mg2錠、ドンペリン錠20mg2錠 1日、こんなに沢山の薬って普通の事なのでしょうか? これで何かわかるようでしたらご助言頂けないでしょうか。
そして、この薬がおかしかった場合、飲むのをすぐにやめてしまってよいものでしょうか。

そしてよい病院はどのように探したらよいものでしょうか。

 よろしくお願い致します。

投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

この処方が普通か、と聞かれますと、よく見かける処方である、と答えざるを得ません。
以下のような調査があります。日本のうつ病薬物療法では(でも)、不適切な治療を受けている患者様の方が多数派なのです。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】
http://118.82.92.190/blog/archives/2008/09/_10_3.html

うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。

お義弟様の場合、
スルピリド、トレドミン、トフラニール、パキシルと、抗うつ薬だけでも4種類服用されています。国際標準からすると常軌を逸している処方であると言ってよいでしょう。ドンペリドンは抗うつ薬の副作用(吐き気)止めですから、抗うつ薬を減らせれば止められます。
ソレントミンとマイスリーは睡眠薬、メディピースは精神安定剤で、これらは何とか許容範囲内、といったところでしょうか。

抗うつ薬は、確率は低いものの心臓への負担も含めた重篤な副作用が出現しうるお薬ですし、4剤も服用する必要がまるでありませんから、1剤に絞るべきです。
そもそもお義弟様の病状が薬物で良くなるものなのかどうかも慎重に検討されるべきでしょう。
向精神薬は一度開始してしまうと止めるのが難しい(離脱症状=禁断症状が出ることがあります)お薬ですから、自己減薬はお勧めできません。信頼できる精神科医にかかってその指導の下に減量を行うべきでしょう。

その信頼できる精神科医の探し方ですが、確立したものはありません。
このサイトでもしばしば相談を受けますが、「信頼できる精神科医」は、全体の2割もいない希少種で、これをみつけるのは容易ではありません。
比較的信頼性の高い方法は、地元の精神保健福祉センターで病院の情報を得られることでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
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