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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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43歳で東京に転勤となり、仕事の難しさから適応障害を発症。精神科に通う。同時に家庭不和(性格の不一致)から10年連れ

解決済みの質問:

43歳で東京に転勤となり、仕事の難しさから適応障害を発症。精神科に通う。同時に家庭不和( 性格の不一致)から10年連れ添った妻と離婚。うつ状態となり休職・精神科に入院。3か月で退院するも、仕事に行けず、人生に生きがいを見いだせず、何のために生きているのか、何のために働くのか、とばかり考え込み、希死念慮を強く持つ。
現在、休職して1年。精神科に通い続けるも症状はよくならず。人生もうおしまいにしたいとばかり考えている。生き生き仕事をしている人が妬ましく思われる。
こんな自分はどうしたらよいのでしょう。何か道はあるのでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

少し補足情報を下さい。
回答まで少しこの情報リクエストが続く場合がありますが、直接診察できない分、文字での情報が全てですのでお理解いただければと思います。

①うつ症状を呈したのは43歳のこの時が初めてですか?

②3ヶ月の入院中にうつ病は良くなったのでしょうか?

③希死念慮がありながらリワークプログラムを受けるというのは違和感を感じますが、相談者様の主治医は相談者様の病状をどのように理解しているのでしょう? 復職可能な状態だという判断なのでしょうか。

④現在の処方内容(お薬の名前とそれぞれの1日量)を教えて下さい。

⑤持病や常用薬があれば教えて下さい。

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

①この時が初めてです。

②完全にはよくなりませんでしたが、自宅療養という形にしました。

③「死ぬくらいなら会社を辞めたほうがいい」と言ってくれてますが、実際はなかなかそうもできません。先生の見方としては復職希望があれば復職可能の診断書は出せると思われているようですが、自分自身の中で、復職してもまた以前と同じようになるだけだという恐怖があり、復職に踏み切れません。仕事以前に人生に絶望してしまっている状況です。

④レメロン15㎎×3錠、サインバルタ20㎎×1錠、ジプレキサ10㎎×1錠、アモバン7.5㎎×1錠

  ロヒプノール2㎎×1錠、ネキシウム20㎎×1錠

⑤他に持病や常用薬はありません。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございました。

まず、うつ病患者様の75%は適切な治療を受けていないという事実をご認識ください。

【うつ病:適切な治療を受けているのは1/4(2006年 日本うつ病学会調べ)】

相談者様もまた、適切な治療を受けていない4分の3に含まれるようです。
うつ病の薬物療法の原点にして頂点は、1つの抗うつ薬による単剤治療です。
1つの抗うつ薬を最大耐用量か最大承認用量まで増量し、十分期間(4~6週間) をかけて有効性を評価し、もしも効果が無いようならその抗うつ薬を止め、その抗うつ薬とは異なる効き方をする別の抗うつ薬を十分用量・十分期間試みる…… というやり方で、それぞれの患者様と「相性」のよい抗うつ薬をみつけるべきなのです。

相談者様はレメロンを最大用量まで用いられています。これで効果が十分でないのであれば他剤に置換すべきです。
異なる作用機序をもつサインバルタが用いられていますが、最低用量である20mgしか用いられていません。あるいは置換の途上という可能性もありますが、十分量だが有効性が不十分なレメロンと、用量が不十分なサインバルタの2剤併用はあまり感心できる処方ではありません。
さらにジプレキサの使用方法も問題です。このお薬は統合失調症のお薬であって、うつ病に対する効果が確認されていません。欧米で、プロザック(フルオキセチン)という抗うつ薬との合剤が難治性うつ病の治療薬として承認されていますが、抗うつ薬を十分に使いきっていない現状での使用は正当化されるものではないでしょう。

相談者様が良くならないのは、適切な治療を受けていないからでしょう。
適切な治療を行える精神科医療機関は限られていますが、少なくとも現在よりは適切な薬物療法を行える病院を探されて転院されるべきです(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介はしておりません。ご了承ください)。

また、休職が長くなっていますから、薬物療法だけではなく、心理療法的なアプローチにも重きをおくべきです。
現在、うつ病に対する「認知療法」の有効性が知られるようになっており、保険適用もされるようになっています。

【認知療法】
http://jact.umin.jp/manual.shtml

薬物療法だけではなく、「
人生もうおしまいにしたいとばかり考えている。生き生き仕事をしている人が妬ましく思われる」といった認知の歪みをほせいするためには、このような治療が有用になるでしょう。

休職して1年。精神科に通い続けるも症状はよくならず」とのことですが、少しきつい言い方をするならば、10年通ったとしても適切な治療を受けられていないのであればうつ病は良くなりません。
まずは、非常に貴重な、うつ病の名医を探されるべきかと存じます。「人生もうおしまいに」さするのは、この世でベストの治療を受けられてからでも遅くはないでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

ご回答ありがとうございます。

現在、東京から群馬の片田舎に引っ越してきていて、通える精神科は数えるほどしかありません。名医と言えるお医者さんはどのように見分ければよいでしょうか。認知行動療法はリワークプログラムと同時に10回ほど受けました。しかし自分の考えが変わるほどの効果はありませんでした。

もともと性格的に気が小さく、人付き合いが苦手で親しく相談できる相手もなく、離婚してからますますその傾向が強くなりうつ状態となりました。自分のだめさ加減に落ち込み、将来の夢も希望もないと悲観して、人生おしまいにしたいと切羽詰っています。そんな状態でも前向きになれる方法があるのでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。

> そんな状態でも前向きになれる方法があるのでしょうか。
ありません。ですから、まず「そんな状態」を脱する必要があります。

> 認知行動療法はリワークプログラムと同時に10回ほど受けました。
精神状態が悪い時には10セッションでは十分ではなかった可能性が高いでしょう。もともとの性格が「気が小さく、人付き合いが苦手」ということならば尚のこと、です。
薬物療法で底上げできる部分は底上げする必要はあるでしょう。

> 名医と言えるお医者さんはどのように見分ければよいでしょうか。
そういう方法があるといいのですが、「見分け」は付けがたいでしょう。
相性もありますし、実際に受診してみなければ腕の良し悪しはわかりません。
混み具合や評判も実はあまり当てになりません。患者様はなぜか、主治医を過大評価したり、精神科の場合は人柄を実力と混同する傾向があるからです。
前回の回答のリンク先に記載があった、「適切な薬物療法の6条件」と念頭に入れられて実際に受診をされ、この適切な薬物療法が行われているかどうかを念頭に医師の実力を見極めて、駄目なようであれば3ヶ月で他の病院に変わる、という方法が結局効率的です。

 (1) 標準治療を知っている

 (2) 副作用とその対策を熟知

 (3) 薬の種類を減らそうとする

 (4) 複数の薬を使う際,納得できる説明ができる

 (5) 薬の少量投与(ちょこ出し)をしない

 (6) 薬の飲み心地をいつも聞く
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